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花粉飛散ピークの今を乗り切る医師おすすめの食べ物10選

2021.03.03

花粉飛散のピークを迎えている今の時期、花粉対策もより力を注ぎたい。そこで今回は、花粉症対策として役立つ、医師おすすめ食品を紹介する。また、最後には花粉症対策家電の新トピックスも紹介する。

医師が勧める花粉症対策の食品とは?

医師の日比野佐和子先生の見解によれば、花粉によるアレルギー症状を防ぐには、マスクや花粉をガードするスプレーや花粉症専用のメガネ、化粧下地などを使用して、なるべく花粉を付着させないこととともに、付着した花粉をすぐに洗い流すこと、目薬をすることなどが有効だという。

しかし、それらの対策を実施しても、完全にガードできるものではないため、身体自体をアレルギーに対抗できる状態に整える努力が必要だという。

【監修】

日比野 佐和子(ひびのさわこ) 先生
医療法人社団康梓会 Y'sサイエンスクリニック広尾統括院長、大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学特任准教授、医学博士。内科医、皮膚科医、眼科医、アンチエイジングドクター(日本抗加齢医学会専門医)。同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師、森ノ宮医療大学保健医療学部准教授、(財)ルイ・パストゥール医学研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長などを歴任。中医学、ホルモン療法、プラセンタ療法、植物療法(フィトテラピー)、アフェレーシス療法(血液浄化療法)などを専門とする。アンチエイジングの第一人者として国際的に活躍するほか、テレビや雑誌などにも数多く出演。

では、どのように身体の対策をとればいいか。

花粉症を軽くするためには、次の3つがポイントとなるそうだ。

・皮膚や粘膜を丈夫にしておく
・免疫力を高める(腸内環境を整える)
・免疫バランスを整える

これらに役立つ、おすすめの花粉症対策食品は次の通り。

1.たんぱく質を多く含む食品(大豆・肉・魚・卵など)

・大豆製品には粘膜を強くして防御力を養うビタミンB群、腸内環境を整える食物繊維も含まれる。

・肉類は、免疫細胞を効率よく作る。免疫力を維持するために必要なミネラルである亜鉛も豊富。

・魚は、EPA、DHAという不飽和脂肪酸(オメガ3)が含まれ、これらが血流を促進し、免疫バランスを整えることにつながる。

・卵黄には、皮膚や粘膜の正常保持に寄与するビタミンA(レチノール)、ビタミンEが多く含まれる。

2.ヨーグルト

・免疫細胞の約7割が集まっているという腸。腸内環境を整え、免疫細胞を活性化することが重要。腸内環境を整える乳酸菌などの善玉菌を摂れるヨーグルトには、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンAをはじめビタミンB群も豊富で、花粉アレルギーで炎症を起こしやすい部分を強化することにもつながる。

・ヨーグルトは1日200gを、花粉症対策であれば食後に食べるのがよい。食後は胃の中の胃酸が薄まっているために、乳酸菌が生きたまま腸まで届きやすくなる。

・ヨーグルトが肌の保湿機能を上げるという研究報告もあり、肌のバリア機能を上げることが知られている。そのため、花粉症肌荒れ対策にもおすすめ。

3.醗酵食品

・ぬか漬け、キムチ、納豆、味噌、醤油などの醗酵食品も、乳酸菌などの善玉菌が多く含まれている。

4.食物繊維が豊富な食品

・食物繊維が豊富なのは、麦や雑穀などの穀類、いも類、豆類、野菜類、果物類、きのこ類、わかめひじきなどの藻類など。

・食物繊維は水溶性(水に溶ける)と不溶性(脂に溶ける)に分かれるが、花粉症対策のためには特にビフィズス菌、善玉菌のエサになる水溶性食物繊維をより摂取したいところ。

・主食のごはんを水溶性食物繊維豊富な大麦ごはんに切り替えるのもおすすめ。

5.LPS(リポポリサッカライド)

・リポポリサッカライドとは、病原菌やアレルゲンが体内に侵入した際に、第一関門になってくれる免疫細胞の「マクロファージ」を活性化するといわれる成分。

・めかぶやわかめ、れんこんに多く含まれている。めかぶやわかめには「フコダイン」と呼ばれる成分も含まれ、免疫力を高める効果があるとされている。

6.パラミロン

・免疫反応に重要な働きをするヘルパーT細胞が変化して生まれるTh1細胞とTh2細胞は、バランスが大事だという。そのTh1細胞とTh2細胞のバランスを整えるのが、パラミロンという食物繊維だ。

