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イメージはDAHLIA!?YOSHIKIがプロデュースしたワイン「Y by YOSHIKI」を飲んでみた!

2021.04.08

「私にとってのワインは歌です」(YOSHIKI

 映画監督のフランシス・フォード・コッポラや俳優のブラット・ピットなど、ワイン好きが高じて自身のワイナリーを持つハリウッド・セレブは多い。

日本でもワインマニアとして知られるTHE ALFEEの高見沢俊彦氏がサンマリノ共和国に自身の名をつけたブドウ畑を作り、2019年に第一弾ワイン『白騎士』(CAVALIERE BIANCO)を発売して話題となった。

だがそれよりはるか前の2009年に自身のワインブランド「Y by YOSHIKI」を設立しているのが、人気ロックバンド「X JAPAN」のリーダーであるYOSHIKI氏。

トナーは、ワイン醸造地として有名なカリフォルニア州のナパ・ヴァレーの醸造家ロブ・モンダヴィ Jr。よくある単なる名前を貸すだけの“プロデュース”ではなく、ロブ氏とともにテイスティングを重ね、自身でブレンドをしているという。“家宝”として買い求めるファンだけでなくワインマニアにも評価が高い証拠に、「グランドハイアット東京」「ザ・リッツ・カールトン 東京」などのラグジュアリーホテルや、「ジョエル・ロブション」などの一流レストランのワインリストにも載っている。

同ブランドの中心は18,000円~38,000円のプレミアムワイン。なかなか手を出しにくい価格帯だが、YOSHIKIスマートカジュアルと呼ぶ入手しやすいシリーズ「Y by YOSHIKI California」が2018年からスタートしている。その新ヴィンテージが昨年末に発売されているので、取り寄せてみた。


▲「Chardonnay “Encore” California 2019 (シャルドネ “アンコール”カリフォルニア2019)」。100% シャルドネ。YOSHIKIが「より多くの人々にカジュアルに飲んでもらえるワインを造りたい」と考え、始めた新シリーズ。参考小売価格:¥5,830

カジュアルラインとはいえ、全体から漂うYOSHIKIオーラ。

ラベルの英文をGoogle翻訳で訳してみると、「私にとってのワインは歌です」の文言が

 

であればこのワインは、いったいX JAPANのどの歌のイメージなのか。X JAPANファンに試飲してもらい、このワインの味からイメージされるX JAPAN楽曲名を探ってみた。

最初の香りは意外にも甘口。でもそれだけじゃない…?

 試飲をしてもらったのは、長年にわたるX JAPANファンである以下の2人。

◎上田氏(仮名)男性/38/WEBディレクター。

X JAPANファン歴25年。中学2年の時、音楽好きの友人から「WEEK END」の初回版CDを借りて聴いてから大ハマリ。「なのに翌年には解散してしまって残念でした…」。

◎川西さん(仮名)女性/50/編集ライター

X JAPANファン歴33年。ファンになったのは「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で見たのがきっかけ。「X JAPANをまだよく知らない人は、ドキュメンタリー映画『WE ARE X』をぜひ観てほしい。ファンンのたたずまいを含めてサイコーだから」

ワインに合いそうなおつまみを持ち寄り、試飲会スタート。BGMはもちろん、X JAPAN

 

緊張しつつ栓を抜く。グラスに注ぐと、早くも甘く華やかな香りが広がる。「甘いんだ・・・予想外」と驚く上田氏。

「この色のイメージは、紅白歌合戦の時のクリスタルピアノかな。夕日が差し込んでいた時の空の色がこんなだった…」(川西さん)。

「香りは華やかで甘めだけど、飲むと意外にすっきりしていて、余韻は豊かな感じ…。曲でいうとバラード系かな。『Longing 〜跡切れたmelody〜』みたいな」(上田氏)

「バラードっていう味じゃない。どちらかというと『CELEBRATION』じゃない?」(川西さん)

「そんなやんちゃな味でもないんだよな。『DAHLIA』の少し甘い感じもあるし」(上田氏)

「だけど『DAHLIA』ほどの激しさはないような。『VANISHING LOVE』っていう気も」(川西さん)

 

なかなか結論が出ないので、曲を流しながらワインを味わい、また違う曲を流しては味わう、を繰り返す。

結論。このワインのイメージは「DAHLIA

「甘くてやさしいけど、それだけじゃなくてしっかり芯がある味というか。『SAY ANYTHING』が近いかも。余韻の幅広さには、オーケストラ演奏ほどの豊かさと強さを感じるなあ」(上田氏) 

「うんうん、ピアノソロじゃなくてオーケストラだね、確かに」(川西さん) 

DAHLIA」を聞きなおして、「うん、やっぱりこれだな」(上田氏)「だね」(川西さん)とやっと、意見が一致。 


DAHLIA」(X JAPAN

ちなみにこのワインをいろいろなおつまみに合わせてみたが、合うと思ったら意外に会わなかったのが蟹クリームコロッケ。意外に合ったのが天ぷら。

「白ワインだからクリームコロッケかと思って用意したんだけど…。飲んだ後の香りがちょっと、赤ワインっぽい重さがあるからかな。少し強さがある味のフードのほうが合う感じ」(川西さん)

「そうそう、飲んだ後の膨らみ方が、最初の香りから来るイメージと全然違うんだよ。カジュアルだけど、不思議なほど広がりがある。最初と最後が全然違う『ART OF LIFE』みたいに」(上田氏)。

ひとくちで、YOSHIKIの音楽のエッセンスが味わえる…かもしれない

酔いがまわってきて、どんどん饒舌になっていく上田氏。このあたりからほぼ独演会状態。

「『Forever Love』の繊細すぎて壊れそうな感じよりも、中期のバラードの強さを感じさせる味。初期のX JAPANはワインというよりウイスキーのイメージだったから、このワインのイメージとは違うなぁ。バラード曲は、甘いバーボンやスコッチっていうイメージだった」(上田氏)

X JAPANの曲の一番の特徴は、起承転結があって、途中途中で情景ががらりと変わること。クラッシック音楽の構成のような意外性や展開力があるんだよね。このワインも初めは香りがデザートワインみたいな甘さがあるけど、飲むとすっきりした白ワインで、飲み終わるとしっかりしたフルボディの赤ワインみたいな膨らみがある。そういう意味で、この一口の中に、YOSHIKIのエッセンスが全部入っているのかもしれない」(上田氏)。

ちなみに上田氏は大のワイン好きでもあるが、自分では「Y by YOSHIKI」のワインを買おうと思ったことはないとのこと。「ワインを買うのはYOSHIKIのファンの人じゃないかな。僕はX JAPANの曲が好きなだけなんで。でもこのワインはすごく面白い。赤も飲んでみたいな」(上田氏)。

ファンならばこのワインの中に、繊細な感覚で壮大なストーリーを構築するYOSHIKIの世界観、センスを見出せるかもしれない。上田氏のように「楽曲のファン」という人も、一度は味わってみる価値がありそうだ。

関連リンク「Y by YOSHIKI」
http://www.ybyyoshiki.com

 文/桑原恵美子

フリーライター。「日経トレンディネット」に約700本の記事を執筆。「dressing」(ぐるなび)でレストラン取材記事、「PETomorrow」(小学館)で猫関連記事を執筆中。 

構成/inox.

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