日本株の「株主優待」は本当に得か?
株主優待は「得」か「非効率」か
日本株には、米国株にはない「株主優待」というメリットもありますよね。
ロジャーパパ 自社製品の詰め合わせとか金券とかいろいろもらえますよね。
ぽんちよ 優待があるからその銘柄を買うというわけではありませんが、もらえるものはもらいますよね。昔、JT株を持っていた時に電子タバコの新製品を優待で頂いた時は、結構いい値段で後輩に売ってしまいましたけど(笑)。不要なら、ほかの人にあげればいいわけです。
ろっく 株主優待の本質は「自社の商品やサービスを株主に利用してもらってファンをつくること」ですから、そういう意味ではぽんちよさんの考えは正しいのでは。今では自社と関係のない品を配る企業が多いですけど。私は優待の代わりに配当金が欲しいです。
株の買い時 僕の周辺にいる投資家たちは、優待をもらうことで「満足感」を得ている人が多いですね。物が届く喜びって、お金を得られる時のものとは違いますから。魅力的な優待品を配布している企業に投資するというのは、私はありだと思っています。
ぽんちよ とはいえ、私は結局リターン(投資で得られる利益)が全てだと思いますよ。お金でもらえたほうが汎用性が高いですし、その企業に再投資してさらに応援したほうがいい結果になりそうです。
ろっく そうそう。株主優待で確定申告するくらいなら、その分を配当でもらって再投資に回したほうが投資効率はいいですよね。
株の買い時 ちなみに株主優待は「雑所得」なので、所得税の対象です。給与所得があるサラリーマンなら年20万円分までは申告不要ですけど、副業している人は確定申告することになります。
結局、投資家の価値観によって優待が「得」か「非効率」かが決まると思います。加えて、業績が赤字で配当金が出ない時でも株主優待がもらえることがあるので、配当の補完機能として使えないこともないです。
株の買い時さんが注目する「業績も良くて優待も魅力な銘柄」
汎用性が高い優待品がもらえるのに加えて財務状況が健全で、業績が良い銘柄をまとめた。これらの銘柄であれば、長期で投資し続けても株が紙切れになってしまう心配が少ないだろう。
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テレワークをしながら、ソファに座りながら、お風呂に入りながら、ヨガをしながら、キッチンで料理をしながら、といった形で、好きな角度、好きな高さで動画を視聴できるのがうれしい。特に、テレワーク時にオンライン会議用に使ったり、サブモニターとして使えるのもポイントだ。
もちろん、視聴するだけでなく、動画を撮影する時も好きな場所に、好きなアングルで固定設置できるのが便利。ゴルフスイングの練習用に、あるいは、料理のレシピ動画のふかん撮影用にも使えるほか、TikTokやInstagramなどに投稿する動画を撮影したり、そのままライブ配信したりする時にも便利。
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取材・文/久我吉史
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