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米国で受注を開始したキャデラック初のラグジュアリーEV「リリック」

2021.05.23

先進的なバーチャル車両試験と検証によりキャデラック「リリック」の開発を加速

ゼネラルモーターズ(GM)の「アルティウム」プラットフォームを搭載し、4月22日、米国での受注開始を発表したキャデラック「リリック(LYRIQ)」。

キャデラックは「リリック」を、ブランドの新しい電気自動車(EV)時代の幕開けとしてだけではなく、GMのグローバル製品開発プロセスの根本的な改革を象徴するモデルと位置付けている。そのキャデラック初の電動SUVは、バーチャルでの車両試験と検証によって開発スケジュールが前倒しになり、予定よりも9カ月早く公開することができるようになった。

最新テクノロジーに優美なクラフトマンシップ、そして細部に至るまで緻密なデザインを兼ね備えた「リリック」は、ラグジュアリーEVの新たなスタンダードとなるとともに、GMの「無事故、ゼロエミッション、混雑ゼロ」というビジョンを実現するための中心的な役割を果たすという。

GMは現在、最先端のバーチャル開発ツールを革新的に活用することで、グローバル製品開発プロセスの発展に取り組んでおり、開発期間の短縮はその成果といえるだろう。

「リリック」によって証明されたとおり、バーチャルによる設計・開発・検証(VDDV)プロセスは、GMの車両開発プログラムの効率全般に大きな影響を与えるという。開発プロセスの早い段階でこのツールを導入することにより、チームはデジタル環境の中だけで車両の設計、品質、性能を最適化することが可能になり、GMは年間15億ドルのコスト削減と製品開発サイクルを大幅に短縮することができるのだ。

このバーチャル設計・開発・検証プロセスは、GMのEV戦略の中核となる「アルティウム」プラットフォームを組み合わせることで、さらに成果が高まる。「アルティウム」はモジュール式なので、一つの車両モデルから別モデルへ簡単に適応させることが可能。あるプログラムから得た情報をEVポートフォリオの他のプログラム開発の促進に生かすことができるのだという。

「リリック」のプログラムでは、広範なバーチャル車両開発と検証の直接的成果として、以下の要素が改善された。

●低温および高温環境において、すべての乗員が快適に過ごせる車内環境の実現
●航続距離(※1)と走行性能を最大化するための先進的なエアロダイナミクス
●より快適なドライブを実現する流体音響解析(エアロアクースティクス)とアクティ●ブロードノイズキャンセレーション
●安心して運転できるドライバー支援機能とアクティブセーフティ機能(※2)
●さまざまな衝突シーンでの「アルティウム」バッテリーの保護

※1 フル充電で約300マイル以上。GMのテストに基づく。 EPAの公式推定値は未発表です。実際の航続距離は気温、地形、バッテリーの経年劣化、車両の積載量や使用状況、メンテナンス方法などいくつかの要因により異なる場合があります。

※2 安全機能や運転支援機能は、車両を安全に運転するというドライバーの責任に代わるものではありません。ドライバーは、常に交通状況、周囲の状況、路面状況に注意を払う必要があります。視界、天候、路面状況が各機能の性能に影響を与える可能性があります。より詳細な機能制限や情報については、車両の取扱説明書をお読みください。

GMのバーチャル設計・開発・検証のエグゼクティブディレクターであるマイク・アンダーソン氏は、「GMは、100年以上にわたって優れた製品を開発してきましたが、バーチャルエンジニアリングにより、従来の車両試験では見つからなかった設計の側面を可視化できるようになりました。

これは、バーチャルエンジニアリングならではの特性のひとつであり、我々はそれを活用することで、『キャデラック リリック』のような未来のモビリティモデルを創造・開発しました。この新しいアプローチにより、プロトタイプの開発に費やす高額な費用を大幅に削減するという当初の目標を達成したのは間違いありません。しかし、それ以上に重要なのは、これまでになくプロセスを早く進めながら、同時に最初の量産車の製造段階でより品質を向上させることができたことです」と説明。

フューチャーモビリティに対応する複雑なモデルを革新的に開発する場合、製造、顧客の利用ニーズ、物理特性、さらには設計プロセス自体の変化が長期にわたる課題となるが、「リリック」開発チームは、バーチャルの開発を通じて何千もの設計を複数のシナリオでテストし、さまざまなバリエーションに対応することを可能とした。その結果、最適化された一つの設計で、最初の走行可能な「リリック」のプロトタイプを製造することができたのだという。

「リリック」チーフエンジニアのジェイミー・ブルーア氏は、「現在は開発の次のフェーズに入ったところで、量産テスト車の初期の品質は、私が今まで見た中で最高レベルのものです。テスト走行では、開発段階にある車両ですが、その乗り心地、ハンドリング、および全体的なパフォーマンスに感銘を受けました」と述べている。

開発スケジュールの前倒しにより「リリック」は2022年の第1四半期に生産を開始する予定だという。

米国での「リリック」の受注予約は2021年9月からスタートし、2022年前半からの販売となる。

関連情報:https://www.cadillac.com

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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