人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

人間の脳と記憶の矛盾に迫るAmazon Prime VideoのSFサスペンス・スリラー映画「ブラック・ボックス」

2021.03.28

Courtesy of Amazon Studios

記憶や自我なんて、本当は曖昧で脆いものなのかもしれない。

2020年よりAmazon Prime Videoで独占配信中の映画『ブラック・ボックス』は、“人間の脳と記憶”がテーマのSFサスペンス・スリラー。

監督は、映画『Born With It - 生まれつき』を手掛けたエマニュエル・オセー・クフォーJr.。主演は『アンダーウォーター』『ワインは期待と現実の味』などのマムドゥ・アチー。

あらすじ

シングルファザーのノーラン(マムドゥ・アチー)は、半年前の交通事故で妻を亡くし、自身も後遺症として重度の記憶障害に苦しんでいる。

ひとり娘のエヴァは、ノーランが事故前の性格とまったく違うことを度々指摘する。

困り果てたノーランは、主治医エボアの紹介で、“神経精神科の権威”ブルックス医師が独自に開発した“ブラック・ボックス”による最先端の治療を試すことに……。

Courtesy of Amazon Studios

見どころ

先日ご紹介した『The One: 導かれた糸』(Netflixオリジナルシリーズ)と同じく、本作にも万能感に支配された独善的なマッド・サイエンティストが登場。

実際にどこかにいそうな雰囲気が、恐ろしさに拍車をかけている。もしも日本版が実現するのなら、個人的にはぜひ高畑淳子さんによる怪演をリクエストしたい。

それにしても、自分が認識している“この世界”というものは、曖昧な記憶でつくられた砂の城のように、脆く儚いものなのかもしれない。

音楽や映像など、無意識のうちに何度も繰り返し見聞きしている情報は、脳の深い部分に刷り込まれるということを聞いたことがある人は多いのではないだろうか。

「確かにこの目で見て聞いて触って経験した」と信じ込んでいる過去の記憶も、もしかしたら妄想や思い込みなどが大半を占めているのかも……?と段々不安になってくる。

自分の脳は自分の支配下にあり、自由自在にコントロールできるものだと信じている人が大半だろうが、意外と他者からの侵略や支配に対しては脆弱なのだろう。

90年代の『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)風味の不気味さも魅力的な作品だ。

Courtesy of Amazon Studios

『ブラック・ボックス』
Amazon Prime Videoで独占配信中

文/吉野潤子

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年4月15日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「スマホLIVEスタンド」! 特集は「投資の新常識」&「輸入食材スーパーの極上グルメ」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。