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65歳以上のシニア世代の5%がスキルを活用して600万円以上の収入を確保

2021.02.22

激動の戦後を生き抜いてきた65歳以上のシニア世代。長年培ったその知恵と経験は、今の若者たちにとってもかけがえのないものとなるはずだ。

そんなシニアのスキル活用に関する意識調査がこのほど、「くらしのマーケット」会員の男女883名を対象にして実施された。なお本調査において、シニアは65歳以上と定義している。

どのくらいの頻度で家族・親戚以外のシニアと話す機会がある?

年代が若くなるにつれ、シニアとの対話機会は減少する傾向が見られ、2・30代においては半数近い44.5%の人が「月1回以下」と回答した。

シニアが持つ技術や経験・知識について学ぶ機会が欲しいと思いますか?

2・30代の意欲度が最も高く、5人に1人は「とても学びたい」と回答、「どちらかと言えば学びたい」も含めると過半数を占める結果となった。若い年代ほどシニアとの接点が少ない一方で、シニアからスキルを学ぶ機会を欲しいていることがわかった。

「学びたい」と回答した人に具体的に学びたいことを聞いたところ、仕事における専門技術のほか、社内での振る舞い方や部下の育て方といった人間関係にまつわるものや家事や育児など生活の知恵などが多く挙げられた。

■シニアから学びたい理由や学びたいこと(一部抜粋)

・経験豊富な方々から、それぞれの経験談など現在とは違う仕事の仕方等、基礎的な技術の積み重ねからなる仕事に興味があります。(50代・男性)
・昔ながらの家庭料理、掃除術、その土地の昔から今の歴史。(30代・女性)
・掃除や料理など今の流行と昔からの知恵を融合させて、合理的で効率よく家事を行いたいと思うので。(30代・女性)
・この年になると、母親がしていた家事について、今更ですが習っておけば良かったなと思うことが多くあります。例えば魚のおろし方、魚ツミレの作り方、らっきょう漬物、梅酒等。(50代・女性)
・不動産投資や株などの専門分野についてのアドバイスの他、人間関係について経験者の意見も欲しい。(40代・男性)
・IT時代以前の、現在と異なる仕事のやり方を知りたい。それによって変わるもの変わらないもの、本質が見えてくると思うので。(50代・男性)

(65歳以上)仕事や趣味で培った技術や経験・知識で「これは若者にも負けない」というものは?

約半数の49.3%のシニアが「ある」と回答した。また、「わからない」も31.0%となっており、自身のスキルがどのくらい役に立つものか推しはかれないものの何かしらのスキルはあるというシニアも多いようだ。

若者に負けないスキルが「ある」と回答した人に具体的な内容を聞いたところ、「掃除」や「料理」などの生活にまつわるものから「プログラミング」「グラフィックデザイン」といった一見シニアには習得が難しそうな最先端スキルまで幅広い特技が挙がった。

■自身が持っているスキルについて(一部抜粋)

・広い知識に基づいた話術、韓国とベトナムについての知識、人脈など(70代以上・女性)
・会席料理(70代以上・女性)
・一級管工事設備設備士資格保有(70代以上・男性)
・プログラミング(60代後半・男性)
・布地裁断技術(60代後半・男性)
・健康・美容に関する経験と知識(60代後半・女性)
・グラフィックデザイン(60代後半・男性)
・絵画、似顔絵など(70代以上・女性)
・掃除と草刈り等の作業(60代後半・男性)
・英語、ドイツ語(60代後半・女性)

(若者に負けないスキルが「ある」と回答した人)その技術や経験・知識は現在活用できていますか?

過半数の57.1%が「活用できている」と回答した一方で、4人に1人は「活用したいができていない」と回答した。活用ができていない理由としては「健康上の問題がある」「初期投資金がない」といった止むを得ない事情も見受けられた。

一方で、「需要があるのかがわからない」「なんとなくきっかけがない」という理由が最も多く、特別な事情がないままスキルを持ち腐れさせてしまっている人も多いことが伺えた。

(スキルを「活用できている」と回答したシニア)技術や経験・知識をどのように活用していますか?

最も多かったのは「会社・組織に所属して収入を得ている」(45.0%)、続いて「個人で収入を得ている」(20.0%)となった。また、「ボランティア」や「自給自足」など収入としてではなく、彩りある人生の一助としてスキルを活用している人もいるようだ。

続いて、スキルの活用によって年間、どのくらいの収入を得ているかを聞いたところ、収入を得ている人で最も多かったのは「200万円以上300万円未満」となり、中には「600万円以上」の収入を得ている強者もいた。

「きっかけがない」「需要があるかわからない」という理由でスキルを活用していない人はまず試してみることで思わぬ収入や彩りある暮らしを手に入れられるかもしれない。

<調査概要>
調査タイトル :「スキルの活用」に関するアンケート調査
調査対象 :「くらしのマーケット」会員の883名
調査期間 :2021年1月8日~1月15日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :みんなのマーケット株式会社

出典元:みんなのマーケット株式会社
https://www.minma.jp/

構成/こじへい

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