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乳児は通常の話し言葉よりベビートークを好んで注意を向ける、米UCLA研究チーム報告

2021.04.14

乳児はベビートークが好き

普段接している言語の種類に関係なく、乳児は、通常の話し方よりもベビートーク(赤ちゃん言葉を使った乳幼児に対する語りかけ方)を好み、より注意を向けるという研究結果が、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)Language Acquisition LabのMegha Sundara氏らにより報告された。この研究結果の詳細は、「Advances in Methods and Practices in Psychological Science」に3月12日掲載された。

この研究は、バイリンガルで育てられている333人の乳児と、モノリンガル(単一言語)で育てられている384人の乳児を対象に、英国、フランス、米国、シンガポールなど世界7カ国、17カ所の研究所で実施された。

乳児の年齢は、生後6〜9カ月、あるいは生後12〜15カ月であった。

試験では、親の膝の上に座らせた乳児に、左右に設置したスピーカーから流れてくる音声を順番に聞かせて、乳児が音声に注意を傾ける時間を測定した。

音声は英語を話す母親によるもので、ベビートークで話した場合と、通常の話し方で話した場合の2パターンを聞かせた。

ベビートークについてSundara氏は、「どの言語にもある」と述べ、その特徴として、「通常の話し方よりもゆっくりで、抑揚と活気に富んでいて、楽しげなもの」と説明する。

そして、「言語によるベビートークの違いは、どれだけ誇張した話し方をするかにある。英語のベビートークは最も誇張した話し方をするものの一つだ」と述べている。

試験の結果、バイリンガルの乳児もモノリンガルの乳児も、通常の話し方よりもベビートークを好み、その好む程度は双方で大きく変わらないことが明らかになった。

この結果は、たとえ母語が英語ではない乳児の場合でも同じだった。ただしUCLAで評価された、英語とスペイン語で育てられているバイリンガルの乳児では、家庭で英語に接する時間の方が長いほど、通常の話し方に比べてベビートークを好む程度が大きかった。

また、この研究では、生後6〜9カ月の乳児の場合、母親の教育レベルが高い乳児の方が、教育レベルが低い母親の乳児に比べて、ベビートークを好む傾向が強いことも判明した。

この理由について、共著者の一人であるUCLAのスペイン語・ポルトガル語学部のVictoria Mateu氏は、「教育レベルの高い母親の方が、乳児に頻繁に語りかけ、赤ちゃん言葉を使う頻度も高いのではないか」と推測している。

子どもに2つの言語を教えると言語の習得が遅れるのではないかと心配する親もいるが、Sundara氏は、「この研究により、乳児をバイリンガルで育てていようとモノリンガルで育てていようと、言語に対する注意力と言語習得の発達の仕方は似たようなものであることが明らかになった。言語は早期に習い始める方がよく身に付く。つまり、乳児の頃からバイリンガルで育てることにはメリットがあると言える」と話している。(HealthDay News 2021年3月25日)

Copyright © 2021 HealthDay. All rights reserved.

(参考情報)
Abstract/Full Text
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/2515245920974622

Press Release
https://newsroom.ucla.edu/releases/language-acquisition-lab-bilingual-babies-baby-talk

構成/DIME編集部

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