
手のひらサイズの猫の仏像『ニャンブッダ』
インターペットはペット連れで楽しめる国内最大級の展示イベント。商品ブース以外にも「グルーミングコンテスト」や「ワン学・ニャン学セミナー」など、一般来場者も楽しめる内容が毎年注目を集めています。
今年は新型コロナウイルス感染症対策を行いながらの開催となり、安心して楽しめるようガイドラインも徹底されていました。
約300もの個性的なブースが並ぶなか、筆者の心をわしづかみしたのがこちら!
猫の仏像『猫buddha(ニャンブッダ)』
ナニコレ、尊い…。
見ているとなんだかほっとするような、優しい表情をした手のひらサイズの猫の仏様たちが並んでいます。
真ん中には小型犬よりもビッグサイズな猫仏様が凛と胡坐をかかれているではないですか。
気になるこちらは、その名も『猫buddha(ニャンブッダ)』。
仏像工房「仏屋さかい」さんが原型を制作・監修している木彫りの仏像で、ふくふくとした曲線やヒノキの木の質感に温かみを感じる彫刻です。
一点一点手彫りなのかと思い尋ねてみると、実は機械生産なのだとか。
というのも、ニャンブッダ着想の原型は、仏師である酒井さんとデザイン・監修担当の奥様とで制作されていた『猫仏』というオリジナル作品だったそう。
個性的で可愛らしい猫仏は国内外で大きな話題になりましたが、彫刻から染色まで手作業で仕上げるため制作が追いつかず常に品薄状態でした。
この作品をどうにか世に広めたいとして、仏像の新スタイルを提案する「MORITA」さんとタッグを組んで開発されたのが、ニャンブッダのシリーズなのだということ。
確かにこれは、もはや仏像の概念を取っ払ったおしゃれなインテリアアイテムといえますよね。
テレビや雑誌でもたびたび紹介されている『干支守護本尊』と『猫福神』のシリーズに加え、このたび新たに登場したのがこちらのシリーズ。
完全オーダーメイドの一点もの、『ペットの木彫り像』です。
制作期間は1か月~数か月程で、短毛の子より長毛の子の方が少し長くなるそう。
オーダーは一体36,000円とお手軽価格とは言えませんが、仏師の方が丁寧に手彫りしてくださった究極のうちの子グッズと考えると「高くないのでは…?」と思ってしまうのは筆者だけでしょうか。
(というか欲しいです。)
ちなみに、ビッグサイズのニャンブッダ様は彫刻から彩色まで全て手作業で制作されたものということ!うーん、尊すぎる。
面白いもの満載のイベント・インターペットで見つけた、イチオシグッズでした。
文/黒岩ヨシコ
■仏像コンシェルジュ・ストア Lunya『猫buddha(ニャンブッダ)』シリーズ
https://item.rakuten.co.jp/lunya-r/c/0000000108/
■仏屋さかいさん
■MORITAさん
構成/inox.
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