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もう一度、風になりたい!ライダー復帰宣言に応えてくれるトライアンフのビッグバイク「ストリート・ツイン」

2021.05.13

そんな希望を、英国の名門、トライアンフの「ストリート・ツイン」が肩肘張らずに叶えてくれる

若き頃、大型バイクに跨がり「日本の道は俺のもの」などと、うそぶきながら多少の勘違いと共に走り回っていた。ところが、気が付くと、体も心もすっかりと軟弱になり、4輪と共にぬくぬくとした生活を送っていた。そんな時に神奈川県の大磯で年に一度開催される輸入バイクの「JAIA(日本自動車輸入組合)の2輪試乗会」に参加した。実はこれが悪魔のささやきの始まりである。

もう一度乗りたい! おまけに寒風は去り、周囲には爽やかな風が吹き抜けるようになっている。そこで魅力溢れる輸入バイクに跨がれば、リターンライダーを決意してもまったく不思議ではない。ハーレーにBMWにドゥカティにKTMにモト・グッツィにと、とにかく若き頃に憧れていたバイクがズラリと並んでいるからたまらなくなる。

しかし、少しだけ冷静に考えると、すでに何年もバイクを走らせたことがない。いやホンダのハンターカブには乗ってずいぶんと楽しい思いをした。確かにリターンライダー宣言する気持ちだけは高まるのだが、どうしても気にかかる“スキルの低下”。そこで「取りあえずは小さいバイクで」となって、スーパーカブなどに乗ってみるのだが、やはり輸入ビッグバイクとは訳が違うのである。過去の“ナナハンライダーとしてのプライド”が頭をもたげてくるから、実にやっかいなのだ。

そこで輸入車試乗会での腕試しで“まだまだいけること”を確認する。そんなときに最優先するのは「足がちゃんと着くこと」である。バイクはクルマとは違い、油断や無理をすると転ぶのである。だからこそ、取りあえず足が着くバイクを探す。サイドスタンドを立てたままで次から次へと跨がってみる。「これならいけそう」と思ったバイクを走らせるわけである。これならば、ライダーとしてもっとも恥ずかしいと言われる“立ちゴケ”のリスクもかなり減る。安心できるバイクで少しばかり2輪感覚に慣れることが、リターンライダーへの道を切り開いてくれると同時に“男の自信”が蘇るから不思議である。

そんな試行錯誤を経て、もっとも乗りやすかったのが英国の名門、トライアンフの「ストリート・ツイン」だった。

独特の鼓動感に魅了される

ビックバイクのゆとりある走りは、結局のところ横風の強く、ハイウエー走行による活動範囲も広がることで、疲労感は少なくなる。リターン派に取ってみれば「なるべく気軽に乗りやすい愛機選び」には、ぴったりの存在と言える。

おまけにトライアンフといえば現存する最古のオートバイメーカーとして長い歴史を持つ英国のメーカーであり、十分に見栄も張れる。そのラインアップの中で代表的なモデルとして人気を誇るのがクラシックカスタムバイクの「ストリート・ツイン」。古くから作り続けられ、多くに人たちに愛されてきた“バーチカルツイン”と呼ばれる直立2気筒エンジンと、伝統的なスタイル。この佇まいを見ただけでもリターンライダーはときめくものがある。

実際に跨がってみるとボディはスリムでシートポジションも低く、実に足つきがよく、安心できる。信号待ちでは右足が地面、左足はステップに乗せたまま、ふらつくことなくライディングが決まる。車重198kg、シート高765mmとビッグバイクとしては軽く、そして低いことが安心へと繋がるのである。

こうなると俄然、やる気が出てくるから現金なもの。大排気量の2気筒エンジンが発する特有の振動とエンジン音を伴って走る魅力を楽しめる様になっていく。信号待ちでアクセルを1回煽ってみると、ドッドッドッドッっと、まさに心臓の鼓動のようにエンジンは軽やかに回転を上昇させていく。

なんとも言えないこのエンジンのパルス感の普遍性が、今も多くの人々に愛されているトライアンフの根幹にある世界観だ。この感覚は国産のカワサキW1やヤマハXS650など、バーチカルツインエンジンの魅力的なバイクを知っているなら、十分に理解できるはずだ。

普段着の気軽さでリターンがよりたやすくなる

そしてもう一点、ビンテージ感を演出したデザインは「モダンクラシカル」と呼ばれるカテゴリーに入るもの。上から下までレザーで固めたライダー・ファッションでなくても許される普段着感覚のファッション性を持っています。その名の通り、ストリートでも気軽に乗れるスタンダードバイクの代表と言えるものだ。

峠を攻めたりすることがなくても許されるし、高度なスキルもそれほど要求してこない、と個人的には思っている。インナーにプロテクター、専用のブーツやグローブは必須だが、全体とすれば普段着で、肩肘張らず気軽に乗りこなすことが出来るのだ。

バイクで出掛けるというのは“これから走りに行って楽しんできます”と宣言することと同義である。それには水冷直列2気筒900ccで65馬力というパフォーマンスで、しばらく走り込むと、だんだん昔の感覚が戻ってくるのが分かる。同時に無理せず一日を楽しむにふさわしいものだと納得もできるのだ。そんな気分のまま速度を上げていくと、わずかな不規則さを伴いながら、確実にシリンダーの中で爆発が起きていることが理解できる。この独特の鼓動感に、どんどん魅了されるのだ。ステップを路面にすりながらコーナーを駆けぬけるようなバイクではないから、飛ばさずとも楽しめるこの乗りやすさは、リターンライダーにとって大きな魅力となるだろう。

クラシカルな佇まいはファッションの制約が少なく普段着で乗れる。

ソロキャンプなどにも似合いそうなクラシカルなスタイル。

水冷バーチカルツインエンジンは900ccで、トライアンフならではの鼓動感が魅力だ。

前方に見えるラジエターを挟むように延びるエグゾーストパイプの焼け具合も魅力だ。

各種のインジケーターランプなどを備えたスピードメーターのみと言うシンプルさ。

車体が細く、シートも低く、見るからに足つき性が良さそうだ。

安全性とコントロール性を向上するためにディスクブレーキや新設計のキャストホイールを採用。

トライアンフ ストリート・ツイン

価格:1,105,000円(税込み)

ボディサイズ:全幅(ハンドル含む)×全高(ミラー含む):780×1,115mm
車重:217kg
駆動方式:チェーン駆動
トランスミッション:5速MT
エンジン:並列2気筒 900cc
最高出力:48kw(65PS)/7,500rpm
最大トルク:80Nm(9.16kgm)/3,800rpm
問い合わせ先:トライアンフコール TEL:03-6809-5233

TEXT : 佐藤篤司(AQ編集部)
男性週刊誌、ライフスタイル誌、夕刊紙など一般誌を中心に、2輪から4輪まで“いかに乗り物のある生活を楽しむか”をテーマに、多くの情報を発信・提案を行う自動車ライター。著書「クルマ界歴史の証人」(講談社刊)。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

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