Netflix、Amazon Prime、ディズニープラス、Hulu、動画サブスクの「そこでしか見られない作品の充実度」ランキング
2021.04.28
大幅上昇のディズニープラス、Amazonプライム・ビデオと2位争いへ
GEM Partnersがピックアップした指標は、「そこでしか見られない作品の充実度」。今回はレポートの結果をもとに、定額制動画配信サービス(SVOD)のブランドイメージ分析の1年間の推移に着目し、市場動向を探った結果を見てみよう。
「そこでしか見られない作品の充実度」サービス別推移
上記グラフは、「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」の2020年5月号から2021年4月号までに掲載された「そこでしか見られない作品の充実度」の値の推移になる。
値を上げ続け、首位を独走するNetflix
1年前となる2020年5月号(同年4月末実査)で2位以下を離して首位を獲得したNetflix。その後も、順位を落とすことなく値を上げ続け、最新調査となる2021年4月号(同年3月末調査)でも首位を記録しました。Netflixは、プラットフォームを横断した「定額制動画配信サービス視聴者数3月度ランキング」で15位にランクインしたヒットドラマ『愛の不時着』などをはじめ、“Netflixオリジナル”と銘打った作品を効果的に配信しており、「そこでしか見られない作品がある」というイメージ訴求に最も成功している定額制動画配信サービスであると考えられる。
※GEMランキング調べ(調査対象期間:2021年2月27日~3月26日)
大幅上昇のディズニープラス
調査サービス内で年間上昇幅TOPとなるディズニープラス。2020年5月号(同年4月末実査)では4位だったが、好調に値を上げ、2021年2月号(同年1月末実査)では、2位にランクインした。
一方、Amazonプライム・ビデオも値を伸ばしており、最新調査の2021年4月号(同年3月末調査)では、ディズニープラスをおさえて2位となった。2月号以降、Amazonプライム・ビデオとディズニープラスは僅差で推移しており、今後も入れ替わりが予想される。
年間上昇幅2.0pt以上は、ディズニープラス、TELASA、Netflix
上記グラフの期間(2020年5月号から2021年4月号)において、2.0pt以上上昇したサービスは、ディズニープラス(+4.2pt)、TELASA(+3.0pt)、Netflix(+2.7pt)となった。TELASAは2020年4月7日にサービス名称を「ビデオパス」から「TELASA」に変更。以降、順調に値を伸ばしている。
調査概要
出典:「定額制動画配信サービス ブランド・ロイヤリティ調査」
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:日本在住の15~69歳の男女
調査実施日:発行号の前月末
回答者数:10,000人弱
構成/ino.
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