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ワインの入ったグラスを置いてベッドに飛び込んでも倒れない!100日間お試しもできるドイツの寝具ブランド「エマ・スリープ」の凄いマットレス

2021.03.25

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

ドイツの厳しい品質基準をクリアして世界で認められたマットレス

2013年設立、2015年から販売を開始したドイツの寝具メーカー「Emma Sleep(エマ・スリープ)」。6年間で約220万枚のマットレスを販売、昨年の売り上げは日本円で510億と、ドイツやヨーロッパで最も急成長しているスタートアップ企業のひとつに選ばれている。現在26か国で販売、日本では昨年12月からマットレスの販売を開始した。

エマ・マットレスは3層のフォームで構成され、第1層は弾力性のあるウレタンフォームを使用。やわらかく体をやさしく包み込み、通気性も高く熱がこもりにくい。第2層はゾーニング構造を採用し、高反発フォームを使用。寝ている間の背骨をまっすぐに保つようにする。体圧を分散するサポート構造もあり、体の一部に負荷がかからないようになっている。第3層は耐久性があり、体をしっかりと支え、マットレスの上での体の動きをスムーズにサポートする。

弾力性があるので振動が伝わりにくいため、ワインの入ったグラスを置いてベッドに飛び込んでもグラスは倒れないことがわかる(下記動画)。寝返りを打っても隣に寝ている人の睡眠を妨げないのも特徴だ。

トップカバーは湿度を逃がしやすい繊維が使われており、睡眠中の発汗による温度上昇を防ぎ、ダークグレーのサイドカバーは内部の空気の循環をサポートする繊維を使用している。カバーは取り外して洗濯でき、洗う目安は月1回程度。カバーの上にシーツを使えばさらに長く清潔さを保てる。底面には滑り止めもついている。

サイズは幅が97㎝のシングル、120㎝のセミダブル、140㎝のダブル、160㎝のクイーン、180㎝のキングの5タイプ。価格はシングルが5万円でサイズがひとつ大きくなるごとにプラス1万円となり、キングサイズは9万円。ウエブサイトで購入ができ、送料無料。圧縮梱包された状態で玄関先まで届くので、搬入や設置も負担がかからない。

「Sleep Happy」をコンセプトに掲げるエマ・マットレスの大きな特長は、100日のお試し期間と10年保証。お店で数分横になっただけではそのマットレスが自分に合うのかわかりにくく、実際にマットレスが体に馴染むまで数週間かかるといわれる。自分に合うマットレスを見つけられない人が多いという調査結果もあり、100日間のお試しサービスを全世界で実施。返却希望の場合は無料で引き取り全額を返金する。

製品配達日から10年間の長期保証がついており、製造上の欠陥によるマットレスのへたれやへこみが生じた場合、新品のマットレスと交換する。

良い睡眠を得るためのキーワードは「光と体温」

発表会では、江戸川⼤学睡眠研究所 福⽥⼀彦教授による睡眠に関する講演が行われた。

「他国と比べて日本人の睡眠の特徴は『世界一夜ふかしで、睡眠時間が短い』ということ。他の国と比較すると、約1時間〜1時間半ほど短いと言われている。日本人は睡眠時間を確保するため週末の寝だめや昼寝をする人が多いが、それは間違った行為。

週末の寝だめにより生活のリズムは崩れ、毎週末インドに行っているような時差ボケ状態になる。週の半ばくらいまで時差ボケは続き、やっと週末に戻ったかと思うと、週末の寝だめでまた時差ボケが起こってしまう。

まず始めるべきことは夜の眠りを増やすこと。さらに、どうやったら良い睡眠を取れるのか、キーワードとなるのが『光と体温』。

日本の住宅照明は昼間のように白くて明るいのが特徴で、白い光にはブルーライトが多く含まれており、ブルーライトは体内時計に大きく影響する。このことから、寝る前に過ごす部屋(リビングなど)の照明はなるべく暗く、なおかつオレンジ色の照明が望ましい。

寝室の照明を意識する方は多いが、寝室に入ったときにはもう手遅れ。大事なのは寝る前に過ごす場所であるリビングなどの照明で、ライフスタイルを見直すことが重要となる。

エマ・マットレスはドイツのメーカーだが、欧米の住宅照明は非常に暗く、オレンジ色の照明が使われている。寝室に入る前のライフスタイルを含めて、日本人にとっての新しい文化を広めていただけるとありがたい。

寝る直前のスマホ、デジタル機器操作などが寝付けない原因だと感じている人は多いが、スマホのブルーライトは睡眠にそれほど影響はなく、むしろ住宅照明の方がたくさんのブルーライトが出ている。スマホやデジタル機器は、寝る前に使用することにより覚醒レベルが上がることが一番の問題だと思う。

体温のコントロールも重要。睡眠は体温が低下しないと生じない現象なので、入浴は眠る予定の時刻よりも少なくとも1 時間以上前で、湯船の温度は40 度を超えない設定にするのが理想。

『睡眠負債』という言葉が独り歩きして、睡眠時間はただ長ければいいと勘違いし、週末の寝だめや長い昼寝につながっている側面もある。しかし眠りは脳の中の生物時計によってコントロールされているリズムの側面があるため、規則性を心がけるようにすることで今よりも良い眠りが得られると思う」(福田教授)

【AJの読み】ヨーロッパで先行販売されているスマートマットレスにも注目

実際に横になって試してみたが、やわらかすぎず体が沈み込まないので、自分には合っていそうな感触だった。マットレスとの相性は個人によって全く異なるので、100日間じっくりと試せる点も大きなメリットだろう。

日本では現在、マットレスのみの販売だが、エマ・スリープでは枕などの寝具も販売しており、新たな取り組みとして今年1月に「エマ・モーション」というスマートマットレスの販売をヨーロッパで開始。

ニューラルネットワークを活用したAIセンサーを内蔵しており、寝姿勢の変化を計測することが可能。わずかな圧力でも検出できるモーションセンサーで、睡眠中のデータをリアルタイムで分析処理。AIセンサーの下にサイレントムーブIQというデバイスがあり、AIセンサーから情報を受け取り、寝姿勢を調整する2つのモーションフィールドに指令を出す。モーションフィールドは圧力の強弱で体の沈み込みを調整して背骨のアライメントをサポート、一晩中良い寝姿勢を保てる仕組みになっている。エマ・アプリも開発し、今後もさまざまな製品と連携する予定だという。

睡眠負債大国の日本にとって、スリープテック商品は今後ますます注目されるジャンル。エマ・マットレスに続き、日本でも人工知能マットレス「エマ・モーション」の販売を期待したい。

文/阿部純子

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