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堅調に推移する米中の株式市場、利益成長率も拮抗

2021.03.02

バイデン新政権の誕生により、新たな局面を迎えようとしている米中関係。そんな中で、米中株式市場はどのような動きが予想されるのだろうか?

そんな「米中株式市場」に関するマーケットレポートがこのほど、三井住友DSアセットマネジメントより公開された。

総じて堅調な米中株式市場

年明けから世界的に株式市場は概ね堅調に推移している。米国株式市場も総じて堅調だが、主要国/市場で大きく上昇したのは中国株。代表的な株価指数のMSCI中国は2月22日現在で+13.4%と、S&P500種指数の同+3.2%を大きく上回っている。

拮抗する米中の利益成長率

米国では大型の景気対策への期待が強く、世界的な金融緩和も持続する見通しの中、企業業績の大幅改善が期待される。2021年のS&P500種指数の予想利益成長率は前年比+24.0%と前年からのリバウンドもあり、高い成長率が期待される。一方、いち早く経済が回復基調となった中国も同+17.5%と高い成長率が期待されている。両国とも2022年も高い成長率が続く見通しだ。

ともに利益成長が期待され、米中株式市場は堅調な展開を予想

2月10日に米中首脳会談が行われた。基本的人権問題では対立したものの、気候変動などの広範囲な領域での米中両国の協力について言及されるなど、融和的な面も垣間見られる。両国の競争は激化するとしても、ともに成長する構図は変わらないと判断される。

上位5セクターの時価総額ウエイトと利益成長率から米中を比較すると、米国は主力の情報技術の成長率が引き続き堅調。中国の情報技術の成長率も高いのだが、ウエイトが小さく、業績のけん引役としてはやや力不足だ。両国ともにウエイトの高いコミュニケーション・サービスは中国の成長率が米国を上回り、中国最大のウエイトの一般消費財・サービスの成長率は米国とほぼ拮抗している。

今後はワクチンの浸透に応じて、時間の経過とともに景気拡大の確からしさが高まる見通し。人の移動も活発化すると期待され、一般消費財・サービスの利益成長にけん引され、米中株式市場は堅調に推移すると予想される。

出典元:三井住友DSアセットマネジメント株式会社

構成/こじへい

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