
YouTubeによる一般投票などの熾烈なオーディション選考から誕生した、声優ユニット・アイドールズ!。新人声優として取り組んでいることや、アニメ制作現場の舞台裏について4人に聞いてみた。
YouTube視聴回数勝負などのオーディションを経てデビュー!
『アイドールズ!』はフルCGアニメ作品。ダンス含むキャラクターの動きは、キャスト4人の動作をモーションキャプチャーして作られている。声だけでなく〝動き〟の演技力も欠かせない。
しおり役★花岡志織さん
オーディションでは第1ステージから最終ステージまで参加。特技は歌。アピールポイントはポジティブなこと。メンバー一番のしっかりもの。
あいな役★留冬藍名さん
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校アニメ声優コース5期生。木皿プロデューサーいわく、4人の中では「めげない、最も肝っ玉が据わっている」とか。
あみ役★水野亜美さん
第11回81オーディションにて小学館賞・スタジオディーン賞を受賞。広島出身で、広島弁が話せる。強烈な個性の持ち主で、歌唱力も高い。
るか役★屋代瑠花さん
AMG(アミューズメントメディア総合学院)24期卒。特技は歌。剣道歴6年。木皿プロデューサーいわく〝優雅な王子様的な存在〟。
2021年1月よりTVアニメ『アイドールズ!』が始まりました。皆さんの感想は?
留冬 SNSの反応や、家族や友人からの感想で、どんどん実感が込み上げてきています。
水野 放送をリアルタイムで見たんですが、1話が本当に早かった(笑)。モーションキャプチャーを含め、制作には本当に時間がかかっていて。スタッフさんも本当に苦労して作り上げた作品なのに、とてもあっけなく……一瞬で1話が終わっちゃいました(※作品は1話当たり8分の番組)。
初出演となるアニメの収録現場はどんな雰囲気なのですか?
花岡 作品の中野翔太監督が、しっかりコミュニケーションを取ってくれます。私たちの意見も尊重してくれるので、一緒に作品を作っている感じが強いですね。
水野 中野監督のほうから「意見聞きたい」って言ってくださって。
屋代 監督とみんなの意見が合わさり、その相乗効果ですごくおもしろい作品になっていると思います。
作品は皆さんの動きをモーションキャプチャーして作られていることも特徴ですよね。
留冬 キャラクターとして踊るだけに、初めは振りを入れることに精いっぱいでした。今では「この子なら何するかな」と、キャラクターのことも考えながら、演技に取り組んでいます。
屋代 私はダンスがあまり得意じゃなくて取り組む課題が多いんですが……みんなのアドバイスで今ではダンスがすごく楽しいです!
水野 レッスンで力を抜くことを学ぶまでは、歌もダンスも力が入りすぎちゃっていました(苦笑)。
花岡 私は「もっと地声を前に出す歌い方のほうがいい」という、木皿プロデューサーのアドバイスを大切にしています。ただ、私たちの曲は音程が高いので、地声で全部出すことを意識すると、結構体力を使うんですよ……。体力、やっぱ大事だなと(笑)。
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