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思わず二度見しゃう!違和感がクセになるインテリア雑貨5選

2021.03.06

■連載/コウチワタルのMONO ZAKKA探訪

不思議に思う気持ちはとても大事だ。日常生活の中で当たり前に受け入れていることについて改めて考えるきっかけを与えてくれるからである。例えばモノのデザイン1つとっても、そのカタチが一般的になっているのには理由があるからであって、その理由を改めて考えてみると新しい発見があって面白い。今回はそんなきっかけを与えてくれそうな不思議な雑貨たちを紹介しよう。

脚が2本しかない椅子『Lambent Chair』

オーストラリアのデザイナー Glen Lewis-Steele氏による椅子には脚が2本しかない。これまでも脚の数が少ない椅子を幾つか紹介してきたが、この椅子の場合もトリックは同じで、椅子に付属するライトのケーブルが同時に椅子の3本目の脚となっている。この椅子の面白い点はもう1つあり、ユーザーが椅子に座るとその重みでライトが前に垂れてきて手元を照らしてくれる点だ。アイデアシートを覗いてみると、糸を使った玩具(キリンや馬の人形の中に糸が通っていて、ボタンを押すと糸が緩んで人形がぐにゃりと崩れるもの)からアイデアを着想しているようである。単純な動作でも毎日繰り返すと地味に響くものなので、他の動作に合わせて自動的に実行してくれるこういう機能は嬉しいものだ。現時点では残念ながらコンセプトのみの公開で製品化はされていないようである。

表情が見えてきそうな椅子『Monobloc』

Bert Loeschner氏がデザインしたこちらの椅子たち。顔がないのにその表情が見えてきそうだから不思議だ。あるものをブランコに乗り(と言っても、自分自身がそのブランコなわけだが)、またあるものはお互いを称え合うかのうように肩を組み、そしてまたあるものは傘を差しており、と自分を人間だと思いこんでしまったかのような椅子たちである。椅子としての機能には全く問題がないので、街中に置かれる椅子たちがこんな椅子ばかりだったら楽しい気分になるかもしれない。もっとも、夜にこんな椅子たちが置かれたエリアを独りで通るのはちょっと遠慮したいかもしれない。こちらの椅子たちもコンセプトのみの公開で製品化はされていないようである。

倒れそうで倒れない意地悪な花瓶『BALANCE』

世の中には見るからに危なっかしい、という人がいるものだが、その理屈で言うとこの製品は見るからに危なっかしい花瓶ということになる。私たちが安心感を覚える、というより当たり前に受け入れる花瓶というのは倒れにくいデザインをしているものである。しかし、この『BALANCE』 はトレイに乗った3つの花瓶いずれもが丸みを帯びた底部をしており、本当にこれで大丈夫だろうかと不安で一杯になる。もちろんそこはちゃんと仕掛けがあるわけで、底部に付いたマグネットが花瓶をトレーに固定する仕組みになっている。製品名はもちろんこの仕掛けから来ているわけだが、3種類の異なるカタチと色をした花瓶たちは互いに調和のとれたデザインをしており、ここにもバランスが存在している。花を活けなくてもオブジェとして十分通用するデザインだと思う。価格は税込26,460円で以前は「Generate Design」で扱われていたが、2021年2月12日現在取り扱いは終了してしまったようだ。

そもそも何に使うのかすら分からない黒い物体『Square Wind Bell』

この『Square Wind Bell』を初めて見てその用途を当てられる人がいたら勘の鋭い人かよほどの変わり者かもしれない。ひし形の鉄製プレートを2枚交差させたこちらの製品、その正体は風鈴の一種である。グラスに乗せると風を受けて本体が前後に揺れ、その際にグラスの中に入っているプレートがグラスを叩く仕掛けになっている。何に使うのだろうと不思議に思わせ私たちをワクワクさせるそのデザインはまるで現代美術のようである。そう思っていたらデザインをしたのはプロダクトデザイナー、サウンドプロデューサーの岡本光市氏とのこと。アートのように見えるのは当たり前である。何より嬉しいのは美術館や国際芸術祭で目にするようなデザインを、自分のものとして所有できることだ。

価格は税込3,190円で楽天市場から購入することができる。

見えてはいけないものが見えてしまった時計『The Front & Back』

見えているのである。…電池が。何の話かと言うとこれは『The Front & Back』の名前がついた壁掛け時計の話。長針と短針が電池になった面白いデザインをした時計だが、この時計が秀逸なのは針になっている電池がただのデザインではなく、この時計を実際に動かす電源でもある点。この時計の名前が表しているのは本来なら裏側にまわり人目につかないものが見えている状態なのだろう。もっとも、針は表側に来てくれないと時間も分からないので、まるっきり前後逆というわけではないのだが。こちらの時計はコンセプトのみの公開で製品化はされていないようである。

text/Wataru KOUCHI

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