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高さ165cm、お値段88万円!ドイツから上陸した超ド級空気清浄機「NANODRON」の実力

2021.04.04

天井高5m、床面積70畳まで対応

新型コロナウイルスの影響からか空気清浄機が人気である。今回はそのハイエンドとも言えるナノドロンを実際に借用して拙宅で使ってみた。注文生産で12種類のカラーバリエーションがあり、高さ165cm、希望小売価格は88万円と何もかもが破格。適用床面積は70畳の豪邸対応である。

これ1台あれば2LDKの拙宅の全ての部屋がカバーされる。1日8時間運転後は部屋の空気が入れ替わって森の中で暮らしているようなキレイな空気に包まれるそうだ。早速、体験してみよう!

背の高いボディは6層構造で空気を0.001μmまで徹底洗浄

ナノドロンを製造するのはドイツの空気清浄機メーカーHealth Air Technology GmbH。同社は高性能空気清浄機に使われているHEPAフィルターでは飽き足らず、その50倍以上の浄化能力を持つナノドロンを開発製品化した。現行の空気清浄機はPM2.5やウイルスに対応した高性能モデルで、0.5~0.1μmの微小粒子に対応している。これに対してナノドロンは0.001μmの微粒子まで吸着できるという桁違いの性能を誇る。

それを実現するために、165cmの本体の上から吸って、下から吹き出す方式を採用。上部の空気取り入れ口には金属製のプレフィルターがあり、その先で空気はイオン化されてから、4層に分かれたHEPA14フィルターによって0.001μmまでの汚染物質を吸着、中和する。次に汚染粒子を中和させるため1万2000Vの静電気を発生させる。下部に届いた空気は4速ラジアルファンによって、放出される。ファンの周りには二重層活性炭フィルターがあり有害ガスと匂いを浄化する。

ナノドロンは本体とスタンド部分に分かれて到着した

本体がスッポリ収まるキャリングケースが付属、ホテル宿泊時にも使える?

貸出機はCARBON BLACKで存在感抜群、一般家庭には白の方が目立たないだろう

静音設計で24時間運転、電気代は1ヵ月約100円

ナノドロンの使い方はシンプルで、電源を入れる。運転レベルを選択する。これで終わりだ。通常の運転レベルは1でいい。電源は入れたまま、間違ってOFFにしないためのロック機能まである。部屋の窓はなるべく開放しない。日本製品のように空気の汚染度によって自動的に運転強度が変わるなどの便利機能はないため、匂いが気になったら手動で運転レベル4にする。

24時間運転で気になるのが騒音レベルである。音が気になったら連続運転は無理。カタログスペックではレベル1で29dBとある。これがホントならものすごく静かである。なぜなら簡易騒音計で測れる静けさの限界は30dBまでだからだ。スタジオ30dB、図書館45dB、オフィス50dBで、一般的なエアコンの作動音は40~55dBぐらいだ。私はオーディオ機器試聴のために静かな環境を選んだのだが、ものすごく静かな時で27dBを記録、それでも天井の換気扇をONにしただけで30dBを超えてしまう。

騒音レベル29dBがどのような条件で測定されたかは不明なので、ウチでも測定してみた。本体からの距離は1mで、高さは80cmの位置に騒音計を設置した。ナノドロンは壁際にあるので壁、床、天井からの反射の影響を受けカタログスペックより騒音レベルは高くなると予想した。

結果は、参考値として測定した風量も入れて表にまとめた。これはかなり優秀である。レベル1なら音はほとんど気にならず24時間運転できる。35dBは静かな住宅街クラスなので、暗騒音レベルの高い環境であれば運転音はマスクされ全く聞こえないだろう。レベル2は静かな換気扇レベルで、BGMを流したりTVを見ている時には気にならない音量だ。レベル3でウチで使っているハイブリッド型の加湿器と同じぐらいの騒音レベルに到達。レベル4はゴーッという吸気音が聞こえ最強運転していることが分かる。急いで匂いを飛ばしたい時などに5~10分間ぐらいなら我慢できる音量と言える。

リビングルームにナノドロンを設置して測定した騒音レベル

操作パネルを押して運転レベル1から4を選択する

騒音測定には小野測器のLA-210を使用。風量はFUSOマルチ環境計測器LM8010で測定

花粉とPM2.5をシャットアウトして快適な生活がおくれた

ナノドロンを設置して1週間、レベル1の24時間運転を続けていると、自宅から出ない限り花粉症の症状が出ずに快適に暮らせた。私は小学校低学年から花粉症を発症して、当時は花粉症という言葉がなくアレルギー性結膜炎などと診断されていた。そんな筋金入りの花粉症で、朝、妻が換気のために寝室の窓を少し開けただけでも目が痒くなり、鼻が出ていた。

ナノドロン設置後は寝室とダイニングキッチンの窓を少し開けて換気しても極めて快調、ハウスダストやPM2.5にも弱い体質なのだが、これも影響なしだった。匂いに関してはフライパンの水がなくなりウインナーをキッチンで焦がしたときに、運転レベル4に切り替えれば、嫌な匂いはどんどん吸われて全ての部屋で気にならないレベルまで戻っていった。さすが88万円である。他の空気清浄機と直接比較したわけではないので、それ以上の実感はわかなかったが、ナノドロン返却後は朝イチで花粉を実感できる環境に戻った。

メンテナンスに関しては、プレフィルターの定期的な清掃に加えて、半年から1年ごとに2種類のフィルター交換が必要で、これが出張交換費用1回、7万7000円となる。ハイエンドモデルだけあってメンテナンス費用も高額である。リビング面積30畳以上の豪邸なら、導入を検討すべき製品だろうが、庶民向けに最大適用畳数30畳で15万円ぐらいのモデルを作ってくれないだろうかと思う今日この頃なのだった。

工具不要、3個所のネジをゆるめるだけで外せるプレフィルター。掃除機で吸うだけ清掃完了

金網の目はかなり粗いが歯ブラシで清掃するとかなりホコリが取れた。輸入元に聞くと貸出機のプレフィルターは、まだ清掃していないそうなので、拙宅だけのホコリとは限らないのだ

写真・文/ゴン川野

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