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酒を酌み交わしながら酒蔵巡りの旅を楽しめるオンライン体験サイト「TSUGoo」の遊び方

2021.04.11

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

日本酒好きのスタッフが選んだ全国の個性豊かな酒蔵をオンラインで体験

今年2月にオープンした、酒蔵をオンラインで旅するサイト「TSUGoo(ツグー)」は、「オンラインジャーニー」という形で酒蔵を訪問し、造り手たちが語るバックストーリーに触れながら、自宅でお酒を味わうという新しいお酒の楽しみ方を提案するサービス。

TSUGooでは、日本酒好きのスタッフが選んだ全国各地の個性豊かな酒蔵を紹介。酒のうまさはもちろんのこと、造り手の想いや生き様に感銘をうけた蔵を厳選してオンラインイベントとして企画している。

参加希望者はサイトから申し込みをすると、イベント当日までに予約したプランに合わせて、お酒とおつまみが自宅に届く。イベント当日はZoomのミーティングURLにアクセスして「オンラインジャーニー」がスタート。イベントは約1.5時間で、酒蔵の造り手たちが、酒造りに対する想いや蔵の歴史を紹介する。

造り手たちのバックストーリーを肴に、自宅でくつろぎながらお酒とおつまみを味わいつつ、造り手たちに質問するなど双方向のコミュニケーションも楽しめる。(※下記画像は2月に開催されたプレオンラインイベントの様子)

TSUGooのサイトでは、イベントで紹介した製品の販売も行っており、「オンラインジャーニー」の追体験としてその酒蔵のお酒を味わうという楽しみも。

第1回目は3月20日に開催された東京23区唯一の酒蔵「東京港醸造」の「100年後の、その先へ。東京の芝で造るお酒を知る旅」。料金プランはお酒とおつまみの内容によって、3000円から9800円(すべて送料込み)まであり、イベント参加のみ(1000円)も可能。ただし、料金プランはイベントごとに異なるので、詳細は公式サイトを参照のこと。

【AJの読み】誕生秘話や酒造りの現場を見ながらさらに酒が進む

1回目のオンラインジャーニーに選ばれた東京港醸造は、酒造りの概念を覆した「4階建てビル酒蔵」。都心のオフィス街である港区の芝にあり、小さなビルの171㎡ほどの狭小スペースでの酒造りの秘密や、老舗酒蔵復興にかけた夢を杜氏の寺澤善実さんが語った。

東京・芝にあった酒蔵「若松屋」は明治43年(1910)に廃業に追い込まれた。それから100年経ち、7代目の齊藤俊一さんは酒蔵復興を目指していた。そんな折に齊藤さんは、京都の大手日本酒メーカーがお台場に開いたミニブリュワリーで杜氏をしていた寺澤善実さんと出会う。

52㎡の限られたスペースで日本酒を製造する様子を見学した齊藤さんは、都心の自社ビルでも酒造りが可能ではないかと考えた。齊藤さんの熱意に打たれた寺澤さんは、狭小空間の酒造りのノウハウを惜しみなくつぎ込み、純米酒「江戸開城」を誕生させた。

八王子産のお米、荒川水系の水道水を使った、正真正銘の東京の地酒が「江戸開城」。東京の水道水は、京都・伏見に近い中軟水で日本酒への適性が高いのだという。熟成はさせず、造りたての新酒はすぐに出荷。東京で地産地消を実現している。

1898年以前に分離、純粋培養された酵母が最近発見され、水、酵母、米、土地すべて東京産にこだわった「純米吟醸原酒 江戸開城 ALL TOKYO」という日本酒が生まれた話など、寺澤さんが語るエピソードは、マニアックな部分もあり実に興味深い。

ビルの中にあるコンパクト酒蔵の様子も中継。ビル群の中で蒸気が漂う蒸米の風景、小さなスペースに収まる小型の機械、作業場を移動するときの階段の上り下りなど、東京のど真ん中でにある、こんなに小さなスペースで酒造りが行われていることを目の当たりにすると、さらにお酒がおいしく感じる。

東京港醸造は2011年にどぶろくとリキュールの免許を取得、2016年に酒類製造免許を得て日本酒造りを始めた。おつまみの「つまみたら」は「純米どぶろく 江戸開城」にたらを漬けこんだもので、ほんのりと甘味があり、江戸開城のおつまみとして相性抜群。

話を肴にしながら、江戸開城とつまみたらでさらに酒が進む参加者の様子も見受けられ、質疑応答も活発に行われた。造り手と日本酒ファンの熱量が相乗効果を生み出すユニークなイベントで、今後のラインナップにも期待できそう。

文/阿部純子

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