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家呑み派におすすめ!北海道生まれの稀少なホップだけを使ったクラフトビールと余市ワインの〝心を打つ味〟

2021.03.14

国内旅行先で人気の北海道。新型コロナウイルス感染拡大の影響でまだ気軽に出向くことはできないが、「家飲み」で新たな北海道の魅力を発見するのはいかがだろうか。

「北海道を旅するオンラインセミナー ~グランポレールとSORACHI1984~」で語られた、伝説のホップだけを使ったクラフトビールと北海道・余市のワインの魅力、おすすめのペアリング料理をご紹介したい。

ホップ誕生から35年越しに発売! クラフトビール「SORACHI1984」とは

グランポレールアンバサダー大越基裕氏、髭男爵ひぐち君、Amazonソムリエ 原深雪氏、サッポロ SORACHI1984ブリューイングデザイナー 新井健司氏の計4人のスペシャルゲストが集うセミナーは、実に興味深いものだった。

1876年の創業以来、一貫して「原材料」「もの造り」にこだわっているサッポロビール。

はじめに、2019年に発売された「SORACHI1984」誕生秘話についてのトークセッションがあったので、その様子をお伝えしたい。

「1984年に北海道空知(そらち)郡で開発したホップの『ソラチエース』が誕生しましたが、その当時はバブルの直前で、ビールに喉越しやさわやかさが求められていました。レモングラスの香りがするソラチエースでは、時代のニーズに合わずビールは造れないと思いました」と、新井氏はサッポロビールがビール造りを断念した当時の経緯を語った。

その後、サッポロ社員がアメリカにソラチエースを持ち込んだところ、しばらくしてその味わいが話題となり、アメリカでもソラチエースが栽培されるようになった。そして、その噂がヨーロッパまで伝播していった。

新井氏はビールを学ぶためにドイツへ留学していたが、その頃はソラチエースの存在を知らなかった。しかし、留学先で外国人からソラチエースの話をされたため、「こんなに世界で話題になっているのなら、日本で商品化したい」と決意したそうだ。

日本でもクラフトビールが親しまれるようになってきた追い風もあり、帰国後は一から商品開発に携わり、ホップ誕生後35年という非常に長い時を経て、2019年に満を持して「SORACHI1984」(※)が発売された。
(※)ソラチエースホップ100%使用(米国産使用、上富良野産一部使用)

SORACHI1984はビールが苦手な人でも飲みやすい!

SORACHI1984の特徴をひと言で表現すると「レモングラス」だ。冷えた状態だとレモングラスの香りが際立ち、温度が上がると今度はココナッツのような香りも出てくる。試飲すると柑橘の香りと細かい泡が心地良いが、後味にしっかりとした苦味も感じられた。

グラスに真っ直ぐ注ぎ泡を立てると香りが楽しめ、グラスを斜めに傾け泡を立てないよう注ぐと飲み応えと喉越しが強くなるなど、注ぎ方を変えるだけで味が変化することも魅力だ。

大越氏が考案したおすすめの料理は「真鱈と白子のフリット」。

ゆず塩を付けると、ゆずとSORACHI1984が持つ柑橘の香りのハーモニーを楽しめる。また、生魚はビールに合わないと言われることもあるが、SORACHI1984は生魚との相性も良いとのことだ。

商品名に「1984」と入れているこだわりからも、日の目を見るまでに35年かかったストーリーに思いを馳せながら、ゆっくりと楽しみたいビールだ。また、新しいクラフトビールを試してみたい方にもおすすめしたい。

余市の気候はドイツに似ている!? 日本が誇る有数のワイン産地・余市のワインはどんな味?

札幌から東へ車で約1時間走らせると余市に到着する。余市は北緯43度に位置し、ドイツと気候が似ているため、ドイツのブドウ品種が多く栽培されている今注目のワイン産地だ。

梅雨に影響されにくく、北海道の中では温暖で凍害の心配が少ないため、産地の個性を表現したぶどう造りに励んでいる。

日本ワインといえば山梨や長野を思い浮かべる人が多いと思うが、余市でも大変上質なワインを造っているのだ。

「グランポレール」シリーズのワインは、北海道、長野、山梨、岡山と4つの産地と品種の個性を引き出して造るプレミアムな日本ワイン。

グランポレールアンバサダーの大越氏は、
「ワインは何で造られたかではなくて『どこで』造られたかが大切です。日本で造られたワインは日本らしくあるのが、日本ワインのまず一つの大事なことです。世界で造られるワインは力強さや凝縮感があります。日本ワインの良さはやさしさや軽やかさ。そのバランスで日本ワインのおいしさが表現されます」と解説した。

また、余市でブドウを栽培する契約農家の「弘津ヴィンヤード」の弘津さんは、
「極力農薬を減らし、ドイツ系の品種を中心に4種類栽培しています。堆肥を十分に入れてミネラルを多くするように栽培を心掛け、ブドウは全て手摘みです。2020年は、最高のブドウが収穫できたと思います」と語った。

