人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

デジマ女子が解説!企業が動画を活用するための3つの鉄則

2021.05.27

コロナ禍で加速したデジタル化。特に「動画」はマーケティングや顧客コミュニケーションツールの重要な一つとなっている。各社で動画活用が進む中、効果的な活用ノウハウを身につけたいものだ。

そこで今回は、デジタルマーケティングの知識と実務経験が豊富なプロフェッショナル集団「デジマ女子®」の女性担当者に、動画活用のポイントを聞いた。

動画活用アンケート調査結果

コロナ禍を契機に、多くの企業が動画に着目しているようだ。

Jストリームが、2021年3月、コロナ環境下での動画の活用について企業担当者にアンケートを実施した。

対象者は、自身の業務で動画活用施策を企画・運営したと回答した、全国20代-60代の会社経営者、役員、及び会社員、1,770人。そのうち、コロナ環境下の、この1年で動画活用施策を導入したと回答した人1,586人と、約8割に上った。

この1年で取り入れた動画活用の施策を尋ねたところ、社内向けの「教育・研修」が最も多く43.3%。次いで「業務マニュアル」(32.5%)や「トップのメッセージ」(30.5%)が続き、社外向けでは「会社説明」(29.5%)、「商品説明・デモ動画・実演販売」(27.8%)が多くを占めた。

そして動画活用施策の導入は新型コロナ対策に有効だったかと尋ねたところ、9割近くがコロナ対策としての有効を実感している。

動画は、社内外の業務に有効に役立てられていることがわかる。

動画活用は実際、増えた?

実際、マーケティングの現場では動画活用は増えているのだろうか?

今回は、コクー株式会社が展開する、デジタルマーケティングやインターネット広告運用をサポートする「デジマ女子」の一メンバーである、長島祥子氏にインタビューを行った。

「デジマ女子」はデジタルマーケティングの知識と実務経験が豊富なプロフェッショナル集団で、Web広告の運用、Webサイトの改善提案、マーケティングオートメーションの運用など、企業のマーケティングのデジタル化を支援している。

コロナ禍を受け、デジマ女子にもご相談件数は増えたのだろうか?

【取材協力】

長島祥子(ながしまさちこ)氏
コクー株式会社 デジタルマーケティング事業部
2019年 武蔵野音楽大学を卒業。音楽教育ベンチャー入社しピアノのレッスン講師や動画編集を担当する傍ら、グループ会社が運営する学習塾の教室長も務める。2021年、コクー株式会社に入社。アライアンス提携している株式会社シーズ・リンク;リクリンクの動画編集や社内DX化に従事。
https://digima.cocoo.co.jp

「増えました。社外だけでなく、社内からも動画活用の問い合わせが多くなりました。

例えば、社員研修に動画を活用する案件です。弊社は通年採用なので、同じ研修やオリエンテーションが毎月実施されています。その研修は、従来、対面式で行っていましたが、どんどん動画へ移行されてきています」

まずは『自社の小さな課題解決』に導入を

コロナ禍で、初めて動画に着手した企業は、いまだに動画活用方法がわからなかったり、迷いがあったりする人は多いと思われる。動画はどんなことに活用するのがおすすめだろうか。長島氏は次のようにアドバイスする。

「実際にご依頼いただく用途は、自社商品やサービスの紹介、営業素材、製品マニュアル、採用活動、社内教育など多岐に渡ります。どれも活用方法としてはおすすめできるのですが、最近はリード(見込み顧客)獲得を目的とした、セミナーの見逃し配信や社内研修動画の作成依頼が多いです。

動画の視聴・投稿が文化として身近になった今では、企業の動画活用においても、“身近な業務に低コストで導入する”流れが来ているように思います。

いきなり大々的に広告動画等に着手するのではなく、まずは社内の業務効率化に低リスク・低コストで動画を導入することで、会社としての動画活用イメージを社員が持ちやすくなるという副次的な効果もあるようです。運用における高度な知識・技術を必要とせずに導入できることもメリットです。

動画活用を大きな施策ととらえ過ぎず、まずは『自社の小さな課題解決』に導入することが、これから動画施策を検討する企業様にはおすすめです。社内に動画活用の実績を一つでも作ることで、さまざまな展開アイディアが生まれる土壌ができるはずです」

動画活用のポイント3つ

続いて、企業が動画を活用する際のポイントを3つ挙げてもらった。

1.動画は、随時更新していくものと考える

「動画活用を考える際、『せっかく撮影したものだから一生使いたい』という感覚でいると、プロジェクトの進行はスピードを失います。確かに、繰り返し素材が使えることは動画活用のメリットの一つですが、その動画活用の業務内でPDCAを回すことも重要です。公開後のユーザーの反応を分析し、動画素材とその見せ方を更新し続けることが、動画の効果を高めることにつながります」

2.ユーザー目線で動画の内容を考える

「動画メディアにあふれた時代ですから、動画に対してユーザーの目は肥えていると言えます。企業が伝えたいことを動画にしただけでは、ユーザーに積極的に好まれるものにはなりにくい、ということでもあるでしょう。企業が動画に付加価値をつけるなら『ユーザーが得をする情報』が最も実現性が高く、お手軽です。

伝えたい情報を、いかにターゲットに合ったものに絞ってビジュアライズするか。ここにCV(コンバージョン)をはじめとしたユーザーのアクション喚起の肝があります」

3.動画は「体験」であると捉える

「動画活用の主な目的は、情報の伝達に留まりません。テキストや写真で実現できるものならば、わざわざ動画で行う必要はないでしょう。

『動画という形式だからこそ訴求できるもの』という視点で自社のコンテンツを見つめ、視聴体験の中でユーザーの心を動かすプロジェクトにすることが大切です。良い人、良いものと出会ったときのような、ちょっと心が躍る体験を演出できるのが、動画の強みだと考えています」

今回の話にも出たが、ユーザーは動画慣れしているところがある。そんな目の肥えたユーザーを思い、いかに動画コンテンツを作るかがポイントになりそうだ。ぜひヒントにしたい。

取材・文/石原亜香利

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年6月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「スマホシアタースタンド」! 特集は「理想のワーケーション」、「eスポーツギア」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。