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【ゴン川野のPC Audio Lab】数百円で確実に音質向上効果が狙える「オペアンプ交換」(2013.11.02)

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【ゴン川野のPC Audio Lab】数百円で確実に音質向上効果が狙えるオペアンプ交換とは

アナログレコードの時代、オーディオを楽しむにはアナログプレーヤー、プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーが必要だった。プリアンプの役目はアナログプレーヤーのカートリッジが拾った信号を増幅してパワーアンプに受け渡すことだ。さらにFMチューナーやカセットデッキなど複数の機器を接続して切り替えたり、録音したり、さらにラウドネスやトーンコントロールなどの音質調整機能が装備されていた。ところがCDプレーヤーの時代になると、信号はラインレベルまで増幅済みとなり、プリアンプの役割は音質とボリューム調整ぐらいになってきた。PC AudioではPCの音楽再生アプリにボリューム機能があり、USB/DACにも電子ボリュームを搭載したモデルが増えてきた。これによりプリアンプレスが一般的になり、最もシンプルなシステムはPC、USB/DAC、アクティブスピーカーで構成できる。またはPC、USB/DAC内蔵プリメインアンプ、スピーカーでもいい。

それではCDプレーヤーやUSB/DACはどのようして、ラインレベルの信号を作り出しているのか。コンポにラインアンプを内蔵して、そこで増幅しているのだ。ラインアンプには通常オペアンプが使われている。オペアンプはワンチップでステレオ信号の増幅や、電流から電圧への変換、フィルターなどに使える便利なチップであり、国産から海外製コンポにまで広く使われている。現在、オペアンプを作るメーカーは世界中に数社しかないが、その種類は膨大であり、どのオペアンプを選ぶかによって、そのコンポの音色は大きく変わってくる。例えば国産の場合、ONKYOは日本製のJRCのオペアンプを採用している。DENONはPHILIPSからバーブラウンへ、PIONEERはJRC、SONYはテキサスインストゥルメンツを使っていた、KENWOODもJRCである。

今回はオペアンプの交換でどれぐらい音に違いが出るのかを検証したい。試聴に使うのは中華DAC『DAC-X9』である。このUSB/DACは増幅部のバランスとアンバランスで別の種類のオペアンプを使っており、さらにオペアンプがハンダ付けではなく、ソケットというアダプター経由で差し込まれているだけなので、簡単に抜き差しできる。もし現在使用中のCDプレーヤーやUSB/DAC、プリメインアンプのフタを開けてみてソケットでオペアンプが装着されていれば、オペアンプ交換で音質向上が狙える。ただし、交換したらメーカー保証対象外であり、手順を間違えると最悪、コンポ自体が壊れることもある。ハイリスク、ハイリターンなカスタムである。自信がない人は最初からオペアンプ交換可能なことをうたっているUSB/DACを購入することをオススメする。例えば、ASUS『Xonar Essencs STU』なのである。また、多くのポータブルヘッドフォンアンプはソケット式を採用しているので、Webで検索すれば「交換してみた」というレポートを簡単に見つけられるだろう。どんなオペアンプと交換するかが最大の問題だが、これもWebで検索して評価の高いものを探し出すしかない。それでは実際にオペアンプを交換するときの注意事項を箇条書きにしてみよう。

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