58畳用なのにまさかの2万円以下!?スマホで操作できるプロセニックの空気清浄機「Proscenic A9」

2021.04.17

ペットを飼っているご自宅や、花粉症に悩まされている方にとって、空気清浄機は手放せない生活家電の1つかもしれません。

プロセニックから2021年2月に発売された「Proscenic A9空気清浄機」は、Amazonで1万9990円(2021年3月現在)と、2万円を切る価格にも関わらず、適用面積は58畳(洋室90平方メートル)と、かなりコストパフォーマンスが良い空気清浄機。

スマホ向け専用アプリと連動すれば、外出先からでも操作できます。

今回はそんな「Proscenic A9空気清浄機」実際に試し、その使用感などをご紹介していきます。

デジタル表示で空気の状態がわかりやすい

まずはProscenic A9空気清浄機の外観をチェックしていきます。

本体は縦長なタワー型。高さ58㎝×幅32㎝×奥行32㎝となっており、重さは5.8kgとなっています。

正面の下部には吸気口があり、上部にはProscenicのロゴとデジタル画面があります。電源をオンにしてから1分後、画面には現在のお部屋の空気質がわかりやすく表示されます。

デジタル画面の中央には大きく数字が表示され、その下にはライン(上の写真の場合は緑)が映し出されます。

上の写真の場合、「43」と表示されていますが、これは本体内部のセンサーがお部屋の中の「P M2.5空気質指数」を測定した数値。この数値が低ければ低いほど、お部屋の空気はキレイということです。

また、PM2.5空気質指数の下にあるラインは、数値の大小によって色が変わります。

数値：色(空気の状態)
0～50：緑色 (良い)
51～100：黄色 (中程度)
101～150：オレンジ色 (敏感な人にとっては不健康)
151～：赤(不健康)

このように4色のカラーで空気質が表示されるため、お部屋の空気の状態がわかりやすいのもポイント。また、「自動モード」にすれば、空気質に合わせてファンスピードが自動で変わります。いちいち操作する手間が少ないのは、嬉しい要素の1つですね。

試しに筆者が加熱式たばこの煙をProscenic A9空気清浄機に吹きかけてみたところ、即座に数値が200以上まで跳ね上がり、ラインが赤く変色。しかし、1分も経たない内にラインの色は緑に変わり、数値は40以下まで下がりました。

排気口は本体の頭部にあります。ファンスピードを最大にすると、上の写真のようにティッシュが激しくはためきました。

背面には電源プラグと、フィルターを交換する時に取り外すカバー、そして吸気口があります。

ボタンは5つ採用されています。
1……5秒間押し続けることでチャイルドロックされます。
2……タイマーをセットできます。1回押すごとに「1時間後」、「2時間後」、「4時間後」、「8時間後」となります。
※「C」は後述するスマホアプリと連携し、予約時間を操作することで点灯します。
3……電源ボタンです。
4……ファンスピードの切り替えボタン。1回押すごとにファンスピードが強くなります。最小動作音は25㏈とかなり低く設定されています。
5……センサーが感知したお部屋の空気質に合わせて、ファンスピードを自動で変えられる「自動モード」が起動します。