人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ペトラ遺跡、ピラミッド、マチュピチュ、世界の古代文明をモチーフにしたルイ・モネのタイムピース「8 Marvels of the World」

2021.05.09

ルイ・モネ「8 Marvels of the World」

高級時計ブランド、ルイ・モネは、「8 Marvels of the World」を発表した。

「8 Marvels of the World」は、世界各地の古代文明をモチーフにした8種のタイムピースで、ひとつのシリーズを構成している。ケースデザインは大きく分けて2種類。直径45.4mmでラグがスケルトナイズされたデザインを持つものと、直径47.0mmでケース底部からラグが伸びるデザインを持つものがある。

詳細は以下の通り。

■コロッセオ/ローマ

文字盤の内側には、全盛期のコロッセオの闘技場内が描かれている。闘技場の中心を表したオニキス、その周りをバゲットカットのサファイアがグリーンからイエローまで全ての虹色をグラデーションで描くようアシンメトリーに配置されている。

その周りには、特徴的な客席の列が並んでおり、コロッセオの階段が細部まで細かく磨き上げられている。その輝きは、サンドブラスト加工された作品のディテールとは対照的。アーティストは、コロッセオのユニークな性質を維持しつつ、最大限のボリューム感を出すよう追求した。

また、時代を超えて再現したコロッセオをケース外側のアーチでも連想させている。ローズゴールド製のネオケースには、ミドルケースに112個、ベゼルに90個のアーチが刻印されている。 横方向のブリッジ・ラグのコンセプトは、このコロシアムの総合的な芸術的表現に完璧に調和している。

■ブルーモスク/イスタンブール

オスマントルコ時代のモスクとザンチン帝国(東ローマ帝国)時代の教会が2世紀にわたって発展してきた集大成ともいえる大作“ブルーモスク”の視覚的な強さを表現することで芸術的解釈としている。

文字盤のベースは、濃淡の異なるブルーの13要素で構成されたマザー・オブ・パールのインレイが施され、モスクの内部を彩るアーチ型天井のモチーフが表現されている。ブルーモスクを手彫り彫刻で表現し、その細部は細密画によって表現されている。

リブ状のドームとハーフドームが心地よい視覚的な調和を生み出し、6基のミナレットには、溝を強調するために細かな彫刻が施されている。ケースは全て手彫りで、複雑に絡み合った壮大な装飾モチーフであるアラベスクを表現している。繊細さと正確さを兼ね備えた彫金の浮き彫りによって、イスラム美術に欠かせないこのモチーフが強調されている。

■ペトラ遺跡/ヨルダン

ペトラ遺跡の宝物殿=エル・カズネの力強さを想像できるよう、アーティストは恐らく時計製造で初めてとなる3つの異なる技術を組み合わせた。

モチーフのボリューム感を出すために、少し丸みを帯びた台座の上にベースレリーフ(浅浮き彫り)のような彫刻を施すところから始まる。この遠近感を利用して、印象的な奥行きを表現している。ファサードの壁龕(像やかめなどを置くために作られた壁のくぼみ)を飾る彫像は現在破壊されているため、アーティストの研究活動によって想像することができた。

好奇心旺盛な彼は、有名な画家デヴィッド・ロバーツが1856年に描いた水彩画を見つけ、そこに像がしっかりと描写されていることを知った。このようにしてモデルを彫った後、第二段階として、同色の濃淡だけで絵を描くグリザイユ画法を適用する。明るいものから暗いものまであり、赤褐色のペトラ砂岩を象徴するのに適している。

そして、この作品の最後の仕上げとなるのが、独特のフレスコ画だ。フレスコ画は、乾く前の新鮮な漆喰に顔料を浸透させて描くため、熟練した技術とスピードが要求される。ホワイトゴールドケースは浅浮き彫りで装飾され、手彫りのラグが特徴。 強さと富を象徴する柱と象の描写は、ペトラ遺跡全体から描写されている。

■クフ王のピラミッド/エジプト

文字盤には、エジプトの砂丘を彷彿とさせる天然石ウィロー クリーク ジャスパーのブロックをカットし、ヒエログリフを透明度の高い技法で施し神秘的な雰囲気を醸し出している。

ピラミッドは金でできており、注意深く調整されたエナメルの粒で覆われている。その粒状の外観を保つためには、焼成温度を完璧にコントロールする必要がある。もともとクフ王のピラミッドは白い石灰岩で覆われていたため、この細密画にも同じ色が使われている。

ピラミディオン(ピラミッドの頂上に最後に載せる頂石)は、古代エジプト人が珍重していた金と銀の合金である琥珀金で作られていた。このモデルでは、金の彫刻に鏡面加工を施し、その輝きを最大限に引き出している。

クフ王の像は、異なる3つの方法で表現されている。古代エジプトの彫像と同様、黒い玄武岩でできており、頭の飾りには金の細密画が施されている。

ケースは手作業で彫刻が施されており、その一部には彫刻家が彫刻物に特定の動きを与えるテール・ドゥ・ジューという技法が用いられている。エジプトの円柱の頂部(柱頭)を飾る蓮の花が描かれている。ラグにはクフ王のカルトゥーシュ(ヒエログリフの文字)が彫られている。

