
2020年3月18日、ついにユニバーサル・スタジオ・ジャパンにスーパー・ニンテンドー・ワールドがオープンした。マリオの世界にどっぷりと浸かり、大人も遊びの本能がくすぐられる新しいアトラクションやフードを体験してきたので、レポートしていきたい。
マリオカートの世界が目の前に広がる『マリオカート 〜クッパの挑戦状〜』に乗ってみた感想は?
『マリオカート 〜クッパの挑戦状〜』 はAR技術の元、マリオカートのコースでこうらを投げ、マリオやピーチ姫と一緒に敵を撃退しながら滑走するアトラクションだ。
このアトラクションは荘厳なクッパ城の中で体験することができる。
クッパ城は想像していたよりも広く、中には様々なものが飾られているため、待ち時間も退屈しないで楽しめるのではないかと感じた。
乗車時には専用ゴーグルを着用し、ハンドルを握ってコースに出発する。ハンドルについているボタンを押して、目の前に登場する敵のクッパチームにこうらを投げ当てながら前に進んでいく。味方のマリオチームに当てないように注意しながら、こうらを投げていく必要がある点もゲーム感覚が刺激されて楽しい。
専用ゴーグルとAR技術によって、自分が見ている方向にこうらが飛んでいく様は今までにない没入感だ。目の前に映し出される矢印の方向にハンドルを切り、前に進んでいくうちに、まるで本当にマリオカートの世界に入ったかのような感覚になる。
こうらは無限に所持しているわけではなく、割り当てられた数の中からいかに敵チームに当てることができるかによってランキングが決まる。パワーアップバンドを利用することでコインを貯めることができる点もゲーム心に火をつけるポイントだと感じた。
キノピオカフェに行ったらぜひ食べて欲しいメニュー4選!
キノピオカフェはキノコ王国の住人たちのためにキノピオシェフが料理を作る、世界にここだけしかないレストランである。
カフェの中はキノピオシェフをモチーフに可愛らしい作りになっている。かわいい店内で食べることができる美味しくて写真映えもするフードメニューをご紹介したい。
マリオバーガー 2000円
パティの上にピコリーノチーズとベーコン、マッシュルームがのせられたハンバーガー。バンズはキノコ柄でマリオのためにキノピオシェフが作ったため、マリオの帽子型のピックが添えられている。肉厚のバンズは食べ応えがあり、マッシュルームとの相性も良い。備え付けのピクルスは酸味が強すぎず、大人も子どもも美味しく食べられるだろう。
ルイージーバーガー 2000円
キノピオシェフがルイージのために特別に作ったグリーンカレー風味のハンバーガー。こちらにもキノピオシェフにちなんだマッシュルームがのっている。さっぱりとした鶏肉にグリーンカレーソースが今までにない食感と味を楽しませてくれる。大きな口を開けてもかぶりつけるか分からないほどボリュームがあるのもうれしい。
ハテナブロック・ティラミス 700円(税込)
ハテナブロックをモチーフにしたティラミス。程よい甘みのラングドシャでできたブロックの中にはトリュフ風味のティラミスが入っている。生クリームの上にはキノピオシェフのホワイトチョコレートがのっているのもポイント。添えられているイチゴソースをつけることで違った味わいも楽しむことができる。
スーパースター・レモンスカッシュ 600円(税込)
さっぱりとしたレモンスカッシュの中に色とりどりのゼリーが入っているドリンク。甘すぎず、さっぱりとしていて飲みやすい。中に入っているゼリーはブロック型になっている。微炭酸で炭酸が苦手な人も飲みやすいだろう。カップにデザインされたキノピオシェフもかわいい。
スーパー・ニンテンドー・ワールドに行ったら注目してほしいポイント!
スーパー・ニンテンドー・ワールドはエリア全体が細部までこだわって作られており、まるでマリオの世界に入ったかのような感覚を楽しむことができる。
入り口の土管をくぐった後に広がる世界は感動そのものだ。「マリオの世界の中に入った……!」これが筆者の率直な感想だった。
景観だけではなく、音楽やゲーム性のあるアクティビティでもマリオの世界観を再現しており、大人でも楽しめる仕掛けが多いように感じた。
ゲーム性のあるアクティビティでは、パワーアップバンドを使用することで、よりマリオの世界観に浸ることができた。
パワーアップバンドはアプリと連動しており、アクティビティを通じて貯めたコインや自身のランキングも確認することができる。
パワーアップバンドを通じて貯めたコインなどは次回訪れるまでの間も維持されており、前回の成果を継続して楽しむことができるのも新しい試みだと思った。
キーチャレンジでカギを3つ集めた人だけが体験できるアクティビティ(クッパJr.ファイナルバトル)などもあり、ゲーム心をくすぐられる。
スーパー・ニンテンドー・ワールドでは、これまでコントローラーの操作によって動かしていたマリオに自分がなりきり、手をあげて、ジャンプして、全身を使ってできるゲーム性のあるアクティビティを体験することができる。
ゲームの世界に入ったという感覚を高めてくれる仕掛けに、大人も胸が高鳴ることだろう。
※メニュー、商品のデザイン、価格、販売店舗などは、予告なく変更する場合があります 。
※品切れの際はご了承ください。
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
©Nintendo
取材・文/RoMoKo
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