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世界の株式市場、2021年は米国に加えて中国、日本、アジアが牽引役に

2021.02.25

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大や、米大統領選挙でのバイデン氏勝利を受けて、世界の株式市場はどのような動きを見せていたのだろうか?そして、ワクチンの普及によって、コロナ禍収束の兆しが見えてきた2021年の展望とは。

そんな、世界の株式市場における昨年の振り返りと今年の予測をする、三井住友DSアセットマネジメントによる最新レポートがこのほど公開された。

2020年の世界株式市場は堅調

2020年の世界経済は新型コロナウイルスの感染拡大と経済活動の制限からリーマンショックを超える大幅な悪化となった。

その中で、大胆な金融緩和と未曽有の財政出動に加え、ニューノーマルの流れを的確に捉えるIT企業が多く上場する米国NASDAQ市場が、世界の株式市場の中心として大きなけん引役となった。

NASDAQから解放される世界の株式市場

世界の株式市場は昨年11月に大きな分岐点を迎えた。米大統領選挙でバイデン氏が勝利したこと、新型コロナウイルスのワクチンの実用化にメドが立ったことなどが背景だ。

それ以降、景気回復に対する期待が確信へと変化する中、過剰流動性は、出遅れた株式市場へと向かい始めている。2021年2月までにその流れは一気に加速することになった。

年初から2月16日までの主な株価指数の騰落率を見ると、最高値更新を続ける米国は、NASDAQが+9.1%。一方、MSCI中国が+19.5%、香港ハンセン指数も+13.3%とNASDAQを大きく上回る上昇率で中国市場の堅調さが際立っている。日本市場も日経平均株価などが堅調だ。

21年は米国に加え、中国、日本、アジアがけん引役に

米国では大型の景気対策への期待は強く、世界的な金融緩和も持続する見通し。また、ワクチンが普及し始めたことで、世界経済の先行きに明るさが増している。

これまでは米国市場中心の期待形成だったが、中国、日本、そしてアジアの景気・企業業績の回復に対する期待度が高まっている。21年は米国市場に加え、中国、日本、アジア市場が堅調に推移すると期待される。世界の株式市場は、ようやくNASDAQ中心の期待形成から解放され始めた。

出典元:三井住友DSアセットマネジメント株式会社

構成/こじへい

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