大手や海外メーカーの人気が根強い家電市場で、めきめきと頭角を現わしているメーカーがいくつもある。そんな急成長家電メーカーは今後どの分野に力を入れていくのか。今年イチオシの家電とともに紹介する。
IRIS OHYAMA アイリスオーヤマ
購入時のユーザビリティーも追求
アイリスオーヤマの家電分野の急成長を支えたのは、何といってもシンプルな操作とリーズナブルな価格。ふとん乾燥機シリーズは累計400万台を販売し、4年連続シェアNo.1となっている。そんな同社は今年、大型家電で猛追をかける。ユーザーをより快適にするためのアイデアを重視した『なるほど家電』シリーズに、テレビやエアコン、洗濯機のラインアップを加える予定だ。設置工事を見直し、ECサイトなどでも手軽に買えるなど、購入時のユーザビリティーを追求する。
大型の〝なるほど〟家電が続々登場!
アイリス初の乾燥機能を搭載!洗剤から雑菌の繁殖を抑える
『ドラム式洗濯機(乾燥機能付き)』14万8000円
1~2人暮らしにちょうどいい8kgサイズ。Ag+除菌システムを新搭載。銀イオンによって洗濯物の雑菌の繁殖を抑え、部屋干しした際のニオイの発生を防ぐ。80~90%の乾燥で終了する「ふんわりシワ取りコース」は、乾燥後に部屋干しすることで衣類のシワ残りを軽減。乾きにくい衣類や短時間で仕上げる、厚物衣類コース・スポーツウエアコースも搭載。
洗剤、漂白剤、柔軟剤の投入口にAg+除菌システムを新搭載。ニオイの原因を断つ。
番組のジャンルを読み取り、画質・音質を自動で調整!
『AIオート機能4Kチューナー内蔵液晶テレビ』9万4800円~
AIオート機能によって、スポーツやドラマなどジャンルごとに画質と音質を自動で調整。各コンテンツの特徴を最大限に生かした映像が楽しめる。音声操作リモコンを付属し、設定不要で音声操作が可能に。
設定やネット環境不要で音声操作を可能に!
『ルームエアコンairwill GVシリーズ』6万800円~
音声操作リモコンを搭載。ネット環境や設定不要で、電源ON・OFFや風量調整などを声で操作できる。リモコン内に温度湿度センサーを内蔵し、「みはりモード」作動中は、部屋の高温多湿を感知。自動で冷房運転を開始する。
取材・文/金山 靖