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イタリアを代表する銀幕スター、ソフィア・ローレン主演のNetflixのヒューマン映画「これからの人生」

2021.03.22

御年86歳、イタリアを代表する銀幕スターのソフィア・ローレンがNetflix映画で貫禄の演技を見せている。

2020年11月よりNetflixで独占配信中の『これからの人生』は、イタリアで制作されたヒューマン映画。

原作は、ロマン・ガリー(エミール・アジャール名義)の同名小説。ソフィア・ローレンの息子であるエドアルド・ポンティ監督が脚本も手掛けた。

本作の他にも、マイケル・ダグラスの『コミンスキー・メソッド』(ドラマシリーズ)やロバート・レッドフォード&ジェーン・フォンダの『夜が明けるまで』(映画)など往年の大スターがNetflixオリジナル作品に続々出演しているので、映画ファンの方はぜひ併せてチェックしてみてはいかがだろう。

あらすじ

マダム・ローザ(ソフィア・ローレン)は、娼婦たちの子どもを自宅で預り、面倒を見ている女性。子どもの頃にホロコーストを経験し、現在もそのトラウマに苦しんでいる。

ある日市場で買い物中、セネガル人の少年モモ(イブラヒマ・ゲイェ)からひったくりの被害に遭う。

その直後、知人の医師コーエンがマダム・ローザの自宅を訪れる。コーエンはモモが盗んだ蝋燭台をマダム・ローザに返却し、謝罪する。

実はモモはコーエンの元患者の息子であり、諸事情によりコーエンが自宅で預かっていたのだった。

マダム・ローザは、コーエンに懇願されて渋々モモを自宅で預かることに。「君と暮らせばあの子は変われる」と断言するコーエン。厳しくも母性に溢れるマダム・ローザの人柄を見込んでのことだった。

見どころ

前半、幼い体に孤独感と不信感をいっぱいに満たしていたモモ。

人生経験も知識も十分でない子どもにとって、誰を信じたら良いのかわからない環境は、第三者が想像するよりも遥かに恐ろしく寂しいはずだ。

モモが心を開く数少ない友達は、妄想上のライオン。こんなところにも、孤独と人間不信が現れている。

一方、包容力に溢れるマダム・ローザもまた、癒えない心の傷に苦しんでいた。基本的には気丈な女性だが、時々放心状態に陥ったり、“秘密の隠れ家”に塞ぎこんで物思いにふけったり。

最初は荒んでいたモモだったが、ローザが彼に心の傷を打ち明けて助けを求めたあたりから、モモは急速に変化していく。

「自分の価値を認めてくれる人がいる、味方になってくれる人がいる」という絶対的安心感があって初めて人は他者に優しくなれる。

モモは、素行は悪いが誇り高く自立した少年だ。最初はただの非行少年にしか見えないのだが、自分は一方的に“助けてもらう”だけの無力で弱い人間ではない、というプライドが彼を窃盗に走らせていたことがわかる。

ローザとの関係に限らず、モモは頼りにされたり認められたりしたときに、最も表情を明るく輝かせている。

人を助けることによって自分自身が救われ、人に助けてもらうことによってその相手を救うことにもなる。それが人間関係の不思議で素晴らしいところなのかもしれない。

Netflix映画『これからの人生』
独占配信中

文/吉野潤子

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