
昨年の今頃、未知のウイルスへの危機感からお花見どころではなかった。あれから1年。これまで蓄えた知識を活かし、新型コロナを正しく恐れたうえで、満開の桜を楽しみたいと考えている人は多いに違いない。
そんな、2021年のお花見事情に関する意識調査がこのほど、株式会社ぐるなびにより、20~ 60代のぐるなび会員1 000名を対象として実施された。
2021年のお花見に関する調査
この春、「お花見をするつもり」はわずか9.2%で「できればしたい」は37.8%。41.8%がお花見を控える傾向であることがわかった。また、お花見をする相手は「家族」「友人・知人」「1人で」が上位にランクインした。
お花見に利用したい食事は「手作り弁当」31.3%に次いで、「飲食店のテイクアウト・デリバリー」が28.9%だった。
お花見をしたい場所は「近隣の公園や河川敷」が最も多く、74.5%。さらに、この春したいお花見のスタイルは「屋外の花見(食事なし)」が最も多く56.8%という結果になった。
■コロナ禍で迎える2度目の春。今年のお花見は「独・近・短」に注目!
(株)ぐるなび
リサーチグループ長
本間久美子
今年の桜の開花は、全国的に例年より早い予想で、お花見シーズンも目前ですが、今年も自粛が要請されています。この春、お花見をする予定はわずか1割となりましたが、約4割は「できればしたい」と、昨年から続く自粛に“リベンジ花見”を果たしたい思いもみてとれました。
一方でお花見をする予定の方は、「1人で」が上位に入っていることや、過ごす場所は「近隣の公園や河川敷」が最多、またスタイルとしては短時間で終えることができる「屋外での花見(食事なし)」が最多であることが、今年ならではのお花見の傾向としてあらわれました。
またお花見のお供の食事としては、昨今飲食店のメニューが豊富になったこともあってか「飲食店のテイクアウト・デリバリー」が上位に入っています。今年は飲食店ならではの本格的なお花見弁当で、ご自宅でお花見気分を味わってみるのはいかがでしょうか?
<調査概要>
調査期間:2021年3月5日(金)~7日(日)
調査方法:WEBアンケート
調査対象:全国
回答者:20代~60代のぐるなび会員1,000名
出典元:株式会社ぐるなび
構成/こじへい
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