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マンションでも置ける便利なスリムサイズが登場!口コミ評価の高いアクアのラグジュアリー冷蔵庫「TZシリーズ」

2021.05.08

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

T51の良さをそのままスライド、マンションにも対応できるスリム化を実現

アクアのラグジュアリー冷凍冷蔵庫「TZ シリーズ」から、新商品「AQR-TZ42K(以下TZ42)」(オープン価格/市場想定価格28万6000円前後)発売された。TZ42は世界的プロダクトデザイナーの深澤直人氏によるデザインと、マンションにも設置しやすい700㎜幅、クラス最薄の奥行き635mmを実現した、新世代のラグジュアリー冷凍冷蔵庫。

「2019年 3 月に発売した AQR-TZ51H(以下TZ51) はラグジュアリー冷蔵庫の草分けとして、スペースに比較的制限のない郊外の戸建てのお客様向けに出した商品で、市場に新しい価値を提供した。そちらに刺激された都会のお客様からマンションサイズにフィットするラグジュアリー冷蔵庫が欲しいという要望が急増。その声に応えるべく開発を始めたが、ラグジュアリー感と機能面を両立させたコンパクトさを実現することが大きな課題だった」(アクアジャパンCOO 吉田庸樹氏)

TZ51は世界的に活躍しているプロダクトデザイナーの深澤氏によるもので、今までにない薄型というジャンルを開拓し、冷凍容量への不満を解決するラグジュアリー冷蔵庫として発売。SNSで女性の口コミを中心に広がり「一目惚れ」というワードで数多く投稿されるようになった。

さらに新型コロナ流⾏による買い物⾏動の変化で、週1回のまとめ買いが増え、約44%が冷凍保存を使う頻度が増えたと回答。大容量冷凍庫に対するニーズに合致したことがTZシリーズの人気に結び付いている。また、ライフスタイルに合わせて個別収納ができる6ボックス収納、冷凍庫にもLED照明をついているといった使いやすさも評価され、購入者の7割が比較検討なしの指名買いをしている。

TZ51購入者の約85%が戸建てだったが、TZ51を小型化することで、今まで欲しくてもスペースの問題で購入できなかった層にも訴求するのが新商品のTZ42。TZ51同様に深澤氏のデザインを忠実に再現し、カラーリングも全く同じ。マンション需要に応えて、幅をスリム化し830㎜から700㎜にしているが、635mmの薄型は継続し、146Lとほぼ同じ容量の冷凍室を実現。TZ51の良さをそのままスライドさせている。

対面型キッチンの普及で、キッチン内のスペースが少なくなっているが、薄型設計によりキッチンを広く使えて動きやすい。庫内奥行きも約510㎜と、従来機種に比べて奥まで手が届きやすいサイズになっている。

食材のおいしさを保つ「おいシールド冷凍」は、ファンモーターのシールドを閉じることにより、暖かい空気が庫内に進入するのを防ぐ「ドリップ抑制機能」を採用。冷凍食品は庫内の温度変化により食品の水分が蒸発し、表面に氷となって付着してしまう。「おいシールド冷凍」は氷の付着が従来機種よりも低減。冷凍室内の温度変化を抑えることで、食材の霜つきや乾燥を防ぎ、食品のうまみや食感を損なわず食材のおいしさを長く保つことが可能にするアクア独自の冷凍性能だ。水分が蒸発しないので乾燥や冷凍焼けを抑え、旨味をアップさせ、歯ごたえの変化も抑える。

TZシリーズは時代の変化にスムーズに対応する冷蔵庫

発表会では、TZシリーズのデザインを担当したプロダクトデザイナーの深澤氏と、キッチンジャーナリストの本間美紀氏をゲストとして迎え、「キッチンから見える、ライフスタイル価値観の変化」をテーマに対談を行った。

深澤氏「生活スタイルの変化に伴い冷蔵庫はいずれ、ヨーロッパのようにインテリアとしてキャビネットに組み込まれると予測されているが、それに反して日本の冷蔵庫市場は未だに保守的で家電的な領域。それでもインテリアとしてフィットする冷蔵庫を求めるニーズが増えており、デザインはキャビネットとしても対応できる縦のラインを活かし、柔らかいアールを取った、キャビネットした家電というか、進化の途上にある中間領域を目指した。

機能性は日本の家電の得意とするところで、シンプルに見えるが、実は観音開きで開けるというのは、日本のエレクトリックで培ったノウハウがないとできない技術。

TZ42は奥行きが狭いので上の棚でも手が届きやすい。冷蔵庫というのは何も考えずに使っているもので、お尻や足で閉めたり、手で探りながら奥のものを取ったりするので、あえて意識しないインタラクションは非常に重要」

本間氏「日本のキッチンは流し台から発展して、流しの横に冷蔵庫があるという考え方。ヨーロッパではキッチンは家具で、建築空間の中でキッチンがどのように収まるかを考えて開発され、冷蔵庫も家具やインテリア、建築のデザインに倣って作られている。

深澤さんがデザインした最初のモデルTZ51は、すごく普通に見えるが、周りのキッチン家具がぴったりとはまる建築空間を予感させるものだった。日本でも家具のように仕立てるインテリアキッチンが一般にも広がっており、時代にマッチしている。

会見場で印象的だったのは、深澤さんが冷蔵庫を遠目から見ていたこと。キッチンファニチャーの世界観から落とし込んでいるんだなと感じた。キッチンキャビネットで流行っているマットな質感にもTZシリーズは馴染むし、鏡面塗装のつやつやのキッチンでも吸収できる、世界の家具のトレンドを一身に受け入れるデザインだと思う」

深澤氏「デザインの概念がこの数年で大きく変わっている。個人の欲望を満足させるデザインは通用しなくなっており、社会全体を考えてこうあるべきだというデザインに変わっている。家電という概念がそれぞれの欲求に合わせてカスタマイズされ過ぎた時代は終わり、我々が住んでいる環境はみんなでシェアしており、環境に合わせた答えを出していかないといけない。それらの変化に対してこの冷蔵庫はスムーズに入っていけるのではないかという予感はある」

本間氏「冷凍庫の6ボックスは、当初は収納や機能性で評価されていたと思う。しかしコロナ禍以降、整理しやすい機能がフードロスをなくすという観点でも評価されている。食材を使いきる、鮮度を確かめて食生活に取り入れるといった、この冷蔵庫はサステナブルでエコな暮らしを取り込むサイクルを生み出すのではないか」

【AJの読み】デザイン、機能性、使い勝手のすべてを満たす今一番欲しい冷蔵庫

TZ51が発売された際に家電量販店で実機を見て「欲しい!」とまさに「一目惚れ」した。うちは戸建てだが食器キャビネットの幅があったため、サイズ的に無理だと断念したが、新商品のTZ42は幅が700㎜なので計測するとぴったりとハマる。こうした欲しくても諦めていた層にとっては待望の新ラインナップといえる。

スタイリッシュなデザインは言わずもがなだが、まとめ買いの肉や魚、作り置き、フローズンミールととにかく冷凍庫がパンパンで、ここまで収納できる冷凍庫の6ボックスの容量、機能性は何よりも魅力。デザイン、機能性、使い勝手のすべてを満たす今一番欲しい冷蔵庫だ。

文/阿部純子

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