
リモートワークが定着したことに加え、なかなか出歩けない日々が続き、運動不足を感じている人も多いことだろう。
ジムに入会するにも腰が重いし、一人でランニングをしてもなかなか続かない。
TOKYO SPORT PLAYGROUNDはそんな人にぴったりなスポットかもしれない。
東京、豊洲に2020年秋にオープンしたこの場所は、スポーツ経験の有無、障害のあるなしに関わらず、スポーツを気軽に毎日の暮らしに取り入れることが出来るスポーツパークだ。
パーク内ではスケートボードやバスケットボール、ヨガやダンス、ランニングなどを楽しむことが出来て、Nikeアプリから予約をすることで、誰でも訪れることが出来る。
なかなか遠出がしにくい今、私自身何度も足を運んでいる、TOKYO SPORT PLAYGROUND。
全ての人が一緒に使えるようにとインクルーシブデザインを採用していたり、パーク内のフロアには廃材が使用されていたりと、人にも環境にもあたたかいこの場所は、利用する度にとても良い気分になれる。
パーク内にはペットボトルの持ち込みが出来ないため、マイボトルを持参しているというのもこのパークの特徴の一つ。
もちろん、施設内には無料で給水できるウォーターサーバーも完備されている。
TOKYO SPORT PLAYGROUNDを訪れることが、環境問題やサステナブルについて考えるきっかけになるという点も魅力だ。
ある時は家にあったバスケットボールを持って。
ある時はベビーカーに乗せた1歳の娘と一緒に。
ある時はランニングをするために。
ある時は友人とダンスを楽しむために。
いつ訪れても、そこにいる人達みんなが自由にスポーツを楽しんでいて、その雰囲気に癒されている。
約束をしているわけでもないけれど、そこに行けば誰かしら知り合いがいて、一緒に時間を過ごすことが出来る。
思い出せば、学生の頃は確かにそんな“居場所”があったように思う。
大人になるにつれ、すっかり忘れてしまっていたが、仕事場でも自宅でもない居場所があるということは、驚くほど心に余裕を作ってくれる。
パーク内のバスケットボールエリアなどでは、その場に居合わせた人達が、自然とコミュニケーションを取り、3×3を始める風景なども良く見受けられるという。
広場ならではの人と人との繋がりが今の時代に心地よい。
また、TOKYO SPORT PLAYGROUNDでは様々なセッションも用意されていて、興味はあったがなかなか一歩踏み出すことが出来なかった競技にも積極的に挑戦することが出来る。
例えば、スケートに興味があるガールズのためにはGirlsSkateNight。
毎週木曜日には20名程のガールズスケーターが集まり、熱い夜を繰り広げている。
その他にもスケート経験が浅い人向けのBeginnerTimeや親子で楽しめるFamily&KidsSkateTimeもあるので、自らのレベルに合わせ、周りを気にせずセクションやトリックを試すことが出来る。
青空の下でバスケットボールを楽しみたい子供たち(13歳未満)とその親御さんにはKidsBasketballTimeも。
他の場所では、思いっきりバスケを楽しめなかったというキッズたちもここなら安心して楽しむことが出来る。
先日、私はそんなTOKYO SPORT PLAYGROUNDのセッションの一つ、豊洲エリアの5kmのコースを走る「TOYOSU RUN CREW」に参加した。
(※2021年4月からは近郊を4km程度走るCityrunと10kmを走るLongrunの2種類のコースから選ぶスタイルとなっている)
ちょうど桜が満開だったこともあり、湾岸エリアをゆっくり走るお花見ランとなったが、とても心地よい1時間だった。
一人ではあまり続かなかったランニングも誰かと走るとなれば、“行かなくては!”と思えるし、何よりとても楽しい。
Nikeアプリで簡単に参加やキャンセルが出来るのというのも参加しやすいポイントだ。
パークは2020年10月~2021年9月までのオープン予定だが、今後もNikeのシューズを試し履きしながら走ることが出来るRUN CREWやダンス、ヨガなどのイベントを開催していく予定だという。
ますます通うことが増えそう。
自分自身が心地よくなるだけでなく、様々な気づきやきっかけを手にすることが出来るTOKYO SPORT PLAYGROUND。
こんな時期だから何か新しいスポーツに挑戦してみたいと思ったら、是非思い出して、訪れてみてほしい。
TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT×ART
取材・文 モキマサヨ
煎茶道師範・ラジオDJ
毎日、ポジティブになれるコトやモノをハンティングしています。
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