「グランポレール 余市 ケルナー 2019」×「スルメイカと彩り野菜の直火焼き レモンマリネ」

サッポロビールがドイツ原産のケルナーを余市に植えたのが1984年。30年以上かけて、ケルナーは北海道を代表する品種となった。

「『グランポレール 余市 ケルナー』は、フルーティさがポイントです。パイナップルや柑橘、レモンの香りに少しトロピカルな感じもあります。ワイン自体はミディアムライトで、軽やかでフレッシュな酸味があり、ずっと酸の印象が口の中に残ります。ケルナーはドライなワインだけでなく、ブドウを遅摘みすると甘口ワインも造れることも魅力です」と大越氏はコメントした。

ケルナーに合うおすすめの料理は、「スルメイカと彩り野菜の直火焼き レモンマリネ」。

フルーツ感が重要なため、レモンやピンクグレープフルーツなどの果物も添えるのがポイントで、「酸味のある料理×酸味のあるワイン」が鍵となる。

また、生のイカは魚臭さが感じられることもあるが、火を通すことで臭みがおさまり軽やかに仕上がる。料理の重さの観点からも、「軽い料理に軽いワインを合わせる」という考え方も大切だ。

「グランポレール 余市 ツヴァイゲルトレーベ 2019」×「チキンと根菜のトマト煮込み」

オーストリア原産の黒ブドウ品種「ツヴァイゲルトレーベ」は、ケルナー同様に、北海道で最も成功している品種の一つだ。近年は「凝縮感があるけれどあまり重くない」赤ワインの人気が世界的に上昇しており、ツヴァイゲルトレーベはその世界観を表せる品種でもある。

「ブラックチェリー、ブラックベリーの果実感と、グリーンペッパーのようなスパイス感と野性味もあります。飲み応えがある割には、タンニンも強くなく、酸がフレッシュなので飲み終わりが軽やかです。油が強い料理ではなく、軽めに仕上がる料理との相性が良いです」と大越氏はコメントした。

おすすめの料理は、「チキンと根菜のトマト煮込み」。

トマトで軽く煮込むことで、ワインの若々しい味わいとトマトのフレッシュ感がマッチする。また、ワインの野性味が根菜と合い、ペッパーやカルダモンなどをかければ、ワインとの相性がさらに良くなる。

「国際品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローは手に取りやすいですが、渋みがあり、毎日だと飲み疲れる時もあります。そんな時に、軽く冷やしても喉越しの良い、ジューシー感のあるツヴァイゲルトレーベは毎日の食卓に合わせやすいのではと思います」とAmazonソムリエ原氏は解説した。

筆者も様々な根菜を使用し作ってみた。後味も軽くスッキリ飲める赤ワインとトマトの酸味、根菜とワインの土っぽさやスパイスの香りが上手に同調していた

ほかに合わせやすい家庭料理に関しては、

「ケルナーは『料理をライトに作る』ことがポイントです。例えば白身の魚に醤油ではなく、カルパッチョとしてオリーブオイルで合わせる方が良いです。

ツヴァイゲルトレーベは、『油脂分が強くなく、少しスパイスが効いているもの』がおすすめです。今回は脂が少ない鶏肉を選びましたが、牛肉の場合も脂をそぎ落として軽くソテーし、ペッパーをかけるだけでもOKです」と大越氏は解説した。

原氏は、ちぎったレタスにさば缶、塩レモンをかけたら、ケルナーと相性がバッチリだったというエピソードも披露してくれた。

ケルナーは冷蔵庫から出して10分程度の温度帯である6~7度くらいで、ツヴァイゲルトレーベは冷蔵庫から出して30分~1時間近く置き、少し冷たい状態から楽しむのが良いとのことだ。肩肘張らずに様々な家庭料理と一緒に合わせて、気軽に飲んでみたい。

世界からも熱い視線!日本ワインとクラフトビールの気になる将来性とは

和食は世界無形文化遺産に登録されていることから、世界中の人が和食に興味があり、さらに日本ワインや日本酒にも注目が集まっている。ナビゲーターの髭男爵ひぐち君も、日本ワインのやさしさ、繊細さに惚れ込んでいるそうだ。

日本ワインの今後の可能性について大越氏は、

「十分にあると思います。日本にしかない品種もあり、国際的に有名な品種もたくさん売れ始めています。これから日本の中でも地方性が生まれていくと思います。例えばフランスのブルゴーニュのように、『日本』というだけでなく、『北海道のワインはこんな感じで良いよね』と、地方の特徴で語られるような世界に期待したいです」と語った。

ビールに関して新井氏も、

「ワインはブドウ品種で選ぶように、ビールも『ホップ』でビールの味や、その先の料理との組み合わせが変わります。『ホップ』でビールが選ばれるようになることを期待し、ビールの新しい楽しみ方を今後も提案したいと思っています」と期待を込めた。

日本で造られるビールやワインだからこそ、和食や普段の家庭料理と合わせやすい特徴や魅力を持ち合わせている。お酒を通してその土地の個性や味わい、ストーリーを堪能することも、旅行気分を味わえて楽しい発見となるだろう。

グランポレール&SORACHI1984 Amazon商品サイト

【取材協力】
サッポロビール株式会社

取材・文/Mami
(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート
https://mamiwine.themedia.jp/

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