・パラミロンは、ユーグレナ(和名ミドリムシ)という藻類だけに含まれている。

・パラミロンには、自律神経を整え、睡眠の質を向上させたり、疲労を回復させたりする効果があることも示唆されている。

・ちなみにユーグレナには前述の前項のリポポリサッカライドも含まれている。

7.きのこ類

・きのこ類は食物繊維が豊富な上に、多くは「β-グルカン」が含まれ、免疫細胞を活性化する作用がある。

・きのこ類には、ビタミンB1やB6、ナイアシンも含まれ、皮膚や粘膜を保護する効果、精神の安定をもたらす効果があるといわれている。

8.赤ワイン、コーヒー、チョコレートのポリフェノール

・ポリフェノールは、野菜や果物、豆類、いも類、藻類などの植物が有害なものから自身を守るために作り出す成分「ファイトケミカル」の代表格。

・赤ワインのポリフェノールやチョコレートに含まれるカカオポリフェノールには免疫バランスアップ効果が期待できる。

・コーヒーに含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」も抗酸化作用が高く、免疫バランスアップに役立つといわれる。ただし、コーヒーの摂りすぎは胃酸過多の原因となり胃を荒らすため、1日400mlまでを目安にするとよい。

9.緑茶やハーブティー

・緑茶に含まれる「カテキン」は、花粉症などのアレルギー反応の原因となる「マスト細胞」の活性化を抑制し、かゆみや鼻づまりの原因であるヒスタミンの放出を抑えると考えられている。カテキンを含む飲み物を飲むと、スギ花粉症の鼻の症状、目の症状が緩和されることがわかっている。

・ハーブにも、花粉症の原因物質であるヒスタミンの放出を抑える作用や、抗酸化作用や抗炎症作用が確認されている。

・くしゃみや鼻水、目のかゆみを和らげるエルダーフラワーティーや、鼻づまりに効果があるといわれるネトルティー、リラックス効果のあるカモミールティーなどがおすすめ。

10.身体を温める食材

・体温が1度下がると代謝は12%ダウンし、免疫機能もダウンするといわれている。

・体温を上げる食材として、しょうが、とうがらし、わさび、にんにくがある。

・身体を温める野菜は、冬が旬の野菜や地面の下にできる野菜で、黒・赤・オレンジ色の野菜。ニンジンやごぼうが代表的だ。身体を冷やす野菜は、夏が旬で地面の上にでき、白・青・緑色の葉物野菜。

これらの食品を花粉症対策にプラスして、この時期を乗り切ろう。

新型コロナも一緒に対策?花粉対策家電の新たな可能性

近年は、花粉対策製品もぞくぞく増えており、特に空気清浄機やエアコン、洗濯機などの家電の花粉抑制の性能も上がっている。そんな中、ニューノーマル時代ならではといえる、新たな未来が見えてきた。

●パナソニック「ナノイーX」に新型コロナウイルスの抑制効果

パナソニックの加湿空気清浄機やエアコンは、花粉対策に役立つ家電の一つ。独自の「3Dフロー花粉撃退気流」と帯電微粒子水「ナノイーX」が花粉を抑制するものもある。

帯電微粒子水「ナノイーX」は、空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの高粒子イオン。様々な物質に作用しやすい「OHラジカル(高反応成分)」を含んでいるのが特徴だ。

臭気成分を溶かす性質があるため、空気浄化に応用されており、カビや花粉、ニオイ、PM2.5、菌・ウイルス、アレル物質の働きを抑制する。このナノイーXが搭載されている家電は、花粉対策はもちろん、さまざまな物質に対抗するため、一年中使える。

その帯電微粒子水に、新たに「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」に対する抑制効果が確認された。

今年2月にパナソニック社がTexcellと共同で発表した検証実験結果によると、45Lの試験空間において、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に帯電微粒子水の曝露有無による比較実験を実施した結果、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対し、2時間で99.99%の抑制を確認したという。

なお、確認は密閉した試験空間で実施したものであり、実使用空間における確認ではないとのことだ。今後、ニューノーマル時代の花粉対策として、新型コロナを含む対策ができる新たな可能性が見えてきた。

*

食品、家電からの花粉対策に関するトピックスを紹介してきた。ピークの時期も積極的に対策を行って、少しでも影響を抑えて過ごそう。

取材・文/石原亜香利

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