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コロナ禍で増え続ける転職意向者、その理由は?

2021.05.11

コロナ禍による影響で、テレワークなどが導入され働き方が変わった人や、収入や労働時間が減った人もいるのではないでしょうか。

株式会社モニタスは、株式会社リブと共同で、2020年2月時点の会社員(正社員・契約社員・派遣社員)20歳~64歳1,054名を対象に「コロナ禍1年経過後における働く意識・実態調査」を実施しました。

新型コロナウイルスの感染拡大から約1年が経過し、テレワークの導入など大きく働き方が変化したなかで、コロナ後の仕事及び雇用の実態と、仕事に対する意識について調査されています。

それまでの勤め先を退職した人の割合は13.5%

新型コロナウイルス感染拡大前の2020年2月時点に会社員であった人のうち、2021年2月までの約1年間で退職した人の割合は全体の13.5%となっています。

年代別にみると、最も割合が高かったのは、男性では20代が20.5%と最も多く、次いで30代が15.9%、女性では20代が21.4%、次いで30代が15.9%となっており、男女ともに20代の退職者の割合が特に高い傾向があります。

20代男性は退職後に就業(転職・独立)、20代女性は同年代男性に比べ未就業の傾向があることが分かります。

【コロナ禍における退職率】

仕事から得られる収入は「減った」は3割。

同調査によれば、2020年2月以降、コロナ禍で仕事から得られる収入は「変わらない」が60.1%となっています。これに対し、「減った」は29.1%。「増えた」が6.0%という結果となっています。減った人のうち3割強の人が「生活に支障がある」と回答していることが分かりました。

なお、性別で比較すると、女性よりも男性のほうがやや年収の減少率は高かったものの顕著な差はみられなかったということです。

【コロナ後の仕事で得られる収入変化】

収入が減少した従業員が多い職種

2020年2月以降仕事から得られる収入が減少した人の割合が相対的に高いのは、「販売・飲食・サービス関連職」(41%)と、製造業や建築作業などの「技能工系 技術職」(38.6%)の従事者となっています。これらの層のそれぞれ約4割が減少したと回答しています。

コロナ禍による影響で、時短営業や休業を求められた職種や、それらの業種へ製品をおろす職種に従事している人の収入の減少が顕著にあらわれたのかもしれません。

【職種別にみるコロナ禍において収入が減った人の割合】

※n=50以上の職種抜粋

労働時間を「増やしたい」「減らしたい」は2割

労働時間の増減希望についてみてみると、今よりも「増やしたい」が20.5%、「今のままがよい」が38.0%、「減らしたい」が23.2%となっています。

【労働時間の増減希望】

転職意向者の割合は約3割

2021年2月時点の転職意向者の割合は全体の29.5%となっています。

内訳をみると「1年以内に転職するつもり」と答えた人が14.4%、「コロナ次第で転職を検討する」が15.1%となっています。

年代別にみると、男性では20代が42.4%、30代が32.1%、女性では20代が41.7%、30代が36%となっており、若年ほど転職の意向が高いことが分かります。特に、20代の転職意向は男女ともに4割を超えています。

【コロナ禍における転職意向】

転職したい理由1位は「働き方・勤務スタイルを変えたいから」

2021年2月時点では、転職したい理由は、「働き方・勤務スタイルを変えたいから」が最も高く18.2%。次いで、「キャリアアップ・年収アップしたいから」16.5%、「業界、会社の業績・先行きに不安があるから」15.5%が続いています。

性別で比較すると、女性では「働き方・勤務スタイルを変えたいから」が22.4%、「業界、会社の業績・先行きに不安があるから」が17.9%となっており、男性では「キャリアアップ・年収アップしたいから」が18.4%、「もっとチャレンジしたい、成長したいから」が16%になっています。転職したい理由には男女差が見られたようです。

