小学館DIME編集部と書店を全国展開する丸善ジュンク堂書店、そしてAIやセキュリティーシステム、クラウドサービスを手がけるセキュアによる3社合同ビッグプロジェクト「DIME LOUNGE STORE」がいよいよ始動した。
「DIME LOUNGE STORE」
(「SECURE AI STORE LAB」内)
[住所]東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビルB1F
[営業時間]平日10:00~19:00 [定休日]水曜日、土曜日、日曜日、祝日
ついにオープンした未来型AI無人店舗「DIME LOUNGE STORE」。
DIMEオリジナル商品を展示し、直接触れられるだけでなく、未来の買い物を体験できる場でもある。
「商品は重量センサーと画像解析で、棚に並ぶ個数を解析しています。商品の補充タイミングもポップアップやメールで通知されます」(セキュア取締役・平本洋輔氏)
ショップ内は、数多くのカメラやセンサーが設置されており、無人化を強力にバックアップ。来店者の行動を捉え、手に取った商品や、棚に戻した商品などを把握し、これをもとに決済を行なうほか、行動履歴をもとにした分析も可能だ。DIMEとしても、そういったデータを今後のオリジナル商品の開発にも生かしていきたいと考えている。
また、これらツールと独自のソフトウエアで在庫数の可視化と棚卸しコストも削減。これは将来の人手不足へのソリューションとしても有益といえるだろう。
「近年、書店でもDXが求められています。従来だと手には入らなかった行動データを分析することで、お客様のニーズに寄り添った新たなサービスが展開できると考えています」(丸善ジュンク堂書店 経営企画部・工藤淳也氏)
今後、店舗は商品を売る場所から、体験を売る場所へとシフトしていくことになるだろう。しかし、最新技術の導⼊にはまだ課題が多いという現実もある。そういう意味では、「DIME LOUNGE STORE」はAIやIoTなどの新たな技術を活用し、新しいUXを試す場でもあるのだ。
ちょっと立ち寄ってみようかなと思ったビジネスパーソンの皆様、店内には誰もおりませんが、無人というニューノーマルのおもてなしをぜひ体験ください!
20種類以上のオリジナル商品を販売!
商品に合わせたサイネージを表示
これが未来のおもてなし!?DXを生かした新たなサービスを体験できます!
【STEP1】入り口の認証機で顔情報を登録
店舗に初めて入店する際に、入り口の認証機で、ユーザー情報とともに顔情報を登録。クレジットカードの事前登録も済ませておけば、決済も手ぶらでOK。
【STEP2】入店ゲートのカメラで顔認証
●マスクを着けたままでも認証します!
一度登録しておけば、入店ゲートのカメラで顔認証するだけで入店できる。認証は一瞬で済み、マスクを着けたままでも認識する。
【STEP3】気になっていた、あの商品を実際に手に取って確認できる!
棚から商品を手に取ると、センサーで手に取ったことを判断。棚の上部のディスプレイに、その商品に関する情報をリアルタイムで表示。
●商品詳細はモニターでチェック可能!
【STEP4】そのまま退店するだけで自動決済!
商品を持ったまま退店ゲートに進むと顔認証で、購入画面が表示される。タッチで内容を確認して決済すれば買い物終了。
DIME最新号も買えます!
店内にはDIMEの最新号も用意されており、手に取ると、雑誌の内容の一部がディスプレイに表示される。
感染対策や在庫管理もバッチリ!
ショップ内は無人でも、カメラとセンサーが常に状況を把握。在庫数や不正侵入や長時間滞在などもAIが検知している。密にならないよう人数も把握している。
販売商品は1〜2か月で入れ替え予定!次の商品もお楽しみに!
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取材・文/堀田成敏
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