
投資を敬遠する人の多くは、資産が殖えるメリットよりも「減ってしまうリスク」が気になってしまう。リスクを正しく把握することが、不労所得や老後不安払拭の第一歩だ。
Q. サラリーマンが管理できる銘柄数はどれくらい?
1日1回チェックするなら5銘柄を上限に
人間がひとつのまとまりで管理できる数は「7」が限界といわれている。余裕を持って5銘柄を上限として管理するとよい。(ぽんちよさん)
Q. 今から投資を始めるのは遅い?
今からでもOK!早いに越したことはない
「安くなったら買おう」では、いつまでたっても買えない。少額ずつ投資を始めて様子を見て、値下がりしたら購入額を増やせばいい。(ろっくさん)
Q.「ポイント投資」のメリットとデメリットを教えて!
精神的ダメージは少ないけど儲けるのは難しい
元手がポイントなので目減りしても精神的ダメージが少ないが、何百万円も使うわけではないので資産形成につながらないだろう。(ロジャーパパさん)
Q. 株以外にも投資したほうがいい?
基本は株でOKだが、FXや先物でも少額なら…
より安定を目指すなら債券を、ハイリターンを目指すならFXや先物取引を検討してもよいが、基本は株で分散投資しておけば十分。(RadiOyaziさん)
Q. 資産全体のどれくらいを投資に回してもいい?
投資資金は少ないに越したことはない
手元にある現金をすべて投資に回してはいけません。多くても7割までにして、急落時の買い足しや生活資金用に残しておくべき。(RadiOyaziさん)
Q. ローンと投資は併用してもいい?
カードローン以外なら併用してよい
高金利のカードローンは早く返済すべきだが、低金利な住宅ローンなどは繰り上げずに、投資に回せる金額を増やすのが資産形成の近道。(RadiOyaziさん)
Q.「ロボアド」のメリットとデメリットを教えて!
ほったらかす善し悪しアリ
感情に左右されず淡々と投資できるのがメリット。投資家の投資スキルアップにならないのがデメリット。(ぽんちよさん)
Q. 証券会社はどこを使っている?
初心者は楽天証券かSBI証券がオススメ
個人が使いやすい証券会社であれば基本的にはどこでもOKだが、楽天市場でのポイント付与率アップができる楽天証券か、米国株取引に必要な米ドル調達のコストが安いSBI証券が使いやすい。(ぽんちよさん)
取材・文/久我吉史