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科学の力で永遠の愛を保証することは可能かを問いかけるNetflixのSFサスペンス「The One:導かれた糸」

2021.03.20

恋人を探して付き合ってケンカして別れて傷ついてまた探して……を繰り返すのには、もう疲れた。魔法のような方法で、運命の人までスムーズにたどり着きたい!

そんな人にぜひ観ていただきたいのが、こちらの新作ドラマ。

Netflixで2021年3月12日より独占配信中のNetflixオリジナルシリーズ『The One: 導かれた糸』(シーズン1・全8話)は、“永遠の愛と幸せ”を約束する画期的サービスの開発の裏で起こった、陰惨な事件の謎にせまるSFサスペンス。イギリスで制作された。

原作は、ジョン・マースのスリラー小説『The One (原題)』。

主演は『アフターマス』『ヒットマン:エージェント47』などに出演したイギリス人俳優のハンナ・ウェア。

あらすじ

DNA検査で“たった一人の運命の相手”を探す革新的なサービスを提供する、『The One』。

その創設者でCEOのレベッカ・ウェブ(ハンナ・ウェア)は、両親の不仲を目の当たりにして育った経験から、科学の力を使って人類に永遠の愛を保証するという野望を抱いている。

レベッカは、博士課程で出会ったジェームズと共にこの技術を開発した。しかし何らかの事情より仲違いし、音信不通に。

『The One』は社会に多大な影響を及ぼし、現在のパートナーと離婚する人が激増。批判の声も大きくなっていった。

ある日、テムズ川から男性の遺体が発見された。検視の結果、男性はレベッカの元同居人で友人だったベン・ナセルであることが判明。警察は、レベッカの周辺の捜査を始める。

一方レベッカのことを追いかけるジャーナリストのマークには、友人の紹介で出会って恋におちた妻ハンナがいた。不安に駆られたハンナはマークに無断で検査を行い、彼の運命の人を調べてしまう。

見どころ

以前ご紹介したNetflixオリジナルシリーズ『ブラック・ミラー』にも、AIによる効率的な婚活をテーマにしたエピソードがあった。それだけ世の中が、恋愛や結婚に消耗しているということだろう。

レベッカは、“真実の愛”や“永遠の愛”に拘りすぎるあまり極端な行動に出るマッド・サイエンティスト。

バーで見かけた見ず知らずのカップルにも「彼は性欲に突き動かされて優しくしてるだけで、あなたのこと愛してないわよ」と忠告するなど、常に暴走ぎみだ。

謎の全能感に満ち溢れている彼女は、科学の力を過信するあまり、人間として大切な素朴な感情を蔑ろにしている。

「永遠の愛」だの「運命の相手」だの、夢見る乙女のようなキーワードを連発しながらヒートアップしていくレベッカは、本末転倒に見える。

結局のところ、傷ついたり傷つけられたり、相手のことを思いやりながら譲歩し続けるのが面倒だというのが、『The One』を頼る人々の本音ということかもしれない。

研究やビジネスなど過程は勤勉なのだが、目指す先は究極の怠惰だ。

“愛の保証”を強く求めるほど逆に愛から遠ざかっていく人々を、皮肉たっぷりに描いている。

Netflixオリジナルシリーズ『The One: 導かれた糸』
独占配信中

文/吉野潤子

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