
髭剃りが進化している。中でも進化の仕方が半端ない。各メーカーの技術を結集し、史上最高レベルのものがぞくぞく登場している。
そんなスゴすぎるカミソリや電気シェーバーを3つ、各メーカーのこだわりを探る。
史上最高レベルの髭剃り!そのこだわりとは?
1.ジャパンオリジナル!肌への優しさと深剃りを実現したSchick「極KIWAMI」
Schickはブランド100周年記念を受け、ジャパンモデルを2021年2月19日(金)にリリースした。人々のライフスタイルが多様化しているいま、シック・ ジャパンは新たな日本における“これぞSchickの最高峰”と呼べる商品を作りたいとの思いから、本国とも交渉を実施し、日本独自の商品企画に乗り出した。
そして100年のノウハウを結集した日本オリジナルのフラッグシップモデル「極 KIWAMI」と「極 KIWAMI 敏感肌用」が誕生。コンセプトは「シック史上最高峰モデル」。ハンドルの衝撃吸収機能によるシック史上最高の剃り心地、肌への優しさと深剃りを実現した。
この日本におけるSchick史上最高レベルのカミソリ。どのような点にこだわっているのか、Schickの担当者は次の点を挙げる。
「『極 KIWAMI』には、日本のカミソリにおけるチタンコートの先駆けとなった、Schickこだわりの『チタンコート5枚刃』を採用しています。金属アレルギーが起こりにくく、スキンガードを採用しているため、特別な技術なしで安全に使用いただけます」
「また、圧力を分散して肌に優しく剃ることができるSchickの独自技術『衝撃吸収テクノロジー』の搭載や、2段階のアジャスター機能により、肌に密着することで深剃りできる点、『フリップ式トリマー(TM)』の搭載でモミアゲや鼻の下のキワまで簡単に整えられる点などが特徴です」
「パッケージについては、漆黒の黒に近づけるため、細部までこだわったカラーリングを施し、開けやすい紙製パッケージを採用しました」
「極 KIWAMI」は深く艶のあるブラックにより、“大人のちょっといいもの”をイメージ。“本物の黒"を表現するため、漆器の黒に近づけるよう細部までこだわって作り込んだ。生活のルーティンである髭を剃る時間を、プレミアムなひとときに演出する。
2.ラムダッシュ史上最速!パナソニック「リニアシェーバー ラムダッシュ5枚刃 ES-LV9FX」
この製品は、パナソニックのラムダッシュ(5枚刃・3枚刃)従来品とのリニアモーター、外刃システム、ヘッドの動き、センシング機能での比較(2020年8月3日現在)において、ラムダッシュ史上最高の早剃り、深剃り、肌へのやさしさを実現している。
早剃りについては、緻密な駆動系制御により、ラムダッシュ史上最速となる毎分約14,000ストロークのリニアモーター駆動を実現した。
なぜ早剃りにこだわったのか。パナソニックの担当者は次のように話す。
「鋭い刃を早く動かすことで、濃いヒゲや硬いヒゲもスパッとカットすることができます。さらに一度でしっかりカットできることで、同じ部分を何度もあてずに済むため、肌の負担が軽くなるメリットもあります」
その他、顔の凹凸にぴったり密着、剃り残しを防ぐ「5Dアクティブサスペンション」、電池が切れても3分の急速充電で1回(約3分間)剃れる、新機能の「3分クイックチャージ」、その日その時のヒゲの濃さに応じ、パワーを自動制御して、常に最適なパワーでやさしく早剃りを実現する「ラムダッシュAI」などの多彩な機能も搭載。
スピードが問われるビジネスマンにとって、味方となるシェーバーといえる。
3.フィリップス史上最高の深剃り!フィリップス「S9000プレステージ SP9861/13」
この製品は、フィリップス史上最高の深剃りと肌へのやさしさを両立した最上位モデルとなる。
最高水準の深剃りを実現するのは、ナノ粒子技術による強固でシャープな内刃と、確実にヒゲを捕らえる外刃を搭載した「ナノプレシジョン刃」だ。
フィリップスの担当者によると、「フィリップスシェーバーは肌にやさしいけど深剃りができない」という声をよく耳にするが、それは事実でないという。
「フィリップスシェーバーは、きれいに深剃りができます。その象徴が、フィリップス史上最高の深剃り性能をもつフィリップスS9000プレステージです。
こだわりは『8方向可動ヘッド』にあります。顔の凹凸に密着させ、さまざまな方向に生えているヒゲを巻き取り、ナノプレシジョン刃で、ヒゲをきれいに深く剃り切ります」
そして肌へのやさしさを実現するのは、「スキンコンフォートリングプラス」。シェービングヘッドの表面に細かなメタルビーズコーティングが施されており、シェーバーと肌の摩擦を低減する。
「ヒゲ密度感知システム」にも注目。毎秒15回、ヒゲの密度を感知し、ヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを調節。これにより、濃い部分も一度のシェービングで深剃りできるようになっている。
多様な工夫と技術が施されており、“使える”シェーバーの候補に上がりそうだ。
いずれも各メーカー最高レベルのこだわりが詰まったスゴすぎる髭剃り。その最高レベルを、自分の肌で、手で、感じてみてはいかがだろうか。
取材・文/石原亜香利
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