人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

外呑みもしばらく自粛!哀しき家呑みジジイの創意工夫論

2021.05.19

色もグラスも薄サワーを擬すの策

 女って変なとこ勘がいいから、ウイスキーとか割らないで呑むと、色の濃いことに気付いて、

「ちょっと濃くして呑んでない?」

 ってチェックが入るのだ。

「いやいやそんなことないよ~」

 なんてペコペコしながらごまかすこともできるかもしれない。しかし、できれば家庭内でのそういう軋轢は少しでも避けたい。そもそもペコペコしながら呑んでも酒はうまくない! まぁそれ以前に日常からペコペコしてはいるんだけどさァ。

 だけど無色透明ならば、色がまったくないので、

「もしや濃くして呑んでるんじゃないの?」

 という発想自体が沸かない。

 さらに! ここからがワタシのアイデアなんですが、そんな無色透明な酒に、極々ほんのちょっとコーディアルライムジュースを入れて、あえて薄い緑色にする。

 どうも緑みたいな色がついてる酒は、甘くて薄いお酒なんじゃないか? というイメージがあるので、そのイメージを逆手にとるのだ。

 さらにそこに、ちょこっとだけ氷と、最低限の泡が立つ程度の少量の炭酸を入れる。

 もちろんそうとう濃い。アルコール度数でいえば30パーセントはあるだろう。普通そういう濃い酒は、ロックグラスで呑むもんだが、それをサワーとか呑むようなタンブラーに並々作る!!

 中に入ってる酒は同じでも、ロックグラスに入れると濃そうなイメージが沸くが、でかいタンブラーに並々入れると、まさかこれが濃い酒だなんてことは思わなくなっちゃうモノなのだ!

 そして色は薄緑色。これはもうチェーン系の居酒屋で出てくる薄い薄い、ジュースのようなライムサワーにしか見えない!

 濃いわ、量は多いは、もうワタシのような下々の人間には、こんなありがたい酒ありませんよ。

 これを2杯呑む。それだけで結構いい感じにはなれます! もし、日夜ワタシのように酒に対して厳しいチェックがはいるような人は、ぜひお試しください。

 あ、ジンやウォッカの置き場所ですが、冷凍庫の一番奥でキンキンに冷やしているので、冷たいのを触るのが嫌いな女房は、日々オレがどのくらい呑んでるか、まったく見もしない好都合な状況になっております。

 それにしても、こんな逃亡者みたいな呑み方の時代がやってくるとはなァ…。藤子・F・不二雄先生の描く未来にはまったく描かれてなかったなァ……。

文/カーツさとう

コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年7月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「LEDリングライトPREMIUM」! 特集は「今、読むべき 観るべきマンガとアニメ」、「2021上半期ヒット商品大検証」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。