人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

コロナ禍で休みどころじゃない!?昨年の有給休暇取得日数と取得率は5年ぶりに低下

2021.03.29

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大によって、「余暇を充実させる」という気持ちになりにくかった2020年。そんなコロナ禍の1年において、日本人の有給取得状況は、どのような変化を見せたのだろうか?

世界の大手総合旅行ブランドの一つであるエクスペディアではこのほど、毎年恒例の「有給休暇の国際比較調査」の第二弾を公開。同社は過去10年以上にわたり本調査を継続しており、本稿では、過去からの推移や世代別の比較など、日本のデータを中心に発表していく。

日本人の有給休暇取得日数・取得率ともに5年ぶりに低下

2020年における有給休暇の取得日数は新型コロナウイルスの影響で世界的に減少傾向となり、日本においても取得日数は例年の10日から9日と一日減る結果になった。

ここ4年間、日本の有給休暇取得日数は10日、取得率は50%という結果が続いていたが、2019年4月に始まった「年5日の有給休暇取得の義務化」により、2020年の調査から取得日数が増加する可能性があった。しかし、実際には5年ぶりに取得日数と取得率がとも減少しており、年間の取得日数が10日を下回るのは2013年以来となる。

休暇取得状況を世代別にみると、最も取得日数が少ないのは50歳以上となった。しかし昨年の結果と比べると、 18歳~34歳の取得日数が2019年の15日から2020年は10日と、大きく減っていることがわかる。

一方で、「休み不足と感じているか」という質問に対して、2019年は18歳~34歳の68%が「休み不足」と感じていたのに対し2020年は41%と、休みが減っているのにも関わらず「休み不足」と感じている人の割合が減っている。

2020年は休暇を取得しても外出制限が多くあったため、若い世代の休暇取得日数低下や「休み不足」と感じないことに影響を与えたのかもしれない。

上司/会社は以前より有給休暇取得に協力的!10%以上も回答が増加

2020年の有給休暇の取得日数は減少傾向にあるが、「上司や会社の休暇に対する協力体制」という点では改善の兆しがみられた。

本調査では継続して「上司/会社は休暇取得に協力的か?」という質問をしており、「はい」と回答した人の割合が2020年は65%と、2019年から12%分増加している。2019年4月より始まった「年5日の有給休暇の取得義務化」 の影響もあるのかもしれない。

しかしながら、結果を世代別に見ると、18歳~34歳の若い世代ほど「はい」と回答した割合が低くなっており、「わからない」と回答した人も25%いる。会社や上司は休暇についての方針を明確にし、社員にとって休暇が取りやすい環境づくりを意識していく必要があるかもしれない。

若い世代は「癒し」シニア世代は「解放」?世代間で異なる幸せな休暇の過ごし方

「最も幸せだと感じる休暇の過ごし方」について聞いてみたところ、世代ごとに少しずつ差があることがわかった。18歳から34歳では「なにもせずにリラックスできること」が一位、「いつもよりも睡眠をとれること」が二位となった。

一方、50歳以上では「日常のルーティーンから解放されること」 が一番多い結果となった。若い世代では癒しやリラックスを休暇に求めており、一方で50歳以上は日常と異なることをしてリフレッシュしたいようだ。

<アンケート概要>
サンプル数: 計9,200名/16地域
調査対象: 日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、
香港、マレーシア、シンガポール、韓国、タイ、台湾
調査期間: 2020年11月18日~12月9日
調査方法: インターネットリサーチ
調査会社:Northstar Research Partners

※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がある。

出典元:エクスペディア

構成/こじへい

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年4月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「スマホLIVEスタンド」! 特集は「投資の新常識」&「輸入食材スーパーの極上グルメ」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。