
テレビを主戦場に活躍してきた人たちが今、次々とYouTubeに進出している。自ら企画を立ち上げたり、撮影や編集に関わることが多いというYouTubeとテレビの差は何か? 学び、そしてエンターテインメントという観点からその魅力を探った。
テレビではできないようなこだわりを詰め込んでいます!
魚住りえさん
1995年に日テレ入社後、2004年にフリーに。テレビ、ラジオ出演だけでなく、アナウンス技術のレッスンなども行なっている。よく観るYouTubeチャンネルは『スターテニスアカデミー』。
『魚住りえチャンネル』
「アナウンサー直伝のラーニングメソッド」と「様々な分野で活躍するプロフェッショナルへのインタビュー」を2本柱としている。アナウンス技術の粋を駆使した朗読動画も人気。
ラジオのような1対1の距離感が魅力
新型コロナは、対面の仕事がメインだった私の生活に大きな変化をもたらしました。スピーチボイスデザイナーという、魅力的な声の出し方や話し方をお教えする仕事や、講演会の依頼などを受けていましたが、パタリとなくなりました。生まれた時間をどう使おうか考えた時に浮かんだのがYouTube。以前から私のレッスンを習いたいというありがたい声があり、YouTubeで応えようと思ったんです。
映像メディアだからといって、やってみるとテレビとは大違い! どちらかというとラジオに近いと感じています。例えるなら、観客がおらず、観てくれている〝あなた〟ひとりに向かって喋っている感覚。ラジオも、聞いているひとりの人に向けて喋るという意識をもってやるんです。あとは、YouTubeにはコメントがありますよね。全部読んでいますし、質問がきていたら返信することもあります。これって、ラジオに届くお便りを読んでいるような感覚に近いです。
何よりテレビと大きく違うのは、自分のこだわりをとことん詰め込めること! 自分たちで編集し、言いたいことを伝え、それを観てもらえます。見え方も自分なりの哲学で表現できるので、すっごくラフな格好でもOK。この〝自分らしく〟というカジュアルさが許されるのもラジオに近いかもしれませんね。テレビだと完成された舞台があり、台本がありと〝作られている〟感が強いため、この人はどんな人なんだろうかというのが見えづらい。でもYouTubeだと自分らしさを視聴者に感じてもらえるので、親近感も湧くと思うんです。これは、動画に夢中になってもらうための大きなメリットだと思います。
動画にはこだわりを詰め込んでいます。観た人に満足してもらえるような動画を目指して、事前準備に時間は惜しみません。量より質タイプですね(笑)。こだわって作っても視聴者が満足してくれるかどうかはずっと手探り状態で、悩みどころは力をかけたエネルギーに必ずしも数字が応えてくれるわけではないということ。おもしろさとか話題性など、顕著に数字に出てくるのでトライ&エラーの繰り返し。でも、動画を公開している側も成長していて、1年前と今では伝え方や身振り手振り、テロップの入れ方などスキルアップしているはずなんです。その変化を追いながら見るのも楽しいと思うんですよ。私ももっともっと質のいいものをお届けしたいと奮闘中。今以上に皆さんに満足してもらえるようがんばりたいです!
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話題沸騰!DIME最新号の特別付録は動画の視聴、配信に便利な「スマホLIVEスタンド」
現在発売中の「DIME」6月号の特別付録は、動画の視聴、撮影、配信までいろいろ使える「スマホLIVEスタンド」。
6.5インチまでのスマートフォンをがっちりホールドできるスマホスタンドで、ホールド部分が360度の首振りに対応しており、しかも、高さが無段階で22cm〜32cmまで調節できるスグレモノ。
テレワークをしながら、ソファに座りながら、お風呂に入りながら、ヨガをしながら、キッチンで料理をしながら、といった形で、好きな角度、好きな高さで動画を視聴できるのがうれしい。特に、テレワーク時にオンライン会議用に使ったり、サブモニターとして使えるのもポイントだ。
もちろん、視聴するだけでなく、動画を撮影する時も好きな場所に、好きなアングルで固定設置できるのが便利。ゴルフスイングの練習用に、あるいは、料理のレシピ動画のふかん撮影用にも使えるほか、TikTokやInstagramなどに投稿する動画を撮影したり、そのままライブ配信したりする時にも便利。
また、食事を作る時にキッチンに置いてスマホをセットすれば、ちょうどいい高さでレシピ動画を見ながらが料理ができる。また、360度の首振りにも対応しているので、自身が作った料理のレシピ動画も簡単に撮影できる!
さらには、お気に入りの模型やフィギュアをこのスタンドに固定して撮影したり、あるいは、スマホを固定して簡易的なドライブレコーダーとして使うことも可能だ。
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取材・文/田村菜津季
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