【コロナ禍における主な転職意向理由】

※全体TOP5抜粋

目指したいキャリアは「テレワーク」や「副業」

「コロナ禍で気づいた自分に合う働き方や目指したいと思うキャリア」の質問の回答では、テレワークに関連する声が圧倒的に多かったようです。

テレワーク経験者は、その利点や自分に合うといった意見のほか、通勤時間の節約や地元に戻りたいなどの「場所を選ばずに働きたい」といった声が目立っていたようです。

テレワークを前提に転職したい、職種を変えたいといった声もみられています。

また、働き方改革関連法の施行後、注目されてきた「副業」についても、コロナによる収入減や働き方の変化などの影響を受け、希望する声が多く挙げられたようです。

<自由回答ピックアップ>

テレワークを活用して、場所を選ばず働きたい

・場所を選ばない働き方をしたい。自宅を拠点にリモートで繋げられれば理想(男性30代)
・テレワークでも十分自宅で仕事ができることがわかったので、将来的には郊外に引越しを考えたい(女性40代)
・大都市への遠距離通勤の頻度を減らし、自宅でのリモートワークを中心に、副業で地元企業のマネジメントを行う(女性50代)
・日々の勤務がほぼテレワークで出社する必要がなくなったので地元に移住したいと思い始めた(男性30代)

テレワークで働くことができる会社に転職したい/職種に変えたい

・フルリモートで実現できる仕事にシフトしていきたいと考えるようになった(男性30代)
・接客業なのでテレワークができないが子育てもしているのでテレワークができる仕事がいいなと思っている(女性20代)
・今後もリモートワークを選択肢として扱っている企業にしか転職したくない(女性40代)
・対人や出勤などせずに出来る仕事につきたくなった(男性40代)

副業をしたい

・副業を伸ばして、働く時間や場所に制限のない働き方をしたい(男性20代)
・副業が許可されるなら副業をして収入を増やしたい(男性40代)
・労働時間は変わらないが、在宅勤務により空き時間が増えた。リモートで事務や単純作業を請け負える仕組みがあれば、副業としたい(女性40代)
・副業で色々な方と出会うことによって、今まで自分では思い付かなかった事に気がつくことができ自分のスキルアップにとても好都合で良い(男性40代)

未来のリスクを念頭において働く

・1つの会社に依存するのではなく、仕事がなくなっても収入が途絶えることがないようにしたい(男性30代)
・一つの仕事だけではリスクがあるのでさまざまな仕事をして家庭や生活と両立したい(女性20代)
・コロナなど災害などで仕事を失う可能性もあるので、稼げる内に稼いでおくべきだと感じた(男性20代)

今回の調査では、コロナの影響により約3割の人は「収入が減った」と回答しており、特に「販売・飲食・サービス関連職」、製造業や建築作業などの「技能工系 技術職」の従事者では収入が減ったと回答した人が多かったようです。

また、今回の調査では、コロナ対策としてテレワークが導入され、日常の働き方が変化したことで、今後の働くことに対する意識も大きく変化してきていることがわかります。

転職の理由では、「働き方・勤務スタイルを変えたいから」がトップになるなど、場所や時間にとらわれない働き方を希望する人が増えていているようです。

テレワークが難しい職種に従事している人が、テレワークのできる職種に転職を希望するような背景もあるかもしれません。

新型コロナウイルスの影響により、働き方の変化があっただけでなく、収入などにも変化があった人も多く見られることから、今後の働き方や転職時の仕事選びにも新型コロナウイルスの影響が色濃く残りそうです。

【調査概要】
LiB×モニタス共同 コロナ禍1年経過後における働く意識・実態調査
調査方法:全国 2020年2月時点の会社員(正社員・契約社員・派遣社員)20歳~64歳を対象としたインターネットリサーチ
調査期間:2021年2月12日(金)~2月17日(水)
有効回答数:1,054名 ※性・年代ごとに均等程度に割り当て

※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品・サービスのご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/家計簿・家計管理アドバイザー あき
著書に「1日1行書くだけでお金が貯まる! 「ズボラ家計簿」練習帖 (講談社の実用BOOK)」「スマホでできる あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他 

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