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テレワークで子どもと過ごす時間が増えたパパママ必読!専門家に聞く子どもとの対話で気をつけたい3つのこと

2021.05.16

小学校1-3年の子どもがいる家庭では、コロナ禍の外出自粛やテレワークで、普段よりも接する時間が長くなっているかもしれない。

低学年の子どもは大人と子どもの中間であり、どのように対話すべきか迷うことも多い。そこで親に向け、子ども子育て教育研究所の代表、「まっちゃん」こと松永高弘氏にアドバイスをもらった。

我が子と話すときの基本の心構え

小学校低学年の我が子とは、どのような対話を心がけると良いだろうか。まずは基本的な心構えやベースとなることを聞いた。

【取材協力】

松永高弘氏
一般社団法人子ども子育て・教育研究所(クペリ)の代表。中学高校教員、幼稚園園長の長年の経験をもとに子育て相談、研修や講演を実施。学校や園の教育サポートも行う。「まっちゃん」の愛称で親しまれている。
https://cperi.net/

「子どもであろうと大人であろうと、対話の基本は、まずは『聞くこと』、『相手の話に耳を傾けること』です。話す量と聞く量は反比例するようです。こちらが一方的に話すと相手は話さなくなります。こちらが聞き手に回ると話すようになります。特に、子どもは自分の思いや体験を伝えたいのです。大好きなお母さんやお父さんには特にそうです。もし『うちの子は幼児期から(あるいは小学校から)あんまり話さないわ』ということがあれば、それはお子様の話の聞き方や受け止め方に問題があると考えてください。とにかく、口を差し挟まずに耳を傾けましょう」

子どもとの対話で気を付けたい3つのこと

具体的にはどんな内容を話せば良いのか。また子どもの話にはどのような言葉を返せばよいのか。松永氏は次の3つのことに気を付けることを勧める。

1.否定しない

「子どもの話の内容に対して『それはおかしい』『それはまちがっている』といった否定はやめるようにしましょう。すると、子どもは『親と話したくない』と感じていきます。もし明らかにまちがっていると感じたら、子どもの話を聞き終わった後に、『それって○○じゃないの?』『お父さんは△△と思ったけど』と改めて確認するようにするとよいでしょう」

2.指示命令や説教をしない

「子どもの話を聞きながら、『それはこういうものなの』『こうしておけばいいの』と親の考えや価値観を押し付けてしまうと、子どもは『親に言っても駄目だ』と諦めるようになってしまいます。指示命令や説教をしないようにしましょう」

3.共感や理解を伝える

「『そうなの、それは楽しかったね』『お母さんも見たかったわ』と子どもの会話の中に込められた思いや気持ちを認め、子どもが“共感してくれている”と感じるように話すことが大切です。子どもは、心地よくなり、もっと話したいという気持ちになるでしょう」

忙しくて話を聞けない場合は?

「そうは言っても、日々の慌ただしい時間の中で、心にゆとりを持って、ゆったりと子どもに向き合ってはいられないのが現状でしょう」と松永氏。そこで、松永氏は次のことを提案する。

「私は1日5分間の『〇〇ちゃん(くん)タイム』を持つよう推奨しています。例えば、8時30分から5分間は、我が子とお母さんやお父さんとの2人だけの時間にします。その日のお話を聞いてもいいですし、絵本を読んでも、抱っこをしてもいいです。それは子どもの要望に委ねます。忙しくて話が聞けなくても、『〇〇ちゃん(くん)タイム』が毎日あることで親子がゆったり向き合い、心落ち着く時間を過ごせます。対話は、心と心のつながりでもあります。1日に必ずその時間を親子で持つよう心がけてください」

子どもと一緒の時間が増えた…どう接すればいい?

コロナ禍で子どもと一緒の時間が増えた中、子どもとどう接すべきか戸惑っている親もいるかもしれない。松永氏にアドバイスをもらった。

「ご家庭でお子様との時間が増えたという方のうち、家事育児でたいへんなのにますますたいへん。思うようにならず、イライラが募りストレスを抱えてしまって…、という方は、これまでの家の状態やご自身の生活パターンの中に子どもとの新たな時間を当てはめようとするために無理が生じているのです。このような場合は、まったく新たな生活だと切り替えることが大事です。基本は子どもに合わせることです。

おうちで何をしよう、どう時間を使おうなどとむずかしく考えすぎると疲れてしまいます。のんびり、ゆったりとした子どもの遊びの時間や感覚を優先し、それにできるだけ応じることです。絵本を読んだり、会話をしたり、玩具で一緒に遊んだり。ゲームも時間を決めて一緒にするなど、スマホやゲームに子守をさせるのではなく、子どもの遊びを一緒に楽しむという姿勢が大切です。その中で『こうしたら?』『これはどう?』と、親自身の感覚や感性、価値観を投げかける場面も出てくるでしょう。

そして、その際に大事なことは、家事の手を抜くことです。ちらかっていても気にしない、1日の終わりに適度な片付けで妥協することです。食事も子どもと一緒に作るなど無理をしないことです。これまでの感覚や水準を捨てること、それがストレスを軽減させます。今は、家事よりも育児と割り切ることです。パーフェクトはありません。それが、新生活を親子で充実させていく秘訣だと思います。無理のない自然体でないと必ずしわ寄せが生じますからね」

コロナ禍という特殊な状況の中では無理をせず、まったく新しい生活ととらえるのが良いようだ。その中で、子どもとの対話方法を試していき、心地よいと感じるところが見つけられれば、今の状況も良い方向に転じることができるだろう。

取材・文/石原亜香利

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