
テレワークお昼ごはん事情
コロナ禍から早一年。新しい生活様式が浸透する中、テレワーク・リモートワークが生活の一部になったという人も多いに違いない。
マクロミルではこのほど、同社のユーザートークサービス「ミルトーク」を利用し、テレワークをされている方を対象にした、「テレワーク中のお昼ごはん、何を食べている?」と尋ねる調査を実施。
昨年、同テーマで調査した際には、カップ麺や残りものといった「簡単に済ませる」方が多い結果だったが、この1年で変化はあったのだろうか?
テキストマイニングによる分析結果
回答者の男女比は5:4で、男性がやや多い。年代では働き盛りの30代、40代がボリュームゾーンとなっている。
テレワークといえども昼休みは余裕がないようで、「簡単に作れるもの」「すぐ食べられるもの」といったコメントが多く見られた。「簡単なもの=麺」という印象が強いのか、カップ麺やパスタといった麺類を具体例に挙げるコメントが圧倒的に多かった。
テレワークでの食事を”楽しむ/味わう”よりは”手短に済ませる”といった傾向が強く表れる結果となった。
昨年データ比較による分析結果
昨年の同時期にも、同じテーマで聴取していた。
コロナ禍が始まった直後と1年後で変化があったか、「性別コメント」を交えて比較分析した。
男性が「インスタント麺」「弁当」、女性が「ご飯もの」「前夜の残り」といった傾向は変わらず見受けられるが、男性は「野菜」「自炊」、女性は「サラダ」「冷凍食品」といったワードが新たに加わっている。
「簡単に食べられるもの」という点では昨年から変化がないと言えるが、性別を問わず健康やバリエーションを意識したようなメニューの変容が見られた。1年間で定着したテレワーク下で、食生活の意識に変化があったと言えるだろう。
<なるべく簡単に済ませている方(多数)>
・自炊に手間をかけたくないのでチャーハンを作るか冷凍食品のパスタを食べる。(32歳/女性)
・昨日の晩御飯の残りが多い。手間をかけない。(34歳/男性)
・大体弁当を買いに行きます。オフィスのときとあまり変わりないです(51歳/男性)
<昨年のテレワーク時の昼食から工夫/改善を心掛けている方>
・肉や魚、野菜中心です。昨年までは炭水化物多めの食事でしたが、自宅での仕事だと睡魔に負けそうになるので、その対策として炭水化物を抑えるようになりました。 (36歳/男性)
・インスタントやコンビニ弁当が多かったのですが、おかずに調味料を加えて味にバリエーションをつけたり、白米をチャーハンにして飽きないようにしています(54歳/男性)
・ごはんかおにぎりと味噌汁が多いです。お昼休み中に作って食べて洗っては結構しんどいので、朝のうちにある程度用意しておいて洗い物も少なくできるようなメニュー率が高くなりました。(35歳/女性)
・昨年はインスタントの袋ラーメンをよく食べていましたが、塩分摂取量が多いと感じ、食パン(多種類のジャムで)とヨーグルトを食べて少し健康を意識するメニューに変わりました。(36歳/男性)
<他、昨年のテレワーク時の昼食から変化があった方>
・カップ麺で簡単にすませています。テレワーク当初は、サンドイッチを作って食べたりパスタを茹でたりしましたが、最近は全く作りません。(56歳/女性)
・お弁当を宅配してもらってます。コロナ前に比べデリバリーの頻度が格段に増えました(39歳/女性)
・通勤とかオフィスを動き回ることがないので、お腹が空かず、食べなくなりました。(43歳/女性)
・前日の残りかレトルトカレー、さっと作れる麺類が多いです。どんどん手抜きになります。(32歳/女性)
※株式会社マクロミル調べ
<調査概要>
質問タイトル:【テレワークをしている方】お昼ごはん何を食べてますか?
質問補足文:もし 「 昨年のテレワークお昼ごはんから今年は変化があった!工夫した! 」という点もあれば、お聞かせいただけますと幸いです!
回答対象者条件:公務員、経営者役員、会社員(事務)、会社員(技術)、会社員(その他)、自営業、自由業
回答期間:2021年3月23日(火)~ 2021年3月30日(火)
コメント数:197コメント
出典元:株式会社マクロミル
構成/こじへい
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