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外資系企業の6割が中途採用で導入している「リファレンスチェック」とは?

2021.04.10

中途採用で「リファレンスチェック」を導入している外資系・日系企業の割合とは?

面接やエントリーシートだけで、求職者のポテンシャルは推し量れない。そこで近年、外資系企業を中心に「リファレンスチェック」が活発に行われるようになっている。

「リファレンスチェック」とは、応募者の自己評価ではなく、前職の上司や同僚などからの他己評価によって業務遂行能力をはじめとした適正・スキルを確認する手段のこと。

そんな「リファレンスチェック」の実施状況についてこのほど、エンワールド・ジャパンにより、外資系企業、およびグローバルにビジネスを展開している日系企業を対象にアンケート調査を実施し、303社から回答を得た。

1.リファレンスチェックの認知率、外資系企業は93%、日系企業は73%(図1)

「リファレンスチェックについて知っていますか」と聞いたところ、84%が「知っている(内容も知っている)」と回答した。外資系企業の回答は93%となり、日系企業の回答を20ポイント上回った(外資系企業:93%、日系企業:73%)。

【図1】「リファレンスチェック」について知っていますか。

2.リファレンスチェックの実施率、外資系企業は58%、日系企業は23%(図2)

リファレンスチェックの内容を説明した上で、「貴社では、中途採用においてリファレンスェックを実施していますか」と聞いたところ、41%が「実施している」と回答した。外資系企業の回答は58%となり、日系企業の回答を35ポイント上回った(外資系企業:58%、日系企業:23%)。

【図2】貴社では、中途採用においてリファレンスチェックを実施していますか。

3.7割の企業が「リファレンスチェックの回答内容が採用の判断に影響する」(図3、図4)

「リファレンスチェックを実施している」と回答した企業に、リファレンスチェックで得た情報が採用の判断にどの程度影響しているか聞いた。

「採用の判断に影響している」(大きく影響している、少し影響している)と回答した企業は68%だった。

日系企業の回答が外資系企業の回答を19ポイント上回り(外資系企業:62%、日系企業:81%)、リファレンスチェックを行っている割合は外資系企業が高い一方で、採用判断への影響度は日系企業の方が高いことが見て取れる。

【図3】「中途採用でリファレンスチェックを実施している」と回答した企業に伺います。リファレンスチェックで得た情報は、採用判断にどの程度影響していますか。

リファレンスチェックを行っているタイミングは、最終面接の後が最多で62%だった(同:65%、55%)。日系企業では、45%が「最終面接より前」(一次面接の後、二次面接以降~最終面接より前)と回答し、外資系企業の回答を22ポイント上回る結果に(同:23%、45%)。

日系企業では、外資系企業と比較して、選考のより早い段階でリファレンスチェックを実施している企業が多いことがわかる。

【図4】どのタイミングでリファレンスチェックを実施していますか。

4.リファレンスチェックを行っているのは、約5割が「人事・採用担当者」(図5、図6、図7)

「リファレンスチェックを行っている」と回答した企業に、誰がリファレンスチェックを行っているか聞いた。もっとも多いのは「人事・採用担当者」(外資系企業:51%、日系企業39%)、次いで「外注・アウトソーシング」(同:26%、30%)だった。

リファレンスチェックを依頼する対象者の選び方は、「転職希望者からの推薦」が最多で63%(同:67%、52%)。「企業が独自に探している」と回答したのは、日系企業が外資系企業を18ポイント上回った(同:21%、39%)。「1人の転職者につき、リファレンスチェックを行っている人数」は「2人」が最多で58%(同:61%、48%)だった。

【図5】リファレンスチェックは、誰が行っていますか。

【図6】リファレンスチェックを依頼する人を、どのように選んでいますか。

【図7】1人の転職希望者につき、何人にリファレンスチェックを行っていますか。

5.リファレンスチェックの良い点、第1位「面接官が受けた転職希望者の人物像や能力に間違いがないかの判断に役立つ」(図8)

「リファレンスチェック実施している」と回答した企業に、リファレンスチェックの良い点を聞いた。第1位は「面接官が受けた転職希望者の人物像や能力に間違いがないかの判断に役立つ」という結果だった。コメントを一部紹介する。

【図8】リファレンスチェックの良い点はどの様な点だと思いますか(複数回答可)。

■リファレンスチェックの良い点に関するフリーコメント

・個人別のオンボーディングプランに活かしている(外資系企業)
・リファレンスチェックで全て分かるとは考えていないが、しないよりは良い(外資系企業)
・解雇が難しい日本において、ベンチャー企業では採用ミスが命取りかねず、リファラル採用、もしくはリファレンスチェックを重視している(日系企業)
・入社後に不幸な判断をすることがなくなる(日系企業)

6.リファレンスチェックの欠点とは?(図9)

「リファレンスチェック実施している」と回答した企業に、リファレンスチェックの欠点を聞いた。第1位は外資系企業で「回答の信憑性が判断しづらい」、日系企業では「回答者の属性によって回答に偏りが生じる可能性がある」という意見だった。コメントを一部紹介する。

【図9】リファレンスチェックの欠点はどの様な点だと思いますか(複数回答可)。

■リファレンスチェックの欠点に関するフリーコメント

・個人情報保護のため、アクセスに限りがある(外資系企業)
・良い回答を出す人のみが、リファレンスチェック回答者として推薦される可能性がある(外資系企業)
・転職希望者の弱点を言ってくれるとは限らない(外資系企業)
・転職希望者の心象に響く(日系企業)
・社内の人と繋がりが薄い方の場合、忌憚ない意見がもらえない可能性がある(日系企業)
・リファレンス先が見つからず、実施できないケースが多い(日系企業)

7.リファレンスチェックを行っていない企業の7割は「導入の予定はない」(図10、図11)

「リファレンスチェックを実施していない」と回答した企業に、今後リファレンスチェックを導入する予定があるか聞いたところ、71%が「導入の予定はない、導入しない」と回答した(外資系企業:59%、日系企業:78%)。

「導入の予定はない、導入しない」と回答した企業にその理由を伺ったところ、第1位は「回答の信憑性に懐疑的」だった。

【図10】「リファレンスチェックを実施していない」と回答した企業に伺います。今後リファレンスチェックを導入する予定はありますか。

【図11】「リファレンスチェックを導入の予定はない、導入しない」と回答した企業に伺います。その理由は何ですか。(複数回答可)

<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:303社
調査実施期間:2021年1月15日~1月21日
回答者所属企業:外資系企業社員52%、日系企業48%

出典元:エンワールド・ジャパン株式会社

構成/こじへい

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