YouTuberにおすすめ!ソニーの映像制作用カメラ「Cinema Line」シリーズに最小、最軽量のフルサイズイメージセンサー搭載レンズ交換式カメラ「FX3」が登場
2021.03.09
ソニーは、映像制作用カメラ商品群Cinema Line(シネマライン)で最小最軽量となる、フルサイズイメージセンサー搭載レンズ交換式カメラ「FX3」を3月12日に発売する。価格は459,000円(税別)。
※同梱のXLRハンドルユニットおよび別売りレンズ・マイク装着時
「FX3」は、高い基本画質性能とシネマの印象的な映像表現力を備えた映像制作用カメラ。35mmフルサイズ有効約1026万画素裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R(エクスモアアール)を搭載し、高感度・低ノイズ性能と15ストップを超える広ダイナミックレンジ、浅い被写界深度を生かしたぼけ描写を実現する。
また、映画制作の現場の知見を得て培った画づくりであるS-Cinetone(エスシネトーン)を搭載することで、人肌の中間色を表現力豊かに、被写体を美しく際立たせる自然なトーンで撮影することが可能。さらに、高解像度4Kで最大120fpsのハイフレームレート動画撮影に対応する。
加えて、ボディサイズ・撮影機能ともに、手持ちやジンバル撮影などで求められる機動性を確保。小型・軽量を追求した一眼カメラスタイルのボディに、直接アクセサリーを装着可能なネジ穴(1/4-20 UNC)を配置したほか、着脱可能なXLRハンドルユニットを同梱し、被写体や撮影意図に合わせた柔軟な撮影スタイルを選択できる。
そのほか、ハイフレームレート撮影時にも対応するリアルタイム瞳AFなどの高精度かつ滑らかなAF(オートフォーカス)性能や、光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能の補正効果を向上させるアクティブモードで、さまざまな撮影条件にきめ細やかに合わすことができる。
もちろん、小型・軽量でありながらも、クリエイター向け映像制作用カメラに求められる操作性と信頼性、拡張性も装備。ズームレバー・ボタン・ダイヤルを片手で素早く効率的に操作できるように、グリップ側にまとめて配置したほか、新開発の冷却ファンを搭載し、サーマルシャットダウンのない長時間の4K60p記録を可能にする放熱性能を実現する。
外形寸法は幅129.7×高さ77.8×奥行84.5mm。重量は約715g(電池、記録メディア含む)、約640g(本体のみ)、約1,015g(XLRハンドル、電池、メモリーカード含む)。
製品情報
https://www.sony.jp/pro-cam/products/ILME-FX3/
構成/立原尚子