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個性的な顔立ちとインテリアが印象的なホンダの電気自動車「Honda e」の完成度

2021.04.02

「SDGs」という言葉が世の中に浸透し始めて、サステイナブルな商品が 続々と登場。その波は、自動車業界にも押し寄せてきている。 それを象徴する最新の電気自動車をチェックした。

 世界中で地球温暖化対策が急務だと叫ばれている今、ガソリン車が排出するCO2の量がやり玉に挙げられている。そこで急浮上しているのが電気自動車(EV)だ。

 走行中に排出ガスを出さないことから、ノルウェーでは2025年までにすべての新車をEVなどCO2を排出しないゼロエミッション車にする方針を発表している。

 現在、世界中の自動車メーカーがこのEVに目を向けて、次々と新型車を開発し、発売している。日本では日産が『リーフ』でEVを先行発表し市場を引っ張ってきたが、ここにきてようやくほかのメーカーもEVに注力し始めた。

 中でも注目されているのがホンダだ。久々に同社らしい、他社とは異なる個性的なクルマを市場に送り込んできた。今回は、その『Honda e』を試乗した。『Honda e』はタウンユースを意識して造られたEVだ。全長は3.9mを切るが全高が1.5mを超えているため、室内は天井が高くて広々しており乗降性も良い。街中で頻繁に乗り降りする使い方を前提としている。

 また、ホンダ車としてリアにモーターを配して後輪を駆動するRR方式を初めて採用した。これによりフロントに大きな機材がなくなり前輪の自由度が高くなって、小回り性能がアップした。

 実際に街中で走っても、片側1車線の道なら1回の切り返しでUターンできるほど小回りが利く。ボディーもEV専用設計の5ドアハッチバックを採用。数々の先進技術と先進装備を搭載している。

 サイズだけを見ると、コンパクトカーのカテゴリーに属するが、そもそも開発された目的がメーカーによって異なるということを知ってから選ぶと、より満足度の高いEVライフを送ることができるはずだ。

人の心とつながるシティーコミューター

ホンダ『Honda e』

Specification
■全長×全幅×全高:3895×1750×1510mm
■ホイールベース:2530mm
■車両重量:1540kg
■電池容量:リチウムイオン電池35.5kWh
■モーター形式:交流同期
■最高出力:154PS/3497〜1万rpm
■最大トルク:315Nm/0〜2000rpm
■変速機:電気式無段
■一充電走行距離:274km(JC08モード)
■車両本体価格:495万円
※アドバンス

ホンダ『Honda e』

同社の軽自動車『N-ONE』のイメージに近いフロントマスク。丸型のヘッドライトは外周にデイランニングライトとウインカーが組み込まれている。ドアミラーはカメラ式。

ホンダ『Honda e』

ホイールベースは同社の『フィット』と同じだが、全長は100mm短く、全幅は55mm広く、全高は5mm低い。フロントドアのウインドウの下にある小さな黒い部分がサイドミラー用カメラ。

ホンダ『Honda e』

丸型のテールランプには、フロントと対称のようなデザインという遊びゴゴロが感じられる。派手なボディーラインはないが、街中を走っている時に周囲の目を引く、個性的なデザイン。

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