■タージマハル/インド

白い大理石の文字盤には、精巧な細密画が描かれている。この絵には、高さ35メートルのわずかに球根状の中央ドームを含む、タージマハルの建築詳細が描かれている。その上には、ヒンドゥー教の幸運のシンボルであるカラシュと、イスラム教の三日月のシンボルをあしらったブロンズの支柱がある。

このドームは、逆さの蓮の形をしたドラムの上に乗っている。このドームの周りには、高さ43メートルの四隅のミナレット(塔)と、小さな副次的なドームがある。ミナレットは八角形の底部と先細りの円筒形の胴部を持っている。ミナレットは、2つの異なるバルコニーによって、垂直方向に3つの部分に分かれている。

タージマハルの前では、ターコイズ色の部分が庭園内の運河の水を連想させる。文字盤には、ポリッシュとロジウムメッキを施した格子が取り付けられている。

伝統的な建築物に見られるムシャラビエ装飾の窓を彷彿とさせるモチーフが施され、作品に奥行きを与えている。ケースには、タージマハルやインドの曼荼羅模様などの装飾が手彫りされ、ベゼルにはムガール帝国のモチーフが刻印。アップストロークとダウンストロークに施された繊細な細工が、心地よい装飾的なコントラストを生み出している。

■万里の長城/中国

手彫りのローズゴールドのアップリケには万里の長城が描かれており、どこまでも続く壁の遠近感に迷う翡翠の道を囲むように、次第に力強い龍へと変化していく。モーシッシの翡翠石の鮮やかな緑の輝きが、龍の道を見事に照らし出している。

背景には、129個のブリリアントカットサファイヤと11個のブリリアントカットダイヤモンドをグラデーション状に敷き詰めた天空の天井がある。

濃淡のある3色のブルーは、ダイヤモンドが散りばめられた深い空をイメージさせる。遠くの山を見下ろすように、ホワイトゴールドに手彫りのアップリケが施されている。繊細な高さの遊びがこの作品の要素を分離している。これにより、ドラゴンはその力強さを表現しシーンを支配している。ケースミドル、ベゼル、ラグに施されたドラゴンのテーマに、手彫りのエングレービングが命を吹き込むことで、この威厳を表現している。

■コルコバードのキリスト像/リオデジャネイロ

コルコバード山頂からは、救世主キリストがリオや有名なシュガーローフ山、グアナバラ湾や130の島々を守っているように見える。

ゴールドの台座に手彫りされた像は、浮彫りのアップリケで風景の中に堂々と佇んでいる。海に面した海底は手彫りされた後、半透明のアズールブルーのエナメルが施されている。山は不透明なグラン・フー・エナメルで覆われている。

さらに、この作品に命を吹き込むために、色とりどりの街の建物をエナメルマイクロペイントで描いている。様々なエナメルの要素は、エナメルを塗るために少しずつ材料を取り除くシャンルベ技法に基づいている。このケースには、ブラジルの紋章の装飾要素であるコーヒーの葉とタバコの葉が巧みに再解釈されている。これらの凹版は、エングレーバーが、救世主キリストとブラジル自身の力を強調する力強いテーマを定義するための指針となった。

■マチュピチュ遺跡/ペルー

手彫りされた金色の太陽が、インカの象徴を尊重しながら創造物の上に輝いている。インカ文化の精神性を具現化した明けの明星に向かって、すべてが集約されている。

その中には、ペルーの国家的シンボルである4匹のアンデスコンドルも含まれている。深く青い空を飛ぶコンドルは、手作業で丁寧にエングレービングとペイントが施されており、マイクロペインティング技術で描かれている。

そのスタイルは、ペルー南部のコロンブス以前の文化であるナスカ文明(紀元前200年~紀元後600年)の絵に直接インスパイアされている。マチュピチュ遺跡は、ヤワナッツオパールから繊細なカットと彫刻が施された2つの素晴らしい山の麓にある黄金の都市で表現されている。

これらの山は、太陽に向かって流れる繊細な葉脈から選ばれたクレイジーレースアゲート(瑪瑙)の中央の石を囲んでいる。黄金の都市と様々な建物を細部まで表現したいという思いから、彫金浮彫りのために特別な道具を製作した。

独特の農法で作られたテラスは、緑の漆で彩られている。ケースには、12時と6時の位置に太陽の力強いレリーフ効果が手彫りで施されている。その周りには、ナスカの地上絵に登場するハチドリとコンドルが描かれている。

■ルイ・モネのトラベルトランク

時間の旅を呼び起こすトラベルトランクには “8 MARVELS OF THE WORLD”を構成する8つのユニークな作品が収められている。天然のニレのバリでできており、ドーム型の蓋の中央にシルバーカラーのフルール・ド・リス(アイリスの花を様式化した意匠)が施されている。

トランクは2つのコニャック色のレザーストラップで覆われている。内装にはブラックのレザーを使用。カバーの内側には18世紀の宝物であるヨハン・ガブリエル・ドッペルマイヤーが描いた地球儀が描かれている。

関連情報
https://www.louismoinet.com/watches-and-wonders/8-marvels-of-the-world/

構成/こじへい

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年6月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「スマホシアタースタンド」! 特集は「理想のワーケーション」、「eスポーツギア」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。