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スマホマニア必見!iPhone 12 Pro Maxのライバル機「Galaxy S21 Ultra 5G」の完成度をグローバル版で検証

2021.02.23

美しいディスプレイと高いカメラ性能で世界的に人気の「Galaxy S」シリーズ。2021年1月には最新モデルとなる「Galaxy S21 5G/Galaxy S21+ 5G/Galaxy S21 Ultra 5G」が同時発表となりました。

日本での発売はまだ発表されていませんが、海外モデルは発売済み。今回はグローバル版の「Galaxy S21 Ultra 5G」を一足先に試せたので、レビューをお届けしていきます。

なお、本端末はまだ日本での技適未取得端末なので、総務省の「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」に届け出を出したうえでのテストを行っています。

Galaxy S21 Ultra 5Gの価格・性能はいかに!?

先に紹介した通り、Galaxy S21 5Gシリーズは日本での発売は未発表。そのため正式な販売価格や取り扱いキャリアは2021年2月初旬時点で不明です。

米国でのGalaxy S21 Ultra 5Gの販売価格は1399ドル。現時点でのレートで換算すると14万6841円となっているので、15万円前後での販売になるでしょう。

また、前モデルである「Galaxy S20 5G」シリーズは2020年3月に発売を開始しましたが、「Galaxy S20 Ultra 5G」は2020年7月と遅れての発売。最新モデルがどうなるかはわかりませんが、春ごろに3モデル同時に発売されることに期待したいです。

ため息が出るほど美しいディスプレイとボディ

Galaxy S21 Ultra 5Gは約6.8インチのエッジディスプレイを搭載。ちなみにGalaxy S21 5G/S21+ 5Gはフラットディスプレイを搭載しています。

左からiPhone 12 Pro、Galaxy S21 Ultra 5G、Galaxy S21 5G

Galaxyシリーズのエッジディスプレイといえば、側面が大きく湾曲しているイメージが強いですが、本端末のエッジ部分は控えめな印象で、ほどよく大画面を堪能できます。

リフレッシュレートは10Hzから120Hzの可変式で、コンテンツに合わせて自動的に調整することも可能です。リフレッシュレートを上げるとバッテリーの消耗が激しくなるので、動作によって10Hzまで下げられるのはポイントでしょう。

特徴的なのが背面デザイン。カメラユニット部分が側面と一体化した見慣れない形状ですが、筐体としての統一感があり美しい仕上がり。レンズの出っ張りもデザインに組み込まれた形で、カバーをつけなくても楽しめるデザイン性です。

カラーバリエーションは「ファントムブラック」「ファントムシルバー」の2色に加え、「Samsung.com」のオリジナルカラー「ファントムチタニウム」「ファントムネイビー」「ファントムブラウン」の3色も用意されていますが、5色すべてが日本で発売されるかはわかりません。

今回試したのは「ファントムブラック」。実は本端末のグローバル発表会の際、特に黒の美しさについて強調されていました。発表会を聞いている段階では「なんでそんなに色をアピールするのだろう」と思っていましたが、実物を見て納得しました。

スマートフォンとしては見かけない深みのある黒には高級感があり、指紋が付きにくいマットな仕上がりも特徴的です。今回実機を試して筆者が特に気に入った部分の1つがこの「黒の深み」でした。

左がGalaxy S21 Ultra 5G、右はGalaxy Note20 Ultra 5G。同じ黒だが色味が違う。

待望のSペン対応で操作性抜群!

Galaxy S21 Ultra 5Gが前モデルから進化したポイントとしてまず挙げられるのが、専用の「Sペン」に対応した点でしょう。「Galaxy Note」シリーズの専売特許ともいえるSペンでしたが、大画面でカメラ性能にも優れた本端末にも満を持して対応した形です。

今回はGalaxy Note20 Ultra 5Gに内蔵されているSペンを使用してみましたが、Bluetooth接続するといった操作は必要なく、そのままディスプレイに近づけるだけでショートカットメニューが起動。画面の操作もすぐに始められます。

Sペンでの操作性もNoteシリーズとそん色なく、機能が制限されていることもありません。ちょっとしたメモをスマートフォンでとったり、写真に直接手書きでメモを残したいという人にも満足がいく機能でしょう。

Noteシリーズと違う点として留意しておきたいのが、Sペンは本体内蔵ではなく別売りという点です。公式サイトではSペンを格納できる専用ケースも販売されるようです。

4眼カメラは望遠レンズが2つ! 近くも遠くもきれいに収める

Galaxy Sシリーズといえばカメラ性能、という人もいるでしょう。Galaxy S21 Ultra 5Gの背面カメラは12MP超広角/108MP広角/10MP望遠×2の4眼構成となっています。

望遠レンズを2つ搭載したことで、ズーム撮影時の画質が向上。ズーム率は光学で10倍・スペースズーム(超解像度ズーム)が100倍となっています。

実は前モデルのGalaxy S20 Ultra 5Gでも100倍ズームに対応していましたが、最大までズームした際の画質は落ちてしまっていました。100倍という圧倒的なズーム率なので仕方のない部分ですが、この画質がかなり改善されています。

また、AIを利用したズームロックに対応しているため、手振れ補正機能も強化されています。動画撮影時に振れが少なくなるのはもちろん、ズーム時も安定した写真撮影が可能です。

また、使っていて驚いたのがマクロ撮影の画質です。紹介した通り本端末にはマクロレンズは搭載されていないのですが、「レーザーフォーカス」の搭載で近距離撮影も優秀になっています。

以下はGalaxy S21 Ultra 5Gで撮影した写真になります。

夕暮れ空も通常モードでこの明るさ

夜景モードにて撮影

安定した操作性/大容量メモリとストレージで超快適

処理性能に関わるチップセットは、発売地域によって自社開発の「Exynos2100」、「Snapdragon 888」のどちらかが採用されます。日本で発売のGalaxy SシリーズにはSnapdragonシリーズが搭載されてきたので、今回も「Snapdragon 888」が搭載されることでしょう。

5G通信にも対応した最新のチップセットということもあり、操作性は抜群。SNSの閲覧といった動作から、FPSゲームなども何1つストレスなく動きます。

メモリは12GB・16GBの2モデルがあり、ストレージは128GB・256GB・512GBの3モデルがあります。すべての組み合わせが日本で発売されるかはわかりませんが、最小構成の12GB/128GBでもハイエンドスマートフォンとして十分なスペックでしょう。

値段さえ許せば間違いなく「買い」の1台

美しい大画面ディスプレイと独創的なボディ、Galaxy Sシリーズらしい高性能カメラを搭載し、Sペンにも対応したGalaxy S21 Ultra 5G。動作性もハイエンドスマートフォンとして満足いく仕上がりで、日本での発売が待ち遠しい端末です。

ここまで完成度が高いとなると、気になるのはやはり値段です。海外での販売価格は約15万円程度なので、日本でもそれくらいの価格になることが予想されます。

もちろん決して安い端末ではありませんが、予算が許すのであればぜひ手に取ってほしい1台です。

取材・文/佐藤文彦


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