
2020年は、旅行好きにとってつらい1年となった。ワクチンの接種が開始されるなど、少しずつ“収束”の兆しが見えてきた今年こそ、気兼ねなく旅に出かけられるようになればと願っている人も多いことだろう。
そんな未来の旅の参考にしたい西日本における「最も居心地の良い場所」のランキングとその地域のおすすめの宿泊施設がこのほど、ブッキング・ドットコム・ジャパンにより発表された。
2021年西日本で最も居心地の良い場所TOP5キーワードは「自然」と「文化」!
ユーザーのクチコミに基づき西日本で最も居心地の良い地域を調べると、アワード受賞対象施設の割合が最も高かったのは屋久島(鹿児島県)だった。このほか、読谷村(沖縄県)、豊岡市(兵庫県)、松江市(島根県)、白浜町(和歌山県)がランクインしており、人々が集まる人気観光スポットよりも豊かな自然や文化を体験できる地域が多くなっていた。
2021年のTraveller Review Awardsでは、日本からは1万3860の施設・企業が受賞した。今回は東日本編に続き、2021年に受賞した西日本にある宿泊施設を一部紹介する。人々が再び安全にそして気軽に旅行を楽しめるようになったときに行ってみたい、最高のおもてなしと温かい歓迎を期待できるおすすめの滞在先とその周辺情報を調べながら「妄想旅」をお楽しみいただきたい。
■屋久島(鹿児島県)
1993年に世界自然遺産に登録された屋久島には、屋久杉や苔むす森のある白谷雲水峡など、豊かな自然が広がる地域。雄大な自然をトレッキングして体感するだけでなく、屋久島環境文化村センターや屋久杉自然館でさらに詳しく学ぶこともできる。屋久島のシンボル屋久杉のなかでも最大にして最古の縄文杉まで徒歩10時間かかるトレッキングで汗を流し、神秘的な景色を体験したい方におすすめだ。
おすすめの宿泊施設:前方はオーシャンビュー、後方はマウンテンビューという海も山も楽しむことができるYakushima Pension Luana Houseは、南国の雰囲気がただようペンション。2020年のTraveller Review Awardsでも多くの旅行者から高評価を集めていたオーナーのあたたかいおもてなしに癒されることができる。
(クチコミスコア10点満点中、9.9点を獲得)
■京都市(京都府)
人気観光スポット京都市には、世界遺産に登録されている清水寺や鹿苑寺(金閣寺)などの寺社仏閣はもちろん、食、工芸品、建造物など、日本文化を堪能することができる。
一歩市街地を離れれば、のんびりとした空気が流れる自然豊かな大原で里山暮らしを体験することもでき、国内旅行や有名観光スポット巡りではなく、その土地の隠れた魅力も再発見する旅に出かけたい方におすすめの地域だ。
おすすめの宿泊施設:風情ある観光地が近くにありながらも、落ち着いた滞在ができる路地裏にあるゲストハウス東山の宿えんがわ。早朝から散歩や参拝に出かけ、その後は市街地から離れた京都の自然と触れ合うといったそれぞれにあった旅行プランを楽しむことができる。
(クチコミスコア10点満点中、9.8点を獲得)
■北谷町(沖縄県)
沖縄本島中部にあり、異国情緒な雰囲気が広がる北谷町には、アメリカンな雰囲気でショッピングやグルメが楽しめる施設や、サンセットの美しいビーチ、歴史を感じられるスポットがあり、それぞれに合った旅行を楽しむことができる。
見事な青のグラデーションや水平線に沈んでいく夕日など、沖縄だからこそ堪能できる海のさまざまな表情を見て感じることで、気持ちを
おすすめの宿泊施設:エントランスのトロピカルガーデンでプルメリアやヤシの木、バナナ、ハイビスカスの花が年中出迎えてくれる美浜ビーチハウス。マリンアクティビティやスポーツ、ホエールウォッチングツアーでアクティブに過ごすことはもちろん、ミッドセンチュリースタイルで統一されたお部屋でご家族と団らんを楽しみたい方にピッタリだ。
(クチコミスコア10点満点中、9.8点を獲得)
出典元:ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社
構成/こじへい
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