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オオタカの羽ばたきを高速連写で捉えたオリンパスの超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」の実力

2021.02.27

■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所

時速130kmで急降下するオオタカを狙う

鷹匠が自在に操っている鷹がオオタカである。もともとは山に住む鳥だったが、1980年頃から関東の標高の低い地域でも見られるようになった。その数は徐々に増え、関東地方とその周辺だけで約5800羽が確認されているという。何と拙宅の近所にもオオタカが現れたという情報を得た。写真家、小平尚典氏と待ち合わせて「ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」でその姿を捉えたいと思う。

撮影は手持ちでドットサイト照準器「EE-1」を使う。カメラボディはOLYMPUS「OM-D E-M1 MKII」なのでシャッターを切る前から高速連写が可能なプロキャプチャーモードを試したい。

EE-1のセッティングを詳しく説明

撮影の前にドットサイト照準器「EE-1」の調整方法をもう少し詳しく説明しておこう。本体正面の左側にあるダイヤルが左右調整用、右側にあるのが上下調整用である。これ以外に左側面にドットのON/OFF兼、輝度を調整するためのダイヤルがある。調整するのは自分がよく鳥を狙う距離、分からなければ10mぐらいの所に被写体を置いて調整しよう。カメラを三脚に固定して、赤いドットと液晶モニターとのズレを比較する。実際にシャッターを切ってみて、まず左右を調整、次に上下を合わせる。

スコープのように片目を閉じてのぞき込むのではなく、両目を開けて、左目で全景を右目でドットを見て、被写体を追いかけるのが正しい使用法。明るい屋外ではドットの明るさは4か5で、まぶしいようなら暗くしていっても構わない。これで動く鳥を確実に追尾できるようになりたい。

折りたたみ時の「EE-1」は光学系が収納された状態になる

使用時には高さが増えるが幅と奥行きは変わらない

前面には赤くコーティングされた対物レンズが見える

赤いドット(OLYMPUSの表記はレティクル)は実際にはこんな風に見える

左側が左右の調整、右側が上下調整用のダイヤル

サイドには輝度を調整するダイヤルがある

オオタカは舞い降りた、そして微動だにしない

小平氏と阿佐ヶ谷駅で待ち合わせ、徒歩で2.7kmを散歩がてら歩き撮影ポイントに到着。直接、木を狙うか。川の対岸から撮るかを検討する。カメラマンは対岸に多いので、話を聞いてみると、オオタカはさっきまでいたが獲物を見つけたようで一直線に飛んでいって戻って来ないという。

何とギリギリでシャッターチャンスを逃したようだ。仕方がないので川沿いを歩いて、巣のある木の方に戻ると、メスのオオタカが飛んできた。そして定位置の高い木の梢に止まったのだ。実は小さすぎて近所のおばちゃんにどこにいるか教えてもらった。肉眼で見ると白い豆粒ぐらいの大きさなのだが、ED 100-400mmを使えば表情までハッキリ分かる。

抜群の晴天なので1.4倍のテレコン「MC-14」を装着しても高速シャッターが切れる。アングルもバッチリで後はオオタカが飛べば秒60コマのプロキャプチャーモードで撮れるのだが、これが飛ばない。いっこうに飛ばないどころか、微動だにしない。そのまま40分が経過、飽きたので機材をまとめてカワセミが現れる池まで足を伸ばすが不発に終わる。戻って来てもオオタカは先ほどの定位置から動いていなかった。現地に到着してから2時間経過、同じくオオタカを狙っている人によれば、飛ぶとすれば3時半か4時頃だそうだ。いまは2時前なのであと1時間半ある。小平氏と相談して2時まで待つことにした。

2時3分過ぎ、動きがあった。尾羽を広げて飛びそうな気配、プロキャプチャーモードでシャッターを切るとすぐ隣の枝まで飛んだ! 距離にして1mもないのだが飛んだからよしとしよう。2時までの約束だったが、もう少し粘ることにして、周囲の人たちと雑談している隙に、今度こそ飛んだ。別の木まで。2時25分の出来事だ。枝の下まで移動して別アングルを撮影して本日は終了。オスが飛来してつがいの状態も見たかったのだが、手持ちの限界だ。次回は一脚か三脚を持参したいと思った。

200mm相当で撮った木の上の方に止まったオオタカのメス
OLYMPUS OM-D E-M1MKII ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 1/400sec F5.4-0.3 ISO400

800mm相当までズーミングしたが、木までの距離がありまだまだ小柄に見える
OLYMPUS OM-D E-M1MKII ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 1/400sec F6.3-0.3 ISO400

テレコンを使って1120mm相当にするとオオタカの表情が見えてきた
OLYMPUS OM-D E-M1MKII ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 1/250sec F9-0.3 ISO400

1120mmをトリミングするとかなり迫力のある写真になった
OLYMPUS OM-D E-M1MKII ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 1/125sec F10-0.3 ISO400

突然、尾羽を広げて飛ぶそぶりを見せるオオタカ
OLYMPUS OM-D E-M1MKII ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 1/100sec F11 ISO800

プロキャプチャーモードの連写Lを使用。AFは固定となり、60fpsで撮影できる
OLYMPUS OM-D E-M1MKII ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 1/100sec F11 ISO800

飛んだのは隣の枝まででガッカリ。羽根を広げて飛ぶ所をドットサイトで追いたかった
OLYMPUS OM-D E-M1MKII ED 100-400mm F5.0-6.3 IS 1/100sec F11 ISO800

写真・文/ゴン川野

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