この先、どこまで電気自動車が普及するのか予想がつかないが、自動車メーカーや異業種からの参入組の開発熱は年々高まっている。
日本のメーカーはこれまでハイブリッド車の開発に注力してきた。特にトヨタはその傾向が強かったが、ようやくピュアEVにも目を向け始めた。
昨年末にレクサスから『UX』をベースにしたEVを発売。台数限定だったが完売している。HVで培った技術を応用したピュアEVにも今後は期待が持てそうだ。
日産も2010年から『リーフ』を発売しているが、最近ようやく普通のコンパクトカーに近いレベルに仕上がってきた。さらなるブラッシュアップが期待できそうだ。ほかにもマツダが今年1月に『MX-30』のEV版を発表したばかり。総電力量は35.5kWh、一充電の走行距離は256km(WLTCモード)。昨年発売した『MX-30』とデザインは同じだ。
国内外で続々登場する電気自動車。今年はどんなクルマが登場するのか、ますます楽しみだ。
日産『リーフ』324万3240円
マツダ『MX-30 EV』451万円〜
取材・文/石川真禧照
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