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当たり前のように使われている「ビジネスモデル」の定義とは?

2021.03.03

新しい事業や企画を立ち上げる際、しっかりしたビジネスモデルを作ることは非常に重要だ。しかし、改めて「ビジネスモデルとは何か?」と問われると、正しい意味を説明できないという人もいるかもしれない。

そこで本記事では、ビジネスモデルの定義や実際の例、代表的なフレームワークであるビジネスモデルキャンパスなどと一緒に紹介していく。

より良いビジネスのために重要なビジネスモデルとは?

まず、ビジネスモデルとはそもそもどういうものを指すのか解説していこう。ビジネスモデルとは、大まかに言うと「企業が提供する商品やサービスに関する事業戦略」のこと。しかし、実はその定義はさまざまで、時代や扱う人によって考え方が少しずつ異なる。

ビジネスモデルの定義とは何か?

ビジネスモデルの定義は、大きく3つのタイプに分類することができる。まず、「(1)お金の流れに着目した収益モデルや課金モデル」。次に、「(2)企業の価値をどのように生み出すか、その仕組みを様々な切り口で表現することに重点を置いたビジネスモデル」。そして最後に、「(3)今後生み出すビジネスの設計図として、ビジネスの構成要素に注目したモデル」だ。

ビジネスモデルを考える時に重要なのは「who(顧客は誰か)」「what(何を提供するのか)」「How(どのように提供するのか)」「why(なぜ利益を生み出すのか)」の4つの要素と言われており、この4つが明確にできていないものは、継続した収益を生み出すのは難しいとされる。

ビジネスモデルの基本パターンとは

ビジネスモデルには、ある程度決まったパターンがあるのをご存知だろうか。新しくビジネスモデルを作る際には、それらのパターンの中から自社のサービスや商品に適したものを選び、応用していくのが一般的だ。代表的なビジネスモデルの種類をいくつか紹介しよう。

1.シンプル物販モデル

個人、あるいは企業がサービスや商品を開発・製造し、それを消費者に提供することで利益を得る、シンプルなビジネスモデル。多くのメーカーや、農家などの第一次産業がこれに該当する。

2.小売りモデル

自社で商品を製造することはせず、商品を仕入れて消費者に販売する形態。百貨店や書店が代表例だ。商品の製造を行わない以外は物販モデルと近いが、競合他社が多く、利益率が低いという特徴がある。

3.継続課金モデル

サービスや商品を継続的に利用してもらうことで収益を生み出すモデル。解約されないような価格設定や、サービスの充実が求められる。例えば、スマホやウォーターサーバー、雑誌の定期購読が当てはまる。

4.フリーミアムモデル

「フリーミアム」とは、「フリー」と「プレミアム」の2つの言葉を組み合わせた造語で、一部無料でサービスや商品を提供し、そこから有料の顧客を獲得するモデル。フリー部分とプレミアム部分のバランスが重要となる。オンラインの新聞記事や、abemaTVなどの無料動画サービスのように、ネットコンテンツと相性が良い。

実際の企業が作ったビジネスモデルの例

多くの消費者に支持される商品やサービスが生まれた背景には、従来の欠点や課題を解決する革新的なビジネスモデルがある。優れたビジネスモデルを作るためには、成功した事例を参考にすることも大切だ。

俺のフレンチ

フランス料理はゆったりと時間をかけて楽しむもの、という常識を覆す「立ち食いスタイルのフレンチ」で一躍有名になった俺のフレンチ。立ち食いスタイルにすることで、回転率の向上や一店舗当たりの収容人数を増やすことができ、高品質な料理を安価で提供できる仕組みを作った。

ZOZOSUIT

計測用のスーツを着用し、ショッピングサイトと紐付けすると自分のサイズに合った商品が購入できるZOZOSUIT(ゾゾスーツ)。ネットで服を購入する際のデメリットの一つ、「試着できない」点を解決し大きな話題となった。

ビジネスモデル作りに活用したいビジネスモデルキャンバスとは

実際にビジネスモデルを作成する時に役立つのが、ビジネスを構成する要素を視覚的に把握できるフレームワークだ。特に使われることの多いのが「ビジネスモデルキャンバス」。どういったものなのかを紹介していこう。

ビジネスモデルキャンバスはビジネスモデルをまとめるフレームワークの一つ

ビジネスモデルキャンバスとは、ビジネスを構成する要素を9つに分解し、それぞれの関わりを視覚的に把握できるようにしたフレームワーク。無料で入手できるテンプレートに9つの項目を記入していくだけで作成することができる。

ビジネスモデルキャンバスを構成する9つの要素は、「顧客」「価値提案」「チャネル」「顧客との関係」「収益の流れ」「キーリソース」「主要活動」「キーパートナー」「コスト構造」。これを、企業に関係する項目・顧客に関係する項目・企業が提供する価値・資金の構造の4つのエリアに振り分ける。

ビジネスモデルキャンバスを利用すると、自社の強みや競合他社との違い、顧客視点と企業視点のバランス、改善しなくてはならない欠点などを確認しやすくなるのが大きなメリット。

その他のフレームワークとビジネスモデルキャンバスの違いとは?

ビジネスモデルキャンバスと同じように、ビジネスモデルを可視化するフレームワークとして用いられているのが「リーンキャンバス」だ。ビジネスモデルが主に既存の事業の継続や発展に特化しているのに対し、リーンキャンバスはビジネスの課題や価値に重点を置いており、既存の事業ではなく「これから新規に立ち上げる企画の方向性」を検討する場合などに利用されることが多い。

文/oki

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