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寝かしつけ、お風呂、おむつ交換、夫婦間に生じる育児タスクに対する認識のズレを解消する方法

2021.03.28

コロナ禍の巣ごもり生活から、夫の家事・育児時間が増えていることが、さまざまなアンケート調査結果からもわかっているが、夫婦間の認識のズレも明らかになっている。

どのような認識のズレが目立っているのか、調査結果から探るとともに、一般社団法人子育てデザイナーズ協会の代表理事、井上誠也さんのアドバイスのもと、父親の立場からの育児のズレに対する具体的な対策を紹介する。

夫婦間の認識「ズレ育児」トップ3は「寝かしつけ」「お風呂」「おむつ替え」

ピジョン株式会社運営の「ピジョン 育児イマLABO」が2020年11月、全国の子育て中の共働き夫婦の20~40代男女を対象に「イマドキ夫婦の家事・育児に関する調査」を行ったところ、夫婦間で家事・育児に関する認識のズレがあることがわかった。

現状、子育て中の共働き夫婦の家事・育児分担は、どちらかがメインで行い、サポートする「シュフ型」が約8割、それぞれの担当を分担する「シェア型」が約2割となり、現状の家事・育児の分担には、8割以上が満足していることがわかった。

しかし、家事・育児に対して、パートナーとの認識のズレ「ズレ家事・ズレ育児」を感じたことがある人が6割以上いた。

ズレ家事・ズレ育児とは、一つの家事・育児に対して、前後工程のタスクで感じる夫婦間の認識のズレのことを指すという。

アンケート調査で「ズレ家事・ズレ育児」の具体例を聞いたところ、ズレ育児TOP3は次の結果となった。

1位は「子どもの寝かしつけ」で45.3%、2位は「子どものお風呂」で39.9%、3位は「子どものおむつ替え」32.1%だった。

具体的な認識のズレとしては「お風呂で洗うだけなら誰でもできる。脱がせるところからスキンケアをして着替えさせてほしい」という声があったそうだ。

ズレ育児で多い「寝かしつけ」「お風呂」「おむつ替え」のパパの対処法

この夫婦間の認識のズレ問題は、夫・パパの立場としてははがゆく感じることもあるだろう。どのように解決できるのか。一般社団法人子育てデザイナーズ協会の代表理事 井上誠也氏は、次のように話す。

「『ズレ家事・ズレ育児』の背景には、『タスクの範囲』と『ゴールイメージ』に夫婦間でギャップがあると考えられます。そのため、ズレを根本的に解決するためには、タスクの範囲とゴールイメージの認識のズレを解消する必要がありますが、奥さんと会話しながら一つ一つすり合わせていくよりも、奥さんが普段どのようにやっているかを観察して、自己流ではなく、まずは同じことを再現してみることから始めてみるとうまくいくかと思います」

そこで、子どもの寝かしつけ、お風呂、おむつ替えでよくある認識のズレに関して、対策をアドバイスしてもらった。

1.「子どもの寝かしつけ」

「寝かしつけにおけるズレの代表例としては、『タイムスケジュール管理』が挙げられます。

よほど聞き分けが良く、生活リズムが整った子でない限り、子どものペースで進めていると決まった時間に就寝することは、ほぼ無理です。

多くのお母さんは、決まった時間に寝るという生活リズムを気にしながら一日のタイムスケジュールを考えています。そのため、単に『子どもが寝そうになったタイミングで、子どもを連れて寝室に行き、寝るまで待っている』というのを寝かしつけのタスクだと認識していると、そこに奥さんとのズレが生じます。

少なくとも、夕方くらいからは『何時ごろに夕飯食べて、何時ごろにお風呂入って』といった具合に寝る時間から逆算したスケジュールを意識したほうが良いかと思います。

また『寝室に行って絵本一冊読む』『お話を一つして寝る』など、いわゆる寝かしつけルーチンを習得しておくと、なお良いと思います」

2.「子どものお風呂」

「子どもをお風呂に入れる育児におけるズレの代表例としては、『スキンケア』と『着替え』が挙げられます。

よくあるパターンが、単に『一緒にお風呂に入って、子どもの体を洗うこと』がお風呂に入れるというタスクだと認識しているケースです。

多くのお母さんは『寝る時間から逆算して、決まった時間までにお風呂に連れていき、お風呂に入れて、お風呂から出して体を拭いて、保湿などのスキンケアをして、髪の毛を乾かす』くらいまでを一連のタスクとして認識しているケースがほとんどです。

私は、夫婦は“協力しながら育児をするチーム”であると思っていますし、実際、分業したほうが楽なタスクもたくさんあるため、一連のタスクをすべて一人でやる必要はないと思います。一度夫婦で、お風呂に入れるときの役割分担について話してみるのも良いのではないでしょうか」

3.「子どものおむつ替え」

「おむつ替えにおけるズレの代表例としては、『交換タイミング』と『ウンチ』が挙げられます。

よくあるパターンは、おむつ替えとは『おむつがパンパンになってきたら替える』というタスクだと認識しているケースです。

もちろん何も出ていなければ替える必要はないのですが、目安として、4時間おき、もしくは6時間おきに替えるというのが一般的です。一定時間ごとに替えるのが習慣になると、子どももそのリズムを認識して、おむつ替えを嫌がりにくくなる効果も期待できます。お母さんはこの時間やリズムを気にしていることがあります。

また、よくあるケースは『ウンチのときは、お父さんでは替えられず、お母さんにお願いする』パターンです。おむつを見てウンチをしていたら『ママー、ウンチだったからお願い!』と言ってお母さんにバトンタッチするケースがまだまだあるようで、それがお母さんたちのモヤモヤの一因になっていたりします」

妻の育児タスクの認識と、夫の認識とのズレはどうしても発生するものである。それをいかに話し合いや「観察・再現」すること、そして今回のアドバイスをヒントに解消していくかが解決のポイントとなりそうだ。

取材・文/石原亜香利

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