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ETF、eワラント、株のように自由に売買できるビットコイン連動商品は買いか?

2021.07.12

ETF

ビットコインに直接投資するのはリスクが高すぎる──そんな投資家のニーズに応えて生み出されたのがビットコイン投資信託だ。今年2月には世界初のビットコインETF(上場投信)も登場。投資ハードルは格段に下がってきた。

「株式」のように売買できて税率も最大35%減!?

 暗号資産は異常に価格変動率の高い金融商品だ。日に20%近く騰落することも珍しくないため、リスクが高すぎて手が出ないという人も多いだろう。

 そこで近年人気を博してきたのが、ビットコインで運用する投資信託だ。代表格は米資産運用会社グレースケールが運用するビットコインファンド(GBTC)で、直近では同社の運用資産が5兆円を突破した。機関投資家向け商品で個人は購入できないが、GBTCの価格は相場の先行きを占う材料としてウオッチする投資家が多い。

 一方、急激に運用資産を増やしているのが、2月にカナダで上場を果たした世界初のビットコインETFの「パーパス・ビットコインETF(BTCC)」だ。上場2か月で資産は10億ドルを突破。個人の買いに加えて、GBTCから機関投資家が乗り換えているため、さらなる値上がりが期待できそうだとの見方もある。

 いずれも国外の話題だが、国内でいえばeワラント証券株式会社がビットコイン先物価格に連動する「ビットコインレバレッジトラッカー」という商品を今年2月から扱っている。ビットコイン先物価格の値上がり率に対して5倍のリターンが見込めるコールタイプ、値下がり率の3倍のリターンが見込めるプットタイプの2種類が主軸商品だ。

 そのメリットは申告分離課税の適用を受けられる点だ。日本では暗号資産の運用益は雑所得扱いで最高税率は55%になるが、レバレッジトラッカーは暗号資産をベースにした金融商品であるため、株式投資などと同じように税率は20%。SBI証券などでも売買できる。

株と同じように売買できてビットコイン投資が可能なETF

株と同じように売買できてビットコイン投資が可能なETF

ETFとは証券取引所に上場している投資信託のこと。株とほとんど同じように売買できることが特徴。2月に世界初のビットコインETFが上場しており、今後その数を増やしそうだ。

eワラントは「原資産」の値動きを元にして価格が上下する〝金融派生商品〟

eワラントは「原資産」の値動きを元にして価格が上下する〝金融派生商品〟

eワラントは「原資産」が上がると上昇するコール型、下がると上昇するプット型がある。「ビットコインレバレッジトラッカー」はドル建てビットコイン先物に連動。

ビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」ってどんな人?

 暗号資産の元祖であるビットコインの生みの親とされるサトシ・ナカモト。日本人風の名前だが、その正体はいまだベールに包まれている。わかっていることは、暗号技術に精通する人物で、かつ今や〝兆〟がつくほどの資産家であることだ。

 2008年にビットコインに関する論文を発表し始めたナカモト氏は、09年からマイニング(※)用のソフトを稼働。ナカモト氏のものとされるウォレットには100万BTC(約6兆円相当)が今も残っている。全く資金移動が見られないため死亡説も浮上しているが、過去には日本の数学者・望月新一氏やファイル共有ソフト「Winny」の開発者である故・金子勇氏などが「サトシ・ナカモトの正体では?」と疑われた。

ナカモト氏論文

metzdowd.comという暗号理論に関するメーリングリストにナカモト氏が投稿した、ビットコインについての論文。

※暗号資産の送付処理などを他人に代わって行なうことで、報酬としてその暗号資産を少量付与されること。付与分は新たに生成されるので「マイニング(採掘)」と例えられる。

取材・文/向井翔太

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