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注目はロッジ型とツインポール!大人気テンマクデザインの新作テント6選

2021.04.25

■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!

2021年春は、テンマクデザインから新作テントが続々とリリース予定だ。4月下旬の発売に向けて公式サイトでも価格やスペックが順次発表されている。大型商品だけに実物を見ないことには購入を決めかねるが、WILD-1厚木店ではいち早く新作を見比べられる展示会が行われていた。

テンマクデザインはアウトドアライフストア「WILD-1」のオリジナルブランドであり、売り場やフィールドにおけるユーザーの生の意見や、コラボレーターであるアウトドアガイドなどプロの意見を取り入れられるのが強み。新作のラインナップから、現在のキャンプシーンの流れをうかがえることも展示会のおもしろさでもある。

ロッジ型&クイックテント

明るく開放感のある室内と心地いいリビング「ミグラテール」(8万7780円)

テンマクデザインとOUTINGがコラボしたロッジテント。

格子のクリアウインドウがヨーロッパの雰囲気を漂わせている。前面にはサイドウォール付きのタープを装備しており、目隠し、西日の軽減、雨の降り込み軽減に役立つ。一方、広いフリーサイトを独り占めできる環境なら、サイドウォールを巻き上げて開放的に過ごしてもいい。

クリアウインドウは3面(前・左・右)に設けられていて、前後には左右開きのドアが装備されている。窓にはストライプのパネルがあり、夜はパネルをおろして目隠し。

屋根とウォール、ライナーシートはポリエステルとコットンの混紡生地を採用。

その名の通り手軽に準備完了「ペポクイックキャビン」(7万6780円)

レトロな雰囲気が人気のソルムとのコラボ、ペポシリーズに待望のシェルターがラインナップ。

壁面がほぼ垂直なので有効面積が広い。

一般的なワンタッチテントをベースにした仕様で、フレームのプッシュボタンが押しやすく、力の弱い女性でもあつかいやすい。後部は左右に開くドアなので、別売ペポライト(4万3780円)ほか小型テントと接続すればシームレスに行き来できる。

ツインポール

寝ることに特化し設営もイージー「ツーピークキャビン」(5万2800円)

「安心して寝ることができる」をコンセプトにしたTCテント。よくあるツインポールシェルターのように見えるが、じつはインナーとフライに分かれていてより結露しづらくなっている。

インナーの四隅、ペグを差し込むループは写真のように三角の布の先に付いている。四隅にペグを刺すときれいな長方形となりフチも立ち上がる。スタンディングテープがなくてもこの段階で歪みやシワがないことを確認できるというわけ。

前室に見えるところは、じつはインナーテントでフライはひさしのみ。

ポールのトップ一節でインナーを支えており、その上にフライをかぶせる構造で、インナーとフライの間にしっかり空間が生まれる。雨の日でも隙間がつぶれてしみるようなことがない。

焚き火好きソロキャンパー待望の2ルーム「炎幕フロンティア」(5万6980円)

大ヒット中の炎幕シリーズからは、両側はストレートポール、中央は二股ポールで構成された横長テントの炎幕フロンティアが登場。別売インナーテント(1万1000円)を装着すれば、インナーの横に荷室が生まれるちょっと変わった2ルームとして使える。

インナーは前面(張り出しパネル側)と荷室側に大きく開く出入り口があり、荷室と反対側にも小さなドアがあって、本体とインナーの小さな隙間を有効活用できるという。

本体のパネルの真ん中にファスナーが付いているので片側のみの張り上げも可能。寒さや雨が直接インナーにあたらないのがうれしい。

ちなみにパネルを張り出すためのポールは2本付属されているので、3本目は手持ちのポールを使うかトレッキングポールで対応したい。

多彩なアレンジで1年中快適「BLACK SUMMIT GG8」(5万4780円)*ポール別売

JACOB LOGGEVEENとのコラボで実現した、多彩な張り方が楽しめるツインポールシェルター。両側にファスナーを装備しているので全閉時でも楽に出入りできる。

室内はコットを最大8台置ける広さで、各所にループやハトメが設けられているため張り出したりポールを追加して空間を広げたりアレンジしがいがある。

ペグを差し込むループは長さを変えられるので、一番短い位置にすればスカートのように冷気を遮断できる。暑いときは大きく開き、寒いときは閉じて中にこもる。そんな風にして一年中使えるシェルターだ。

コンパクトなのに驚くほど広い「サーカス720VC」(8万7780円)

クロスフレームを2組使うことで、設営簡単かつ室内を自由に動けるツインポールのサーカスシリーズに、コットン60%ポリエステル40%のVC素材を使ったシェルターが仲間入り。別売インナー(1万7600円)を取り付けて2ルームにできるのも今の流れにマッチしている。

前面を張り出して別売のサイドウォール(2万2000円)を装着すれば、10人が中でくつろげるほどのツインポールらしからぬ広大な空間となる。クロスフレームのおかげでポールをよけながらレイアウトを考えるストレスがないのがいい。

左右のパネルに伸びたファスナーに取り付けられているのはファスナーサポートバー(2本セット 1408円)。ツインポールやワンポールでは開閉時に結露が付着して嫌な気分になるのを防ぐ。背が高いテントでは、ファスナーに手を伸ばしやすいのも重宝する。地味だけど一度使うと手放せないアイテムがサーカス720VCには装備されている。

かつてのようにキャンプ=夏ではなく秋冬キャンプが一般的となったためだろうか、テンマクデザインの新作テントは“春夏は開放的に過ごして、秋冬は広々としたテント前室やリビングに引きこもる”をひとつのテントで叶えるものがそろっていた。また、キャンプでは焚き火をするのが前提で、軽くて火の粉に強いTC、VCを要望する声に応えたものが多いことも印象的だ。

もちろん、従来のドームテントやより軽快なタープ泊、大型2ルームテントなどそれぞれによさがあるし、キャンプスタイルの好みは人それぞれ。トレンドを抑えつつ、自分にとって最高のテントを選びたい。

問い合わせ先
テンマクデザイン https://www.tent-mark.com

取材・文/大森弘恵

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