小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

バーチャル鑑賞やVRでここまでできる!DNPとフランス国立図書館が提案するニューノーマルな展覧会のカタチ

2021.05.09

©DNP Dai Nippon Printing Co., Ltd. [2021], with the courtesy of the Bibliothèque nationale de France.

新型コロナウイルス感染症拡大は、EC化やデジタル化を後押ししたといわれる。それは展示の分野においても同様だ。美術作品や歴史的コレクション鑑賞もデジタル化が加速した。そしてこのほど始まったDNP(大日本印刷)とフランス国立図書館による新しい展示会により、ニューノーマル時代の展覧会の形が見えてきた。今回はその概要を紹介する。

DNP(大日本印刷)とフランス国立図書館のニューノーマルな展覧会

「これからの文化体験」BnF×DNPミュージアムラボ 第2回展が、DNP五反田ビル1Fで開催される。法人向けは、2021年4月15日(木)~2021年7月9日(金)、一般向けは2021年6月5日(土)~2021年7月11日(日)となっている。

この展覧会は、“普通の”展覧会ではない。フランス国立図書館(Bibliotheque nationale de France 通称BnF)の所蔵するコレクションや歴史的空間を、DNPの技術によってデジタルデータ化し、多種多様な情報と連携させて展示するものだ。

今回、DNPがデジタルデータ化したのは、BnFの「貨幣・メダル・古代美術部が所蔵するコレクション」や「リシュリュー館の歴史的空間であるマザラン・ギャラリー」。これを、DNPコンテンツインタラクティブシステムの「みどころシリーズ」を通して鑑賞することができる。

BnFとDNPは、作品や人の移動が物理的に制限されたニューノーマルにおいても、人々が知識と出会い、興味をひろげる文化体験を創出し、新しい文化体験のモデルとして世界に向けて発信することに取り組むことを宣言している。

作品・空間のデジタル化

今回DNPは、作品と空間のデジタル化を行っている。

●作品のデジタル化

DNPは、独自の撮影方法、撮影補助システムを組み合わせ、BnFが所蔵する反射素材の作品の高品質かつ効率的なデジタル化を実現した。このデジタル化された作品は、BnFの電子図書館「ガリカ(Gallica)」 で公開中でもある。

●空間のデジタル化

カメラの撮影角度を自動で制御する独自のシステムにより、BnFの歴史的空間である「マザラン・ギャラリー」の天井画(幅 8m×奥行 45m)を超高精細に撮影し、940億画素8千万画素×1,183枚、細部の鑑賞に堪えうる高品質なデジタル化を実現した。

●4種の鑑賞システム「みどころシリーズ」

そして注目なのが、この展示のために開発された「DNPコンテンツインタラクティブシステム 」の4種類の鑑賞システム「みどころシリーズ」である。これにより、BnFの「貨幣・メダル・古代美術部」が保有するコレクションを、実物の作品が無い展示室で のバーチャル鑑賞が叶う。さらにVR(仮想現実)技術により、「マザラン・ギャラリー」に訪れたかのような体験ができる。

みどころシリーズ4つをそれぞれみていこう。

(1)「みどころウォーク」~仮想空間を歩くことで興味がひろがる

©DNP Dai Nippon Printing Co., Ltd. [2021], with the courtesy of the Bibliothèque nationale de France.

ヘッドマウントディスプレイを装着し、手すりをたどりながら体験者自身の足でVR空間内を実際に歩く。そこには「リダイレクテッド・ウォーキング技術」という体験者に現実とは少し異なる映像を見せ錯覚を起こさせることで仮想的に物理空間を拡張する技術が組み込まれており、限られた展示空間内の歩行により、広大なVR空間を歩行する体験ができる。

(2)「みどころビューア」~触れることで興味がひろがる

©DNP Dai Nippon Printing Co., Ltd. [2021], with the courtesy of the Bibliothèque nationale de France.

ビューア上で3D作品が見られるだけでなく、回転、拡大・縮小、見どころ情報の表示といった操作ができる。8K解像度にも対応しており、高精細なデータによって肉眼ではとらえきれない細かな模様や、質感の観察ができるのも特徴だ。

(3)「みどころキューブ」~繋がりを知ることで興味がひろがる

©DNP Dai Nippon Printing Co., Ltd. [2021], with the courtesy of the Bibliothèque nationale de France.

作品鑑賞にキューブ状のインタフェースを用いるものだ。これにより、従来ではむずかしかった作品の関連性を表示することができたり、体験者がそれぞれ興味あるテーマで作品を抽出したりすることができる。

(4)「みどころグラス」~組み合わせて見ることで興味がひろがる

©DNP Dai Nippon Printing Co., Ltd. [2021], with the courtesy of the Bibliothèque nationale de France.

スマートグラスを装着することにより、展示空間内の体験者の位置・視点に応じて現物の作品に対する解説情報・音声情報が仮想的に提示される。また、ブースの中に現物の作品がない場合もある。その場合には、デジタル化された作品を仮想的に鑑賞することができる。また、デジタル化された作品を持ち上げて動かし、好きな角度から眺めるといったデジタル作品ならではの楽しみも味わえる。

ニューノーマル時代の鑑賞の形が見えてきた。ヘッドマウントディスプレイやスマートグラスの装着により、これまでにない鑑賞ができそうだ。展示会は事前予約制だが無料なので、興味があれば足を運んでみよう。

Information
BnF×DNPミュージアムラボ 第2回展「これからの文化体験」
【一般向け情報】
開館時間:2021年6月5日(土)~2021年7月11日(日)
[土日]10:00~18:00
場所:DNP五反田ビル1F(東京都品川区西五反田3-5-20)
主催:DNP大日本印刷 共催:BnFフランス国立図書館 後援:在日フランス大使館
来展方法:事前予約制(無料)4月下旬から予約受付開始
https://www.museumlab.jp/bnfRichelieu

取材・文/石原亜香利

興味のあるジャンルを登録して@DIMEをもっと便利に!話題のコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」やAmazonギフト券が当たるキャンペーン実施中

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年11月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「自撮り棒一体型スマホ三脚」! 特集は「今聴くべき、ラジオと音声コンテンツ」、「家電進化論2022」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。